抗不安薬がPTSDを統合失調症に「悪化」させる。
PTSDの治療指針が「初めて」作られたと報道があった。日本トラウマティック・ストレス学会が作ったというその指針を見て思わず笑ってしまった。
主な内容は呼吸法などできるだけ「薬を使わない」対処を勧め、薬の使用は「慎重」に行うこと。抗不安薬は「効果が無い」ので使用せず、SSRIを長期にわたって使うと発作を予防できる、というような内容である。
抗不安薬は効果が無いって?効果の無い薬で息子は12年の人生を奪われたのか?今更何を言っているのだろう。PTSDには抗不安薬が有効、積極的に使用を勧めていたはずではないか!PTSDと診断されたわけでは無いが症状はほとんど変わらない状態だった息子に、わずかな診察時間で「抗不安薬」を「安易」に処方したではないか!
PTSDをはじめストレスによる精神疾患のほとんどは前頭葉が萎縮し細胞を破壊してしまうことによって起きることがわかっている。これはすでに明らかにされている理論であり、これらの疾患が初期の統合失調症だと言われる理由である。
統合失調症もすべてではないが前頭葉の萎縮によるものであることが明らかになっている。結果としてPTSDの患者は精神科医によって統合失調症にされるのである。その理由を本人のせいにして「もともとの精神疾患が悪化した」と表現するのだ。薬の添付文書には「統合失調症の患者には使用してならない」趣旨の記述がある。
抗不安薬を処方した場合悪化する確率は100%近い。効果が無いなどという話ではない。
それにしてもなぜ今頃?という疑問がわいてくる。効果がないだけなら何も方針を変更する必要などないし、効果の無い薬でも出しておけば儲かるのだからそれに越したことはないはず。さすがに悪化する確率があまりにも高いので「ちょっとヤバくない?」と方針を変えたのだ。このギョーカイの人間が薬を使わない治療方針を示すということがどれほどの非常事態か頭の良い方ならわかりそうなものだ。この方針変更が恐るべき副作用が多発していることの何よりの証拠、私のようなバカな素人が気が付く前に幕を引いてしまおうということなのだろう。
それにしてもこれまでどれだけの人が人生を奪われ統合失調症にさせられたことか。統合失調症と診断されればまだ良いが「自然に性格が変わっただけ」とされた凶悪犯罪者はどうすればいいのか?皇太子妃の立場が危うい雅子様はどうすればいいのか?
抗不安薬は前頭葉を萎縮させ記憶や知識には全く影響を与えず「感情」だけを幼児や赤ん坊以下の状態に半永久的にリセットする。統合失調症やわけのわからぬ凶悪犯罪は幼い感情が正常な記憶知識をコントロールできなくなって起きる症状なのだ。
素人がバカバカしいことをと多くの方は思うだろう。しかし調べれば調べるほど私の理論が正しい証拠が見つかり、すべてのつじつまが合う事実を否定する方が非論理的である。
この指針を末端の精神科医が守れば副作用の発症は減ると思われる。それ自体は歓迎すべきだがSSRIにも「統合失調症の患者には使用してはならない」という記述があるのだ。
SSRIは抗不安薬とは違って脳内化学物質セロトニンを増加させる効果があるとされる。この効果が正しく起きれば症状が低減されるはずなのだが、SSRIにも同じく「統合失調症の悪化」が明記され同じ副作用が起きている例が数多く存在する。たとえSSRIであっても危険だということである。私の説を否定するならPTSDの患者を集めて実験してみればいい。薬を処方しなければ悪化することはほとんどないはずだ。
「PTSDと診断され抗不安薬や抗うつ薬を処方され統合失調症に悪化した方、それは紛れもない副作用です。PTSDというわけのわからない病気に遭遇してとまどう家族に、それが統合失調症に悪化するという嘘を信じてこませてしまうのです。PTSDだけではありません、発達障害、ADHD、登校拒否、引きこもり、不安障害、不安神経症、神経発作など「不安」が原因のはずの精神疾患を含めたこれらの症状に「抗不安薬」「抗うつ薬」は効果がありません。効果がないばかりかほとんどの場合悪化し、性格が変わり、統合失調症を引き起こします。」
息子に起きた副作用の3年の記録とくわしい考察は下記を参照していただきたい。
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