精神科医が作り出す「異常性格者」

不可解な凶悪犯罪の驚愕の真相・・・悲しみの連鎖を止めたい

睡眠薬

精神科に行かない選択肢はあるのか?

統合失調症の息子さんを持つお母さんからメールをいただいた。

今通院している精神科医が薬を増やそうとするのでセカンドオピニオンを受けたいのだが医者を怒らせずに紹介状をもらうにはどうしたらよいか、というような内容だ。薬を飲むな、精神科に行くなと言っている私にどうしてこのような相談をするのかそもそもわからないのだが、たまたま出会ったサイトに藁にもすがる気持ちでメールしたのだろう。

くわしい経緯はわからないが23歳になるという息子さんは12歳の時に入院して以来11年薬を飲み続けているが治らないのだという。ドーパミン仮説による抗精神病薬による治療は症状を抑える「対症療法」だから基本的に「治らない」のは当たり前である。私は治らないどころか症状を悪化させ回復を遅らせていると考えている。私の息子は6年を経た今普通の人間に戻っていて、年齢並みの感情かというと難しいところはあるが、少なくとも統合失調症の面影はみじんも無い。単純比較はできないだろうが11年経って治らない方と6年経って治ったもの、どちらの治療法が正しいのだろうか?

しかし薬を飲まない、精神科に行かない、という選択肢を持てる方はほとんどいない。キチガイかバケモノのようになってしまった家族を抱えて医者に頼らずにどうすればいいんだと誰でも思う。熱が出れば病院に行く、骨折すれば病院に行く、それ以外の選択肢は新興宗教程度しかこの世界には存在していない。

私とて「薬を使う」という選択肢はなかったものの何が起きているのか、なぜ起きたのか、どうすればいいのか?という答えを求めてたくさんの病院を訪ねた。どこかに増しな医者はいないのかと探し続けていたのだ。しかし求める答えは得られず自分で調べるうちに息子は回復していき、すべての答えも出た。

何が起きているのか、どうすれば治るのか?家族は不さんで不安で仕方が無い。統合失調症と言われればキチガイになってしまったと落胆する。症状を抑えれば「マシな」生活ができると言われれば言うことを聴く以外の選択肢はないし、「専門家」であるはずの「先生」が言うことを覆す知識も持っている方はいない。誰に相談しても医者の言うことをよく聞いて言われたとおりにきちんと薬を飲むこと、という答え以外は帰ってこない。

しかしNMDA受容体仮説によってドーパミン仮説が誤りであることがほぼ確実になっている。もちろんこの仮説に基づく治療法も間違っているのは当然だ。この間違いが公になれば大スキャンダルになってしまうからNMDA受容体仮説が「仮説」のままなのだ。

しかしそのほころびはさまざまな所に現れている。ストレスによって起きる適応障害、不安障害、ひきこもり、うつ病などの精神疾患が「統合失調症」が誤診されているという事実、PTSDに抗不安薬は効かない、抗うつ薬が未成年には効かない、というような学会の発表がそれを示している。全く別の病気が誤診され、今まで「常識」「定説」とされていた治療法が「効果が無い」ことを自ら明らかにしているのだ。このいいかげんさは何なのだろう?私はこれらのことはNMDA受容体仮説に直接関連しこの仮説が正しいことを示していると考えている。いずれ「抗精神病薬」は回復の妨げになるので使わないように、という発表がされるはずである。つまりこれまでの精神科医療は「ほとんど」間違いだったということになる。

精神科に行くしかない、精神科を頼る以外にすべがなかった患者の家族は何を信じればいいのだろう?

このお母さんは教職員だと記載してある。立場は分からないが生徒を精神科医に送る立場でそういう教育を受けている。先生という職業は先生と名のつくものを疑うことをしない。一介の素人の言う「精神科医と手を切れば治る」という勧めを聞く選択肢は持っていないだろう。精神科医療が自らの非を認め「薬を飲まなくても治りますから安心してください」と患者の家族を救う立場になる以外に方法は無い。

精神科医の方々、専門家であれば私の理論が間違っていないことくらいわかるはずですよね?もう逃げ場はありません、早く謝罪された方が勝ち組になれますよ。

息子に起きた副作用の記録と考察は下記を参照していただきたい。

http://toshioy001.wix.com/tougou


離脱症状は本当にあるのか?

「抗不安薬と抗うつ薬は離脱症状があるので減薬や断薬は慎重に」と精神科医はよく口にする。先日も新聞で取り上げられた。副作用に関しては何も取り上げないのに精神科医の言うことは忠実に取り上げる。しかしこの「キャンペーン」には「薬を止めさせないための脅し」さらに「副作用の言い訳」という裏があるような気がしてならない。精神科医の治療に疑問を感じて減薬、断薬したいと考えている人もこの離脱症状にかなり恐怖感を感じているようだからキャンペーンは「成功」しているということだろう。

離脱症状とはもちろん薬を止めることによって起きる症状である。そもそもなぜ離脱症状が起きるのだろう?精神科医は「薬に体が慣れてしまっているので急にやめると体がついていけなくなる」と説明するが本当はちょっと違う。実は抗不安薬は「麻薬」であり抗うつ薬は「覚醒剤」なのである。つまり麻薬や覚醒剤の「中毒」になっているから止めると「禁断症状」が出る、ということなのだ。合法的な麻薬や覚醒剤と聞けば躊躇する人も少なくないはずなのにこの事実を精神科医は患者に説明することがない。しかも合法と違法にどれだけの差があるのか?副作用の出現がどれだけ違うのかについてはとても曖昧なのである。

禁断症状が出るためには「中毒」になっていなければならない。ということは「効果」「依存性」という中毒が起きているかどうかが問題である。正しい効果が表れて症状が軽減している、薬が切れると何らかの身体的症状が出る、というような場合は離脱症状が出る可能性が高い。しかし、効果が出ていない場合、悪影響しか出ていない場合は離脱症状は出ないと思った方がいい。抗不安薬や抗うつ薬を分解できないと考えられるストレスに弱い遺伝特性「COMT遺伝子多型」の方は効果は出ないので離脱症状が無いばかりか断薬が遅れればそれだけ脳が破壊されてしまう。日本においての精神科の患者は9割がCOMT遺伝子多型だと私は考えているし、根拠もある。子どもや思春期の患者はすべてがCOMT遺伝子多型と同じ状況にあると考えられる。だからほとんどの場合本来の離脱症状は出ない。

うつ病の人は薬を止める時が「危ない」という噂がある。これは息子が病気になる前の私でも知っていたのだからかなり普及している噂であろう。これは「本当」のことなのだろうか?セロトニンの不足でうつ病が起き、セロトニンを増やす「補助」をする「抗うつ薬」が効果を発揮している事例(そういうことがあるのかどうか専門家ですら疑問を呈している)には確かにそういうことが起きる可能性は理論的にはあるだろう。しかし、年間一万人に及ぶうつ病による自殺者がそれにあたるのか?薬を飲み始めたばかりにも、薬をちゃんと飲んでいても自殺は起きる。むしろ薬を増やしたり変えたりする時に起きやすい。これはちょっとおかしくないか?精神科医は言う「薬が効果を発揮するまでには時間がかかる」「薬に慣れるまで時間がかかる」「薬をきちんと飲んでないと・・・」あくまでも薬は「効く」のであって自殺するのは「患者」の病気のせいだといつの場合も言う。つまり薬を止める時だけが危ないのではなく精神科に通い始めればいつでも「危ない」のである。私の周りで自殺した3人も「薬を止めた時」に自殺したわけでは無い。妻が自殺未遂を起こした時も違う。

理論的には精神科医の言うことは間違っているわけでは無い。精神科医は自分が習った通り、製薬会社の言うとおりに発言しているだけなのだが「COMT遺伝子多型」「子ども・思春期」「ストレスによる精神疾患を発症している」にあたる患者にはこの理論が通用しない。抗不安薬、抗うつ薬は9割を超える患者に効果が無いばかりか症状を悪化させる。自分の患者が薬にどういう反応をし結果がどうなったのか、よく見ていればおかしいことに気付かないはずはないのに何というヤブ医者ばかりなのだろう。

薬の悪影響の方が大きいのだから身体的依存性を感じている人以外は離脱症状を恐れる必要はない。もちろん1回2回の投薬では離脱症状は起きない。薬が無いと生きていけない、薬を止めたらまた以前の状態に戻ってしまうんじゃないか・・・薬を飲んで本当によくなった人以外はそんな心配をする必要はない。妻が薬を止めて起きたことはしばらく「眠れない日が続いた」というだけで日に日に「人間」に戻って行った。薬を飲んでおかしな症状が起きたら直ちにやめるべきだ。「薬に慣れるまで時間がかかる」などという精神科医の言葉を信じていると取り返しのつかなないことになる。息子のように半永久的な統合失調症を発症してしまった場合は症状を抑える別の薬を使いそれにも「離脱症状がある」と脅す。しかし薬をすべてやめた状態が本当の姿で、それと向き合い闘わなければ「回復」はない。薬は回復を遅らせ不完全な人間を作り出してしまう可能性が高い。

もちろんこれは私の経験と理論による考えであって、何が起きても責任は取れないのであくまでも判断はご自分で慎重になさってください。
息子に起きた副作用の記録と考察は下記を参照していただきたい。

http://toshioy001.wix.com/tougou


麻薬・覚醒剤と同じ副作用を起こす精神科の薬

精神科で処方される睡眠薬、抗不安薬(安定剤)、抗うつ薬は麻薬や覚醒剤によって起きる「錯乱」「意識障害」「統合失調症に酷似した中毒症状」という副作用を高頻度で発症させる。

※自殺、性格が変わる、攻撃性が増す=統合失調症の一症状

素人だからずいぶん回り道をしたし、理論を突き詰めればとても難しいのだが結論自体は割と簡単なものだった。

麻薬や覚醒剤がそういう副作用を起こすことはたいていの人が知っているし、最近は脱法ハーブによる似たような症状が報道されている。しかし睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬が麻薬や覚醒剤の親戚(というより兄弟)であることをほとんどの人は知らない。

なぜ麻薬や覚醒剤がそのような副作用を起こすのか、どのような人に起こるのか、どの程度の頻度で起きるのか、明確な結論を出した専門家はいない。

脱法ハーブは化学式を少し変えても同じような効果がある。化学式が似た成分(薬によっては麻薬、覚醒剤そのもの)を含む薬が同じ副作用を起こすことは何の不思議も無い。このことを否定する方がよっぽどおかしい。

このことを一番よく知っているのは「精神科医」のはずである。したがってこれらの薬によって何か「異変」が起きた場合は副作用を真っ先に疑わなければならず、何らかの事件が起きた場合は「麻薬や覚醒剤と同じ副作用の症状が起きた」として犯人を擁護し、謝罪と補償をしなければならないはずなのだ。

ところが精神科医は副作用を認めないばかりか「もともとの精神疾患が悪化した」として患者のせいにし、「薬で性格が変わることなどありえない」と豪語するのである。これがどれほどの「うそ」であるかはよく考えれば誰にでもわかることである。専門知識を持ち、多くの情報と、臨床事例を知るはずの精神科医がこの副作用を否定するのは確信犯的詐欺師か根っからのヤブ医者、でなければただの「バカ」でしかないということである。「加害者」である精神科医の話を信じ被害者の声を無視し続けたマスコミやジャーナリストも製薬会社に買収されているか「バカ」のどちらかでしかない。

麻薬や覚醒剤は「違法」なものだから副作用が起きて当然、精神科が出すのは「薬」だからそんな副作用は起きない、ましてや睡眠薬でそんな副作用が起きるはずが無い・・・一般市民なら誰でもそう思う心理を利用したとんでもない「犯罪」なのである。

抗不安薬を飲んだ息子に起きた症状はまさに「覚醒剤」の症状だった。恐ろしい錯乱が起き、その後「統合失調症に酷似した中毒症状」(一粒の薬でおきるのだから中毒ではない)が起き3年を超える長い時間家族は地獄の苦しん身を味わった。

3年の記録と詳しい考察は下記を参照してほしい。

toshio1131.web.fc2.com

ストレスによって統合失調症が起きること、発達障害やストレスによって起きる適応障害・不安障害・うつ病・PTSDなどの症状が実は統合失調症の初期症状であること、睡眠薬・抗不安薬・抗うつ薬の添付文書に「統合失調症の発症・悪化」が明記されていること、自殺が統合失調症の一症状であること、アルコールと抗不安薬の脳に対する効果が同じものであること、若年者のアルコール摂取によって起きるヤングアルコホリック症候群の症状がストレスによって起きる精神疾患や統合失調症と「酷似」した症状とであること
など、すでに確認されている事実を積み上げれば結論を導くことは難しくない。目の前で起きていることを直視しようとせず、欧米から輸入された精神科医療体系を疑おうとしなかった精神科医の怠慢である。

欧米ではこの副作用の発症は少ないのには「ストレスに弱い遺伝特性」という明確な理由が存在する。この遺伝特性を持つ人には副作用が多発する。全人口に対する発症率は510%程度と考えられるが精神科通院者に限れば90%を超えると私は考えている。精神科に行った多くの人が自殺し、息子と同じ副作用に苦しんでいる。回復した人は「わずか」でしかない。未成年はさらに危険性が高くこの遺伝特性を持つ人以外でも発症する。この遺伝特性を持つ人以外の成人でも薬が分解容量を超えれば一時的な統合失調症が発症する。

この遺伝特性は発見されてからまだ10年程度でしかなく研究も進んでいるというほどではない。知らないこと自体は仕方が無いが目の前で起きている現実を直視すればその存在を予測することは難しくなかったはずだ。解明に真剣に取り組んでいれば息子の人生が奪われることはなかった。佐世保の事件も山口の事件も起きることはなかったし、雅子様が適応障害を悪化させることも無かった。

詳細はホームページへ

http://toshioy001.wix.com/tougou


覚醒剤が統合失調症を発症させる事実

Wikipedia「覚醒剤」をご参照いただきたい。私は初めて参照して正直驚いた。これまで私が研究してきたすべての答えが凝縮されていたからである。

まず第一に下記の記述がある。

「これは脳神経系に作用して心身の働きを一時的に活性化する働きを持つ広義の向精神薬の一種で、ドーパミン作動性に作用するため、中毒症状の覚醒剤精神病は統合失調症に酷似しており・・・」

向精神薬という言葉が抗うつ薬を示すことはご存じの方も多いだろう。つまり覚醒剤と抗うつ薬は親戚のようなものだということだ。また覚醒剤の副作用として「錯乱」「意識障害」が起き通り魔などの事件に繋がっていることは旧知の事実であり、その後長期に渡って「人格障害」が残ること自体は私は知っていたし、そういう人を身近で二人見て来た。しかしその症状が「統合失調症に酷似」していると認められていることは知らなかった。

統合失調症は範囲の広い「正気を失う」病気の総称であるから統合失調症と診断されてもいいようなものだがなぜ「酷似」という言葉を使うのか?その謎には後ほど触れよう。

統合失調症にまつわる事実を整理しよう。

・ストレスによって統合失調症が発症すること(他の原因もある)

・ストレスによって発症する適応障害、不安障害、うつ病、さらには発達障害の一部(ほとんど)が統合失調症が「誤診」されている可能性が高いこと

・覚醒剤による精神病が統合失調症に酷似していること

・抗不安薬(睡眠薬)、抗うつ薬のほとんどに「統合失調症の発症・悪化」が副作用として明記されていること

・息子に起きた副作用が「錯乱」「人格障害」であり覚醒剤による症状とおなじであること


これらの事実から考えれば「抗うつ薬で性格が変わることなどありえない」と断言する精神科医の発言が「嘘八百」であることは簡単にわかるはずだ。覚醒剤と抗うつ薬は違うだろう、と思う方も多いだろうが同じ「向精神薬」であることは前述のとおりであるし、戦前戦中は実際に興奮剤、不眠剤という「薬」として使用されていた事実がある。戦後軍用のものが一般に出回り副作用や乱用が問題となって取り締まりの対象になった、というだけの話である。実際に成分の似た薬が精神科で処方されていて

「(覚醒剤の成分の一つである)メチルフェニデートの塩酸塩にあたる塩酸メチルフェニデートは、注意欠陥多動性障害 (ADHD) やナルコレプシーに対して処方される。」

という記述がある。リタリン、コンサータという商品名で処方されていて依存性が高く乱用が問題となっている。この薬は覚醒剤に近い作用があり、この薬を処方された妻が「眠らなくなった」事実を目の前で見た。一方で精神的には極端に不安定になり自殺未遂を繰り返したためあわてて服用を止めさせた経緯がある。自殺は統合失調症の一症状だという専門家がいる。覚醒剤に比べれば「弱い」ものなのかもしれないが「大差ない」薬が精神科では処方されているのである。

覚醒剤を使用した人が全員統合失調症の症状を示すわけでは無い。どういう人がどのような理由で発症するのか、何の成分がどういう働きをするのか明確な根拠を示した人はいない。したがって「薬効が弱いから発症しない」という根拠は何もないということになる。これまで私の発言は「ばかげている」「都合のいいことだけ集めて他人に責任をなすりつけようとしている」とさんざんけなされてきたが、もう誰もそんなことは言えない。専門家であればこれらの事実は承知していて「当然」のはずである。起きている副作用は「統合失調症と酷似している」にもかかわらず精神科医の99.9%がこの事実を認めないとんでもない「ヤブ医者」だということなのだ。ここにはとんでもない組織的な悪意が存在している。

興味深い記述がある。
「米国では、覚醒剤の原料になる鼻炎薬や風邪薬が薬局で手に入るため、自宅などで密造する乱用者が多いが・・・」
という部分である。タミフルの副作用で青年が自殺したりする副作用が起きていたことはご存知の方も多いだろう。この症状は「統合失調症の一症状」だという専門家がいる。その根拠がここにあるということになる。

覚醒剤の中毒精神病が「統合失調症と酷似」しているのに「統合失調症」とされないのはなぜか?それは欧米ではそのような事例が少ないからだと考えられる。つまり欧米から輸入された精神科医療の体系の中で覚醒剤による統合失調症の発症という事実はない、ということなのだ。その理由は白人、黒人、ネイティブアメリカンにはほとんど存在しない遺伝特性にある。
「ストレスに弱い遺伝特性」が存在しそれが「COMT遺伝子多型」であることが2003年に科学雑誌「サイエンス」で発表された。ドーパミンやノルアドレナリンの分泌に関連する遺伝子で、その機能が通常の半分か全く無い状態が「多型」と呼ばれる。この遺伝特性がユーラシア大陸のモンゴロイドを中心に東はアラスカやグリーンランドのイヌイット、西は東ヨーロッパのスラブ人、南は日本を含む東南アジア、オーストラリアのアボリジニまで分布していると私は考えている。この遺伝特性を持つ人はストレスはもとよりアルコール、麻薬、覚醒剤、抗不安薬、抗うつ薬などの薬によって精神疾患、統合失調症を発症する。これはストレスの反動として分泌される興奮作用をもたらす物質(ドーパミンやノルアドレナリンの前駆体L-ドーパ)アルコールや薬に含まれる抗不安物質が分解されずに脳に留まることによって前頭葉神経細胞がアポトーシス(自殺現象)を起こすためである。前頭葉の機能が破壊され知識記憶に全く問題がないまま「感情(社会性、理性、人格、愛情)」だけが幼児や赤ん坊の状態にリセットされるのである。赤ん坊の感情が知識記憶をコントロールすることが出来なくなって起きるのが「統合失調症」である。お疑いなら統合失調症患者と幼児を見比べてみるといい。この単純なことに精神科医は誰も気付いていない。

抗不安薬(睡眠薬)、抗うつ薬は非常に高い確率で「統合失調症」を発症させる。これは疑いようのない事実である。日本においてはうつ病、適応障害、不安障害、発達障害と診断される人のほとんどは初期の統合失調症であって、これらの人に薬を処方すれば100%悪化するのは当然のことである。

うつ病と診断され抗うつ薬を服用しながら自殺した方、不眠やちょっとした心の病、発達障害、PTSDで病院に行って性格が変わったり統合失調症に悪化した方、それらはすべて副作用です。そうなる明確な理由が存在します。泣き寝入りする必要はありません、声をあげてください。

息子に起きた副作用の記録と詳しい考察は下記を参照していただきたい

http://toshioy001.wix.com/tougou



 


 


 


 


 

ベビーシッター男児殺害事件の真相

犯人は26歳の体と知識を持った幼児だった・・・その原因は?

3
月に埼玉県富士見市で起きたベビーシッターによる男児殺害事件の容疑者が殺人容疑で再逮捕された。自供はしていないものの状況証拠から立件が可能と判断されたとのこと。

預かった2歳の男児の口をふさいで窒息死させたとされるこの事件の真相は犯人の言動、行動、表情をよく観察すればわかってくる。

男は殺されたとされる男児と弟を23日の予定で預かったが予定を過ぎても連絡がなかったため母親が警察に届け出たという。男のマンションで発見された時の状況は2人とも裸で放置され弟は低体温症になっていた。男は預かった子供の裸の写真やビデオを撮っていて幼児性癖があった。

まず気になったのは犯人の表情である。テレビで流れた犯人の表情は26歳とはとても思えない幼さがあった。さらに事件の経過や供述をみても、とても26歳のすることとは思えない。まるで「子ども」のすることである。さらに幼児性癖だったことを考えれば犯人が大人の体と知識を持った「幼児」でしかなかったことが容易にうかがえる。悪意のある凶悪な事件ではなく、善悪の区別がつかない、命の意味がわからない幼児性が起こした事件なのである。

ふざけるな!26歳の大人が幼児だなどといって犯人を擁護する気なのか!という批判が多くの人から寄せられるだろうが、そういうことが実際に起きるのだ。

問題は犯人が生まれつきの「発達障害」であったのか、それともある時点で「性格が変わったのか」ということだが、知識が年齢並みであることを考えると後者である可能性が高い。

この症状の原因は2つ考えられる。一つは強いストレスが継続することによって起きる統合失調症である。これは後天性の発達障害であり「半永久的」に性格が変わったり正気を失う症状が現れる。もう一つは睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬による副作用である。ストレスによって起きる症状とほぼ同じ症状が薬で起きるのである。
ストレスによって起きる精神疾患とストレスを和らげる薬が同じ症状を起こすはずが無い、誰でもそう思う。精神科医もそう言って否定を続けてきた。しかし、そこには明確な根拠が存在していた。日本人の510%に存在すると思われるストレスに弱い遺伝体質「COMT遺伝子多型」と抗不安作用を持つ物質が前頭葉を破壊する「神経細胞のアポトーシス(自殺現象)」がそのカギを握っている。くわしくは前のブログ、ホームページを参照してほしい。
この症状を発症すると「表情が変わる」のである。どこがどう違うのかうまく説明できないが「幼い」表情になる。息子の場合もそうだった。この犯人も、昨年テレビで流れた雅子様の表情もとても幼く年齢並みには見えなかった。
この犯人は過去に睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬を服用している可能性が高い。これらの薬は前頭葉の「感情の記憶」(人格、理性、社会性、愛情)を破壊し「感情」だけを赤ん坊や幼児の状態に半永久的にリセットする。この犯行も雅子様の異常行動も幼い感情が正常な知識や記憶をコントロールすることが出来ずに起きるものなのである。
私は犯人を擁護したいわけでは無い。こんな悲しみを二度と作らないために何が必要なのかを訴えたいだけである。

息子に起きた副作用の記録とその発症のメカニズムについては下記を参照してほしい。

http://toshioy001.wix.com/tougou


心のケアで殺人犯にされた父親 

心のケアで殺人犯にされた父親 福島の現実

福島県南相馬市で高校一年の娘を刺して殺そうとしたとして逮捕された。娘を殺して自分も死ぬつもりだったと供述している。

父親は原発事故で避難を余儀なくされ職を失いストレスから体調を崩し病院に通っていたという。この日も病院に行ったばかりで犯行に及んだという。なぜストレスケアの通院後に事件を起こさなければならないのだろう?

福島にはストレスが満ちている。避難生活を送るだけでどれだけのストレスか想像するに余りあるが、津波で家族や家を直接失った方はもちろん、放射能の恐怖、将来への不安、家族との擦れ違い、仕事を失ったり慣れない仕事に携わったり・・・どれだけ心に傷を負っているか計り知れない。報道などされないが相当数の自殺者が出ていることは疑いようの無い事実である。

国や県は「心のケア」と題してストレスを感じる人へ専門医の受診を勧めている。専門医はもちろん「精神科」である。精神科医はろくに話も聞かず睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬を処方する。

「心のケア」キャンペーンを国や自治体が行うと「自殺者が増える」という不思議な事が起きる。そういった事実については野田正彰著「うつに非ず」(講談社)をご参照いただきたい。残念ながら明確な根拠はこれまで示されていないが精神科の薬と自殺、事件との関連は言われて久しい。少なくない専門家が脳内化学物質の異常が原因ではないかと発言してきたが多くの矛盾が存在している。

私は息子に起きた副作用から6年の研究を経てこの原因を特定した。日本人に多く存在するストレスに弱い遺伝特性「COMT遺伝子多型」と抗不安物質による「前頭葉神経細胞のアポトーシス(自殺現象)」が原因である。詳しくは前のブログと下記のホームページを参照いただきたい。

ストレスに弱い遺伝特性を持った方は同じストレスでも受けるダメージが大きく精神疾患を起こしやすい。その理由はストレスの反動として分泌される「抗不安物質」を分解する能力が低いため前頭葉のアポトーシスを誘発してしまうためである。精神科医はこの患者にさらに大きな「抗不安作用」を持つ睡眠薬、抗不安薬(安定剤)、抗うつ薬を処方する。これが火に油を注ぐ治療であることを精神科医は知らない。

前頭葉が破壊された人間は「人格」を失う。記憶知識には何の損傷も無いまま、理性、社会性、愛情などの「感情」が赤ん坊の状態にリセットされる。赤ん坊の感情は知識記憶をコントロールすることが出来なくなって自殺や事件に繋がって行く。精神科医はそれが「ストレス」のせいだと言い放つ。

福島は人々は原発事故で痛めつけられ、「心のケア」で自殺、犯罪者に追い込まれる。悲しみの連鎖は止まることがない。この父親は精神科医によって娘を殺そうとした犯罪者にされた。これからどう生きて行けばいいのだろうか。事件には至らずとも自殺や性格が変わって家庭が崩壊していく事例が福島に多発している。
息子の副作用の記録と発症のメカニズムは下記を参照いただきたい

http://toshioy001.wix.com/tougou

AKB48斬りつけ事件 日本人なら誰にでも起きる「病気」が原因

性格が変わる「病気」の正体と睡眠薬・抗不安薬・抗うつ薬の副作用

岩手県でのAKB48握手会で起きた斬りつけ事件。あいまいな動機、周到な準備、わけのわからぬ供述・・・。すべてが秋葉原事件と酷似したこの事件、同じように無口でおとなしく成績も良かった人間がある時を境に大きく性格が変わっている。それはどうしてなのか?

生きにくい社会環境の中でストレスを募らせ歪んだ性格に変貌した・・・と多くの専門家が秋葉原事件と同じことを口にしている。

いつになったら本当の事が明かされるのだろうか。専門家であるはずの精神科医は何も知らず知ろうともしない。

これは病気である。原因がストレスであるか睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬、あるいは麻薬など違法薬物による副作用かは今の段階ではわからないが、いずれにしても前頭葉の神経細胞が死滅することによって知識記憶は全く損傷がないまま「感情」(理性、社会性、人格、愛情)だけが赤ん坊や幼児の状態に半永久的にリセットされることによって起きる「病気」である。

この症状はCOMT遺伝子多型という「ストレスに弱い遺伝特性」が関連している。これは2003年にサイエンスで発表されている明確な理論である。この遺伝特性はユーラシア大陸のモンゴロイドを中心に、東はグリーンランドなどのイヌイット、西はスラブ人、南は東南アジア、オーストラリアのアボリジニまで分布していると考えられる。もちろん日本人にも510%程度存在していると思われる。西ヨーロッパやアメリカ、いわゆる欧米の白人黒人、アメリカインディアンにはほとんど存在していない可能性が高い。これは日本人なら誰にでも起こりうる「病気」である。そのことにいつまでたっても気付こうともしない、欧米から輸入された精神科医療を盲信する精神科医の怠慢はあきれるしかない。

この症状が自然発生するには強いストレスの継続が必要である。もしストレスが原因でなければ抗うつ薬や抗不安薬睡眠薬などの副作用であることが確実となる。ストレスとストレスを和らげる薬が同じ症状を起こすわけが無い、誰もがそう思うように精神科医もそう信じている。これがこの病気の「盲点」である。「ストレスが性格を変える」誰もが信じて疑わないこの理屈がもともと間違っている。ストレスがさまざまな弊害をもたらすことはよく知られているし、ストレスによって分泌されるストレスホルモン「コルチゾール」が脳を破壊しうつ病などの原因となるという理論もある。しかし、この病気の原因は全く別のシステムに存在する。

ストレスを受けショック状態に陥った脳を保護し、正常な状態に戻すためドーパミンやノルアドレナリンといった脳内化学物質が分泌される。この分泌を促すのがその前駆体であるL-ドーパなどの「抗不安作用」を持つ化学物質である。このL-ドーパは「抗うつ薬」としても使用される成分である。

お解りになるだろうか?この病気の原因は「抗不安作用」を持つ物質なのだ。この物質は通常はCOMT遺伝子によってドーパミンやアドレナリンに分解されるのだがCOMT遺伝子多型と呼ばれる遺伝特性を持つ人にはこの機能が不足している。脳に長時間留まり続ける抗不安物質はどういうわけか「感情」をコントロールする機能を持つ前頭葉の神経細胞だけをアポトーシスという「自殺現象」に導いてしまうのである。これも同じ「抗不安作用」を持つアルコールの作用として2000年にサイエンスに発表された、すでに証明されている科学理論である。アルコールと睡眠薬、抗不安薬などの「抗不安作用」を持つ物質が脳に作用する機序が同じものであることもすでに証明されている。どうしてこのような現象が起きるのかについては生物としての生命維持システムが関係していると私は考えている。

この症状は神経細胞のアポトーシス現象によって脳細胞が死滅し、前頭葉に蓄えられた人格を形成する「感情の記憶」だけが一時的、半永久的に喪失することによって引き起こされる「一種の統合失調症」である。

知識記憶は全く正常なので普通に会話も成り立ち、善悪の「知識」も持っている。わけのわからぬ話し方はしても精神異常を感じさせるものは何もない。したがって「異常性格者」が起こした事件であって「責任能力はある」とされ刑事罰が下されることになる。

犯人が麻薬や覚醒剤を使用したなら自己責任ということになるが、自然発生によるもの、あるいは病院で処方された薬が原因なら本人には何の罪も存在しないし、刑罰を与えても何の解決にもならない。この病気は「感情が赤ん坊にリセットされる」ことによって起きるのだから、ストレスの無い安心できる環境で、愛情を持って長期間「育てる」ことによってのみ回復する。薬による治療はかえって悪化させることになる。もちろんストレスによって発症する統合失調症も同じ現象によるものである。この犯人も1020年かけてまともな人間に戻ることが出来る可能性があるのに刑罰はそれを許さない。

犯人がCOMT遺伝子多型であること、脳波が赤ん坊特有のものであること、前頭葉の機能が低下していることが検査によって100%証明される。「バカげている」と批判されるならその結果を持って批判してほしい。これは明確な科学的根拠に基づいた理論である。

精神科医の方々が「病気」に見舞われた患者を「救う」という自らの使命に気付くことを願っている。

詳細はホームページへ

http://toshioy001.wix.com/tougou


抗うつ薬が招く自殺の正体

うつ病は誤診!薬が前頭葉のアポトーシス(自殺現象を)を招く!統合失調症が悪化して自殺する!


 ストレスによって気分が落ち込み、引きこもり気味になって「死にたい」「生きていたくない」という言葉を発するようになる。会社にも学校にも行きたくなくなってふさぎ込むようになる。「何かおかしい」と感じた家族は「心の病気」を治す「診療内科」や「精神科」に連れて行く。わずか5分10分の診察で「うつ病」と告げられ「抗不安薬」や「抗うつ薬」を処方される。「大丈夫ですよ、薬を飲めば良くなりますよ」と告げられる。希望を抱いて薬を飲ませる。翌日から今まで見られなかった笑顔が見られるようになる。「気分はどう?」そう尋ねると「とても気分がいい」と答える。家族はほっとする。「もしかしたら元のように戻れるかもしれない」と期待を抱く。しかし、気分が良い時は異常に興奮しているようにも見え、何か面白くないことがあったりすると急に怒りだしたり、急に落ち込んだり、気分の波が激しくなる。時々わけのわからない言葉を発し始める。家族は違和感を覚える。医師に相談すると「薬に慣れるまでそういうこともあります、大丈夫ですから薬を飲み続けてください」といわれる。そういうものなのかしらと「ちゃんと薬を飲みなさい」と声をかけてしまう。常軌を逸した行動が目立つようになり仕方なく注意すると激しく落ち込み、ちょっと目を離したすきにビルの屋上から飛び降りて自殺してしまう。家族はもちろん誰もが「うつ病が悪化して自殺した」ことを疑わない。
医者は必ずこう言う。「薬が効くまでに時間がかかるのです」「薬が効かない場合、合わない場合もあります」「もともとの病気が悪化したのです」

どうだろう、うつ病で自殺した方のご家族のみなさん、シチュエーションは違うだろうがこのようなパターンではなかっただろうか。
よく考えてみよう。「死にたい」とは言っていても、病院に行ったということはそれまで「生きていた」のである。その人間が「死なない」ための薬を飲みながら死ぬはずがないのではないか?よくもまあぬけぬけと子供だましの言い訳ができたものである。子供だましであっても「医者」が言えば「真実」となってしまうのだから恐ろしい。こんなバカげた言い訳を言う方も言う方だが信じる方も信じる方である。一般市民なら仕方が無いがジャーナリストまで疑いを持たないのだからどうかしてる。これは紛れもなく100%「副作用」である。
もちろん何も治療しなければ自殺に至ってしまう人もいることは間違いない。しかしそれとこれは全く次元の違う問題であるし、副作用による自殺に比べればはるかに少ない数でしかないはずだ。
・何が起きるのか
抗不安薬(睡眠薬、安定剤)・抗うつ薬は感情の制御を行う前頭葉において神経細胞のアポトーシス(自殺)を誘発する。この理論は2000年に米の科学雑誌サイエンスに掲載された論文によってエタノール(アルコール)が引き起こす現象として報告されている。さらにエタノールと抗不安薬など「抗不安作用」を起こす物質が脳に対して同じ働きをすること、ストレスが引き起こす精神疾患も同じ原理で起きる可能性が指摘されている。前頭葉の神経細胞は死滅し、そこに蓄えられた欲望や本能を制御する「感情の記憶」(理性、社会性、人格、愛情)が消滅する。知識・一般記憶には一切欠落は見られず、言語・運動能力もそのまま、「感情」だけが幼児や赤ん坊の状態にリセットされる。この状態が「退行」であり一種の「統合失調症」である。
つまり、抗不安薬、抗うつ薬による治療は結論として「火に油を注ぐ」ということであり、症状は「劇的に悪化」する。
・統合失調症
統合失調症は以前は精神分裂病と呼ばれていた精神疾患(精神障害)群の名称で、厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」によると〈幻覚や幻聴、妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障害)、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴を併せもっています。〉と表現されている。
幻聴や幻想?と言われると前述の症状とは違うようにも思えるだろうが、ここに大きな誤解が存在している。統合失調症は脳の根本的な異状によるものとストレスによって発症するものがあって基本的に別のものである。
欧米で多い脳の異常によるものは脳内化学物質ドーパミンの分泌異常が引き起こすものとされ幻覚や幻聴を特徴とする。ドーパミンを調節する抗精神病薬が効果があるとされ、薬を飲み続けることによって社会生活が可能になることもある。精神医学の中ではこのタイプが主流となっている。
日本で多く見られるのはストレスが原因で発症する統合失調症である。このタイプには明確な幻聴や幻覚がみられない場合が多く、初期の場合はうつ病や不安障害などという病名をつけられてしまうことも多い。前頭葉の萎縮が起きていることが特徴とされ、この事実は新進の専門家の間では常識になりつつある理論であるが、知識を持たない精神科医も多い。つまり、日本においてはうつ病、不安障害、適応障害、PTSDなどと診断されているものはほとんど「統合失調症」が誤診されているということなのだ。統合失調症には抗不安薬、抗うつ薬は効かない。なぜなら「統合失調症が悪化する」という副作用が添付文書に明記されているからだ。欧米と同じ「うつ病」はごくわずかでしかない。
ストレス時に分泌されるL-ドーパという興奮作用を持つ物質(自前の覚醒剤)を分解できないCOMT遺伝子多型という遺伝特性を持つ人が日本には多く存在する。分解されずに脳に滞留するL-ドーパは前頭葉神経細胞のアポトーシス(自殺現象を)を招き前頭葉を破壊していく。これが統合失調症である。
もともと統合失調症は「正気を失う」「人格が破壊される」症状を指し、広い範囲の症状を意味するという説がある。しかし、精神科医療の世界では欧米で多い幻覚幻聴型の症状が「統合失調症」とされ、それが当てはまらない故、別の病名をつけるしかなかったのだ。たとえ他の病名がつけられていても前頭葉に萎縮や異常の見られる場合は「統合失調症」であり抗うつ薬や抗不安薬などの「人工の覚醒剤」は「厳禁」なのである。覚醒剤が錯乱や統合失調症と「酷似」した症状を起こすことは専門家も認める紛れもない事実である。
・統合失調症が「感情の幼児化」である理由
感情だけが赤ん坊になった状態が「統合失調症」だということが理解できない方も多いだろう。よくわかる事例が「智恵子抄」である。詩人高村光太郎の妻智恵子はストレスによって精神に異常をきたし、睡眠薬自殺を図った後に統合失調症となったとされる。私は睡眠薬の副作用によるものだと考えているが、その症状が「智恵子抄」の中に詳細に記されている。まるで子供のようなその様子がよくわかる。もちろん美化されているからその陰にあった暴力や悲惨な状況は書かれていないが。
それでもわからない方は赤ん坊や幼児をよく観察してみよう。ご機嫌よく笑っていたかと思うと火のついたように泣きだす。奇声をあげたり、面白くないことがあるところげまわって暴れたり、暴力をふるったり、駄々をこねたり、虫を殺したり、動物をいじめたり・・・善悪の判断ができず、感情のコントロールができない、こういうことをしてはいけませんよと注意しても悪いことをしてしまう・・・子供だから許されるがこれらのことを大人がやったら「統合失調症」なのである。おわかりいただけただろうか。
・なぜ自殺するのか?
なぜ統合失調症と自殺が関連するのかと疑問を感じる方もいるだろう。
前述のように統合失調症は「感情が幼児化する一方で記憶知識には全く損傷がないという現象である。
死にたいと考えても「死なない」理由は2つある。自分が死んだら家族はどうなるだろうか、あるいはお父さんお母さんは悲しむだろう、というような周りの人間に対する配慮と死への恐怖である。いずれも記憶や知識の範疇ではなく「感情」である。感情の幼児化によってこの「死なない」理由が消滅してしまうのである。赤ん坊や幼児は死を理解することが出来ないから死ぬことへの恐怖は無い。
しかし、自分が死ぬことを考えたことは記憶知識の範囲だから残っている。ビルから飛び降りようとしたり、首を吊ったりするシーンを思い浮かべたことは残っているのだ。
今自分が置かれていたストレスの感情は消されているから気分がいいとも答える。しかしまた新たなストレスが加わる時、それが死ぬ理由にならないような些細なことでも、「キレる」状態や癇癪を起す状態とおなじような発作を起こしやすくなり、簡単に死を選ぶことになる。
もちろんこれは自分の悲しみを他人のせいにできない、自分なんかいない方がいいというやさしい人間が選ぶ手段で、他人のせいだと考える性格の人は不可解な凶悪犯罪に向かっていくことになる。
・ストレスに弱い遺伝特性
ストレスに弱い人強い人がいること自体は誰でも知っている。しかしそれが「性格」ではなく遺伝子に刻まれた特性であることが2003年にサイエンスで発表されている。COMT遺伝子多型と呼ばれるこの特性を持つ人は「痛み」を感じやすく感受性が強いのだという。ドーパミンやノルアドレナリンの分泌にかかわるCOMT遺伝子の働きに欠陥のあり、その前駆体であるL-ドーパを分解できない可能性が高い。その結果としてストレスに弱く精神疾患を発症しやすいということに繋がる。
・自殺率の高い国
自殺率が極端に高い国が存在する。グリーンランド、リトアニア、 韓国 など東ヨーロッパやアジア、イヌイット居住国などが並び日本も12位に入っている。これだけ言われても?という感じだろうが世界地図に色を塗ってみるとユーラシア大陸を中心に一つの塊となっていることに気付く。つまり自殺が民族的な遺伝特性と関係していることが一目瞭然なのだ。この遺伝特性がCOMT遺伝子多型なのだと考えられる。
日本は基本的にこの遺伝特性が多い国だと思われるが地域別に自殺率が高い場所が存在する。新潟、山形、秋田、青森、岩手にかけての東北北西部と高知、宮崎などの南部である。日本は単一民族だとされるがそのルーツはさまざまで、一部の遺伝ルートにCOMT遺伝子多型が多いと考えられる。
当然のことながら自殺の多い国や地域では「うつ病」が多いとされる。うつ病と診断されるには精神科医の診断が必要であり、抗うつ薬や抗不安薬が処方されることになる。うつ病と診断され薬を処方されながら日本では年間1万人近い人が自殺している。実際に良くなっている人もいないわけでは無いがこれはおかしくないか?
うつ病の治療が一般化し始めた1995年頃からうつ病による自殺者が急激に増えているというデータがある。きちんと診断されるようになったから数字に表れるようになったのだという方もいるが・・・。
・副作用論
これまでこのことに疑問を感じた人がいなかったわけでは無い。新聞や雑誌、テレビでも「抗うつ薬による自殺、事件」に関しては何度か取り上げられてはいる。しかしそれが大きな動きに繋がらなかったのは関連を直接結びつける理論が存在せず「可能性」の域を超えていなかったからである。「脳内化学物質の異常が起き焦燥感、不安感が増すことによって自殺する」という理論は医学的な証明もできず「そのような薬の作用は無い」という精神科医の理論を覆すことができなかった。どこまでが病気による自殺でどこまでが副作用なのかということに言及した人もいない。
どういうわけか統合失調症との関連も抗不安薬との関連も発言した人は見当たらず、もちろんアルコールとの共通性やサイエンスの記事に触れた人もいない。統合失調症が「感情の幼児化」によって起きることにも誰も気付いていない。私はすべてをイコールで繋いだだけに過ぎない。俯瞰して見れば答えはすぐに出ていたはずなのにと思えてならない。
この理論は脳波やPETで立証が可能である
息子に起きたこの副作用の記録と考察は下記を参照してほしい(一部未更新)
 

http://toshioy001.wix.com/tougou


 

ストレスに弱い遺伝特性COMT多型に起きる性格が変わる副作用

ストレスに弱い遺伝特性COMT多型の存在

 眞先敏弘著「酒乱になる人、ならない人」を読み終えた。
 素人向けに書かれた本ではあるが、私のようなものには非常に難解で何度も読み返さなければ理解できない代物だった。
 眞先敏弘氏はアルコール依存症を専門とする国立療養所久里浜病院神経内科医長を務められた方で、私がALDH多型原因説を考えるきっかけになったレポートを書いた松井敏史氏も久里浜病院の医師だった方である。
 主なテーマは「酒乱になりやすい遺伝特性」で、アルコール(エタノール)の分解に関わる酵素にはアルコール脱水素酵素(ADH)とアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の二つがあるとのこと。アルコールが体内に入るとADHがアセトアルデヒドに分解し、さらにALDHが酢酸に分解し無害化していくというものである。このADHALDHという酵素に不活性型のものを持つ遺伝特性がモンゴロイドに多いとのこと。この酵素は対になっていて不活性型のものを2つ持つタイプ、活性型・不活性型をそれぞれ1つ持つタイプ、活性型を2つ持つタイプのそれぞれ3タイプが存在し組み合わせは9通りということになる。活性型2つを持っている人が正常、不活性型を持つ人が多型(たけい)と呼ばれる特異体質で分解能力が少ない、あるいは全く無いということになる。ADH多型は血中アルコール濃度の上昇が速い、つまり酔いが速く泥酔しやすいということになり、ALDH多型は副生物であるアセトアルデヒドを分解できないということになる。アセトアルデヒドは顔が赤くなったり気分が悪くなったり、頭痛、二日酔いなどの悪さをする毒性を持っていてこれが分解できない人は基本的に酒に弱い、あるいは酒を受け付けない「下戸」ということになる。眞先氏はALDHが正常で、ADHが不活性型2つのタイプの組み合わせが最も「酒乱」になりやすいと結論付けている。

この本にたどりついたきっかけは「酒乱=性格が変わる副作用=統合失調症」という私の仮説からである。これまでALDH多型が関係しているのではと考えてきたが、自殺が多発している国を調べていて「酒豪」の多い国と重なっていることに気付いたからである。ALDH多型は「下戸」で酒を受け付けないタイプのはずで矛盾が生じる。さらにアルコールが法律で禁止されているアボリジニはALDH多型ではなくADH多型なのだという事実もわかった。

この本では「酒乱になりやすい人」を特定しているものの、酒乱の原因そのものについては「よくわかっていない」と締めくくっている。「酒乱」とは字のごとく酒を飲んで乱れる人であるが「はめをはずす」領域を超えて性格が極端に変わったり、暴力、犯罪につながる例もあり医学的には「複雑酩酊」「病的酩酊」と呼ばれているらしい。アボリジニの飲酒が法律で禁止されているのも「酒乱」が原因であること自体は間違いない。この現象が酩酊なしで起こるのが睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬によって「性格が変わる」副作用だと考えていた私は、「振りだしに戻された」そう思ったのだが・・・。

この本には「参考まで」にということで脳の機能やストレス、アルコールの脳への影響などについての記述がある。アルコールに関連して切り離せない分野だからということだろうが、何とここにすべての答えが記されていたのだから犬も歩けば何とかである。

要点のは下記のようなもので下線部は私見である。

・エタノールの抗不安作用

エタノールが脳の活動を抑制する(鎮静作用)脳内化学物質GABAの活動を促進し、脳の活動を活発にする(興奮作用)NMDAの活動を抑制する働きがあることが記載されている。この作用は抗不安薬、睡眠薬の機序と同じものとされている。つまりエタノールには酩酊作用だけでなく抗不安・睡眠誘導作用があるということで、この段階でアルコールと抗不安薬などが脳に及ぼす影響が共通していることが分かる。酒乱=性格が変わる副作用という定義も間違っていない可能性が高い。

・COMT(catechol-O-methyltransferasc)遺伝子多型

私はストレスに弱く精神疾患を発症しやすい遺伝特性が存在する仮説を立てていて、その特性が副作用の発症と密接な関連があることを発言してきた。それがALDH多型であることは否定されたが、COMTと呼ばれる遺伝子の多型によるものであることが2003年にサイエンス誌に報告されていたということなのだ。ミシガン大学のJon-Kar Zubieta教授の論文で、脳の重要な神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンを合成する役目を果たしているといわれるこの遺伝子の多型には、やはり不活性型を2つ持つタイプと活性型、不活性型を一つづつ持つタイプ、活性型を2つ持つタイプがあってストレス耐性が違うという。不活性型を持つタイプの人間は「痛み」を感じやすく感受性が強いということなのだ。論文の要約が

http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/react-sensitivity.html

に公開されている。

この遺伝特性は日本では東北北西部(秋田、青森、山形,、新潟、岩手周辺)の白人の遺伝子が入っていると言われている肌の白い遺伝タイプをルーツとする人に多いのではないかと私は考えている。この地域が日本で一番うつ病の発症率が多く自殺率が高いのには「寒いから」などという馬鹿げたことではない理由があると考えるべきだろう。高知、宮崎なども高いので別の遺伝ルートも考えられる。この遺伝特性はADDやADHDなどの発達障害と極めて強い関連がある可能性が高く、その発症率から考えれば不活性2つのタイプは5~10%程度存在している可能性がある。世界的に見ればユーラシア大陸のモンゴロイドを中心に東はアラスカ・グリーンランドなどのイヌイット、西は東ヨーロッパのスラブ人、東南アジアやオーストラリアのアボリジニまで分布していると考えられ、日本を含め自殺率が極めて高い国が並んでいる。西ヨーロッパを中心とした純粋なコーカソイド、アフリカ大陸を中心としたネグロイド、アメリカインディアンにはほとんど存在しないと思われる。どういうわけか「酒乱になりやすい遺伝特性」と分布が重なるように思えるから何らかの関連があるのかもしれない。

この遺伝特性を持つ人はストレスに弱く精神疾患を発症しやすいということになる。それはストレスによって生じる特定の化学物質を分解できないからだと考えられる。

・胎児アルコール症候群 子供が飲酒してはいけない理由

赤ちゃんにとってエタノールが如何に有害であるかという項目の中で実験例が紹介されている。生後7日目のラットにエタノールを投与したところ、前脳(将来大脳になる部分)の多数の神経細胞(一匹当たり平均約1000万個)がアポトーシス(神経細胞の自殺)を起こしていたというデータが2000年の「サイエンス誌」に掲載された。これはエタノールの毒性によるものでエタノールがNMDA受容体の働きを阻害することと関連しているらしい。特に神経細胞がシナプスを形成して脳のネットワークを作っていこうとしている胎児期にこの作用が起こりやすいとされている。  

シナプスを形成する活動が盛んな思春期にもこの作用が起こることが指摘されていて未成年者のアルコール依存症(ヤングアルコホリック)の特徴の中で人格障害、うつ病、不安障害などの精神障害が多く、特に女性のヤングアルコホリックは70%に摂食障害、中でも過食症を併発しているとのこと。これらの症状がストレスによって起こる精神疾患と同じものであることがよくわかる。



お分かりいただけるだろうか。ストレスに弱い遺伝特性に生じる精神疾患の特徴がアルコールによって生じるヤングアルコホリックの特徴と同じであること、さらに「複雑酩酊」「病的酩酊」も酩酊状態を除けば同じものであることアルコールと抗不安薬、睡眠薬のGABA、NMDAに対する効果が同じであること神経細胞のアポトーシスがこれらの症状を起こすと考えればつじつまが合うということである。どういうわけか眞先氏はこれらの明確な点を記載しながらそれを線で結ぼうとしていないのが不思議である。

すなわちCOMT多型の人間はたとえ大人であってもストレスや抗不安作用を持つ物質(アルコール、睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬、麻薬、覚醒剤)が多量の神経細胞のアポトーシスを起こし、一時的、あるいは半永久的に前頭葉の機能が低下するということである。このアポトーシスでは記憶知識や言語・運動機能などの異常は見られないことから「人格、理性」を司る前頭葉に限定して起こると考えられる。

この現象は原始的な生存本能に由来するものと私は考えている。ストレスを生命の危機と感じた脳が危機を回避するため社会性、理性、愛情などの「感情の記憶」をシャットダウンし、防衛、攻撃態勢をとるシステムなのではないか?つまり「感情の記憶」が幼児や赤ん坊の状態にリセットされることによってこれらの症状が起きると考えればすべての症状のつじつまが合う。すなわちこれは正気を失って別の人格に支配される「一種の統合失調症」であり、ストレスが原因で発症する統合失調症も同じ理屈で起きると考えるべきである。本来ストレスによって引き起こされる現象がアルコールや抗不安作用を持つ物質でも起きるということなのだ。

神経細胞のアポトーシスに関する記述で「エタノールは成人の脳にある成熟した細胞を殺す作用は比較的弱いのですが・・・」という文がある。比較的弱いということは「若干は起こる」ということになる。この若干起きるアポトーシスがストレスの「感情記憶」を消し去ることで抗不安効果をもたらすのではないか?これがCOMT多型以外の人間に対する抗不安薬の機序なのではないかと私は考えている。

結論としてCOMT多型の人間に対しては睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬は「人格を破壊する劇薬」ということになる。この症状は理性、社会性、人格、愛情を奪い去り、性格を変え、自殺、興奮、暴力、犯罪、統合失調症を引き起こす。日本における精神疾患の患者はうつ病も含めCOMT多型の人間が前頭葉の神経細胞アポトーシスによって引き起こされた「統合失調症」が大半であって欧米における「うつ病」と同じものはごくわずかということだ。精神科医は欧米からそのまま持ち込んだ「絶対にしてはいけない」治療を100年以上何の疑問も抱かずに続けてきたことになる。COMT多型でない人間でも思春期などは危険だということは、「発達障害が薬で治ります」と宣伝し続けてきた製薬会社と精神科医の姿勢は「とんでもない間違い」であって、どれだけの人生を奪ってきたことだろうか。

確かにこの事実は発表されてまだ日が浅いから知らなくても仕方ないが、目の前でこの副作用が起きるのを見ながら、多くの患者が副作用であることを訴えていながら「もともとの精神疾患が悪化した」と言ってはばからなかった精神科医を私は同じ人間とは思えない。日本だけでもこの副作用によって年間1万人が自殺し、多くの人間の人生が奪われている。何の罪も無い人間を不可解な凶悪犯罪に駆り立て何の罪も無い人の命を奪っていく。これは戦争・紛争を除けば最大の「犯罪」である。

息子に起きたこの副作用の記録と考察は下記を参照してほしい(一部未更新)
 

http://toshioy001.wix.com/tougou


 

智恵子抄の驚愕の真実

高村智恵子、芥川龍之介、太宰治・・・連続した芸術家の自殺は偶然か?

詩人高村光太郎の詩集「智恵子抄」で有名な妻智恵子は、1886年福島の酒蔵に生まれた。日本女子大学に進み洋画家を目指し、1911年には雑誌「青鞜」表紙絵を描いた。若き女性芸術家として注目される中、高村光太郎と出会い結婚する。結婚後は貧しい生活の中で創作活動を続けていたが、実家の没落、病気などが原因で統合失調症となり、1931年に睡眠薬「アダリン」を大量に服用し自殺未遂。幸い命は取り留めたものの統合失調症が悪化しゼームス坂病院に入院、病室で多数の紙絵を生み出したが1938年肺結核によって死去した。

智恵子抄は結婚する前から死後まで30年に渡る光太郎の智恵子への愛を綴った名作として知られ、ひたむきで純粋な「愛」の象徴として人気を集め映画化もされた。私も若い頃その美しい愛の姿に心打たれ憧れた。しかし年を重ねるにつれ光太郎の愛が奔放で自分勝手なエゴイズムでしかなかった事に気づくようになった。智恵子が精神を病んだきっかけも実家の没落でも、芸術的行き詰まりでも何でもなく、光太郎が智恵子の愛と心を理解しようとせず自分の愛だけを押し付けたからにすぎなかったということも。

更に年を重ねた現在、智恵子の統合失調症の発症と自殺未遂、その後の統合失調症の悪化に新たな疑問を持つようになった。

自殺未遂を起こした智恵子と同じ世代を生きた作家芥川龍之介と太宰治はともに自殺している。この3人に共通するのが睡眠薬「アダリン」の服用である。(他の睡眠薬だったという説もある)名探偵ホームズならこの段階で疑問を持たなければならない。

いやいや天才と狂気は紙一重と言うのだから別におかしくも無いだろう。誰もがそう解釈し一つの時代を彩った文化人の死を納得した。しかし睡眠薬の服用だけではなく統合失調症だったことまでもが一緒なのだから事はそう簡単ではない。太宰治は境界性人格障害だったという説もあるが広義では統合失調症の範疇である。

統合失調症は記憶や知識には全く問題がないのに幻想や幻聴、妄想に行動が支配されてしまう病気である。理性や社会性が欠如し反社会的な行動や理解不能な行動、言動が出現する。

統合失調症の発症とアダリンの服用がどういう時期関係にあるかが重要だ。少なくとも智恵子の場合は智恵子の場合はアダリンを服用するようになってから「統合失調症の兆候」が表れている。自殺未遂の前の年に光太郎の母親に「死にたい」とこぼすようになったとされている。これは現代では「うつ病」の症状にも思えるが実際に自殺してしまうような場合は統合失調症と思って間違いない。自殺は統合失調症の一つの症状ということを論理的に解説している医師がいて信憑性がある。

アダリンについては調べようがないが現在一般に用いられているベンゾジアゼピン系と呼ばれる睡眠薬には統合失調症の発症・悪化が「重篤な副作用」の一つとして添付文書に記されている。

統合失調症は自然にも発生し「ストレス」がその主な原因とされている。不眠というのは多くの場合ストレスによるものだから睡眠薬を服用している人間が統合失調症を発症することは不思議でない気もするのだが・・・。

私の息子は12歳の時にストレスによって精神疾患を発症した。失神発作や意識障害という「統合失調症の兆候」が表れその治療に「抗不安薬」を処方された。一粒飲んだ翌日から性格が変わりおかしな行動や言動が表れた。前日までの症状とは全く別のものであり数週間たっても治らなかった。発作は収まらず別の抗不安薬を飲ませた所、錯乱を起こしその後解離性障害や感情だけが半永久的に赤ん坊の状態となる「退行」状態となり同じ記憶と知識を持った「別人」になった。これはすべて薬を飲んで起きたことは家族3人が目の前で見ていたにもかかわらずいくら訴えても精神科医は副作用であることを認めなかった。

それ以前から妻はうつ病と診断されてから抗うつ薬と睡眠薬が処方されていた。薬を飲むとおかしな行動や言動があることが気になっていた。自殺未遂も何度か起こした。息子の事があってから薬が怖くなり抗うつ薬は早い時期に止めさせたが睡眠薬だけはしばらく服用していた。服用直後にはおかしな行動や言動が見られ日常的に精神が不安定な状態が続いたのでもしやと思いすべての薬を止めさせたところ数週間後には健康な状態を取り戻したのである。すべてはうつ病のせいではなく「薬の副作用」のだ。

息子と妻の症状が程度の差こそあれ「統合失調症」であり、抗不安薬と睡眠薬が同じものであることを後に知った。同じことが前述の3人に起こっていたことは疑う余地がない。この副作用は実に80年以上放置されていたのだ。この事実にはあきれるほかない。

睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬は統合失調症を発症しやすい「アセトアルデヒド脱水素酵素欠損症」の遺伝特性を持つモンゴロイドにのみ高確率で前頭葉を萎縮破壊する副作用を起こす。統合失調症を発症・悪化させ自殺、凶悪犯罪を誘発する。この事実は検証によって立証が可能である。誰もそれを試みようとしなかっただけなのだ。抗不安薬や抗うつ薬によって「性格が変わった」事例が膨大な数存在する。2012年に東京新聞が「睡眠薬が性格を変える」記事を掲載し、2013年スウェーデンの大学が「抗不安薬が魚の性格を変える」研究を発表した。さらに2013年にはPTSDが統合失調症に悪化する例が後を絶たないため学会が「抗不安薬」の使用を控えるよう通達を出す珍事まで起きた。

睡眠薬自殺が統合失調症を急激に悪化させ「性格を変える」ことには多くの症例がある。全日空ハイジャック事件の犯人、音羽幼稚園幼児殺害事件の犯人、逗子市ストーカー殺人事件の犯人など自殺未遂後犯罪者になったり、過食症になったりしているのも事実である。

それなのにこの事実が認められなかったのはCOMT多型との関連に誰も気付かなかったからである。モンゴロイドの一部とアボリジニ、一部のコーカソイドにのみ存在する遺伝特性でストレスに弱く精神疾患を発症しやすい。この特性を持つ人には抗不安作用を持つ薬は統合失調症を引き起こす劇薬となる。この作用には生物が太古から持っている防衛本能に関係すると思われる。

これは私の主観のレベルでしかないがこのタイプの人間は芸術的資質を持っている人が多いと考えている。智恵子の弟は家業を嫌い放蕩を続けた結果実家は没落した。仕事を出来ずに放蕩するのも一つのこのタイプの典型だと思われ、間違いなく智恵子の家系にはこの遺伝特性が存在する。そう考えるとつじつまが合う。統合失調症の症状が感情の幼児化であることは智恵子抄にとてもよく表現されている。
睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬はとても高い確率で一時的・半永久的に統合失調症を発症・悪化させ、性格が変わる・自殺・わがまま・理性の欠如・感情の幼児化・反社会的な行動・暴力・犯罪といった症状を引き起こす。これは立証が可能な事実であり、妄想などではない。
息子に起きた副作用の記録と詳しい解説は下記を参照してほしい。

http://toshioy001.wix.com/tougou

抗うつ薬の副作用による自殺は「統合失調症の悪化」

抗うつ薬による自殺の真相

精神科に通ううつ病の患者が自殺する事例が多発している。私の身近でもすでに3人が亡くなっている。私の妻も精神科通院中に自殺未遂を繰り返した時期がありいつ成し遂げてもおかしくなかった。いくら何でも数が多すぎないか?ストレス社会だから、うつ病が増えているから?果たしてそんな理由で説明がつくのだろうか?

うつ病は「死にたくなる」病気だから自殺するのは不思議ではないと誰もが思う。しかし「死なない」ために精神科に通い、薬を飲んでいるはずなのになぜ死んでしまうのだろう。この事自体精神科医療の無意味さを示しているのだが事はそれだけではない。うつ病になった人間が死ぬことではなく精神科に行くことを選ぶのは「死にたくない」「死ぬわけにはいかない」という「理性」が残っているからだ。それが精神科に通うようになってから自殺してしまうのは本来おかしい。妻が自殺未遂を繰り返したのは息子の副作用発症というストレスは確かにあったものの「うつ病が悪化した」からではなく薬によって異常な精神状態に陥っての結果であって、薬を変えたり止めたりすることで回避することが可能だった。

うつ病は脳内化学物質セロトニンの減少によって起きるとされ、セロトニンを増やす「抗うつ薬」によって症状が改善する、というのが精神科のうつ病治療の基本である。もちろんこれは対症療法であり、うつ病の根本的な原因である「ストレス」を取り除かなければ悪化する要因は残っている。したがって「治療の甲斐なく悪化し自殺に至った」というのが精神科医の決まり文句にはなるのだがどうしても疑問が残る。些細な原因で「簡単に自殺しやすい状態」になっているのは間違いないがそれが「うつ病が悪化」したからなのか薬がそうさせているのかということが問題である。

かなり以前から抗うつ薬と自殺には関連があるとされていて、添付文書の副作用欄にも間違いなく記載されているが、実際に明らかな「副作用」であると認められた例はほとんどなく、もちろん何の保証も受けられない。一部の精神科医や識者が「脳内化学物質の混乱が起き、不安感、焦燥感が高まることによって自殺に至る」とその原因を指摘しアエラを始めマスコミでも多少は取り上げられている。しかし、そのメカニズムは解明されておらず製薬会社や精神科医は否定を続けている。脳内化学物質の混乱による感情の微妙な変化は現在の測定技術では計測不可能だからこの理論は仮説以上のものではない。

抗うつ薬は興奮作用、高揚作用があって気分をハイな状態に維持しうつ状態から脱出させる。そもそもこの作用を持つ薬が自殺を促進させるはずがない、この精神科医の見解は多くの人を納得させる。効能と反対の「脳内化学物質の混乱」を起こす理由が体質などを考慮しても「見当たらない」ということになり、自殺を誘発する副作用というのは「バカげた理論」ということになってしまう。

しかし実際には多数の副作用による自殺者が存在するのはどういうことなのだろう。「脳内化学物質の混乱」という仮説がもともと間違っているのではないか?と考えると謎が解けてくる。

自殺は「統合失調症」の症状だという精神科医がいる。さらにうつ病の患者の中に前頭葉の萎縮が見られ抗うつ薬の効かない「統合失調症」が少なからず「誤診」されているというのである。ほとんどの抗うつ薬の添付文書には統合失調症の悪化を意味する「重篤な副作用」が記載されている。これらの事実を重ね合わせれば副作用によって自殺が促進される事実は明確だということになる。

統合失調症はストレスによって前頭葉が萎縮することによって起きるとも言われている。性格の悪化、理性の欠如、暴力、幼児化など記憶知識には何の異常も無いのに「感情」にだけ変化が現れ社会生活が困難となる病気である。うつ病は基本的に「死にたい」と考え「死ぬ」ことを何度も想起しているから記憶の中に「自殺する行為」が存在する。しかし残される家族の事を思ったり死の恐怖というような「理性」が死ぬことを「思いとどまらせている」状態だと言える。その理性が欠落すれば思いとどまる理由がなくなってしまう。これが統合失調症による自殺のメカニズムだ。

理性が欠落すれば本能や恐怖、憎しみなど「負の感情」がむき出しになり本来とは全く異なる人格が現れる。それが「キチガイ」の正体である。

死にたいと思っていた人は死に、疎外感や憎しみを募らせていた人は暴力や犯罪に向かい、愛情に飢えていた人は甘える。要するに「感情」だけが幼児や赤ん坊の状態にリセットされるということなのだ。赤ん坊や幼児の行動をよく観察してみよう。奇声、興奮、感情の爆発、わがまま、すねる、残忍な行為、暴力、甘え・・・赤ん坊や幼児なら当たり前だが「大人」がそういう行動をすれば「統合失調症」と診断される。しかも記憶や知識には何の異常も無いのだからことは厄介である。幻覚や幻聴といった特徴も頭の中浮かぶさまざまなことを幻覚だ、幻聴だと判断する理性がなくなってしまうことによって起きると思われる。幼児にはよく見られることである。

なぜ抗うつ薬によって自殺者が増えるのか。それはこれまで誰も考えなかった「統合失調症の悪化」が原因である。1%以下というこの副作用の発症率は白人や黒人を対象とした数字でモンゴロイドでは極めて高い数字になる理由が存在する。この特性が前頭葉を萎縮させる作用と関連している可能性が高い。

同じ副作用は睡眠薬、抗不安薬、安定剤でも高確率で発症する。

詳細はホームページへ

http://toshioy001.wix.com/tougou

睡眠薬で性格が変わる?知られざる睡眠薬の驚愕の副作用

性格が変わる、攻撃性が増す、驚愕の副作用が高確率で起きる睡眠薬の恐怖!

自分は精神科に通っているけれどもらっているのは睡眠薬だけで抗うつ薬抗不安薬ではないから重い副作用の心配はない、そう思っている方もいるだろうと思う。一般の方のイメージは睡眠薬は眠くなるだけ、多量に飲めば死ぬという程度のもので副作用など特にない、というようなものだろう。

しかし、睡眠薬によって「性格が変わった」「攻撃的になった」「乱暴になった」というような事例が数多く報告されていて、数年前「東京新聞」には特集記事が掲載されている。これはどういうことなのだろうか。

睡眠薬は効き目が長い長時間タイプのものと短時間タイプのものがある。長時間タイプのものは「睡眠薬」、短時間タイプのものは「導入剤」と呼ばれている。いずれも睡眠作用とともに不安や興奮を抑える作用があるとされる。レンドルミン、レキソタン、デパス、ハルシオン、ロヒプノール・・・これらの睡眠薬がベンゾジアゼピン系と呼ばれる「抗不安薬」であることは意外と知られていない。「抗不安薬」は副作用の少ない薬としてPTSDや不安障害の他にも睡眠薬あるいは安定剤という名前で大量に処方されている。当然のことながら副作用はある。「不安」「興奮」「記憶障害」などの一時的な副作用があるとされ、その様子は妻が服用していた時によく見られた。これらの副作用以外にも長期的な精神的不安定を誘発するようで、ストレスに弱い状態が続いていたが、薬を止めた時から妻は普通の人間に戻ることができた。

もちろんこれらの副作用が「性格が変わる」という表現にはならない。抗不安薬には明らかにされていない驚愕の副作用が存在するのである。

抗不安薬はある特定の遺伝特性を持つ人間の前頭葉を萎縮させる作用がある。萎縮によって脳細胞が破壊され「感情」の記憶だけが失われるのだ。ばかばかしいと思われるだろうがこれは人間が本来持っているストレスから脳を守る自衛反応でもあるのだ。
「感情記憶」が著しく破壊されると何が起きるか?それは「感情」(理性、人格)だけが幼児や赤ん坊以下の状態に半永久的にリセットされるという信じがたい状態が起きるということになる。赤ん坊には理性も人格も存在していない。人は知識で物事を判断しているわけでは無く「感情」で判断しているのであって、正常な知識や記憶を赤ん坊の「感情」がコントロールすることができなくなって「性格が変わる」「攻撃性が増す」という症状があらわれるのだ。
東南アジアには「アモック」朝鮮民族には「火病」と呼ばれる精神疾患の「風土病」があることが知られている。これが「統合失調症」の症状であることは間違いない。「2004年の100,000人あたりの統合失調症の障害調整生命年」(発症率よりも実態を示す数値wikipedia統合失調症参照)を見るとモンゴロイド居住地域の色が濃いことがはっきり見て取れる(その中で日本だけ数値が低いが判断基準や集計法の問題だと考える方が自然だ)。

精神科医療は欧米の理論、薬がそのまま輸入された。モンゴロイドの遺伝特性は全く考慮されなかった。抗不安薬、抗うつ薬の添付文書には「脳の萎縮」「統合失調症の患者が服用すると錯乱を起こす」という重篤な副作用の記述がある。
先日PTSDの治療方針が発表され、これまで積極的に勧められてきた「抗不安薬」による治療には効果が無く、できるだけ薬を使わない方法で対処するという方針が示された。PTSDに効果が無いのは当然でほとんどの場合「統合失調症」に悪化する事態を受けての変更であることは明らかだ。私の理論は基本的に間違ってはいない。

ほぼ100%この副作用が起きるPTSDや不安障害と違って睡眠薬服用における副作用の発症率は5%~10%の間ということになるだろう。眠れないのがつらいのは当然だろうが眠れなくても死ぬことはない。もし5%の確率で人格を失って別人になったり山口連続放火殺人事件のような凶悪犯になる可能性があるとしたらどちらを選ぶだろう。アメリカのドラマのように誰でも睡眠薬や抗不安薬、抗うつ薬を常用する風景は日本人にはあまりにも危険なのである。
ついでに睡眠薬自殺を考えている方へ。
睡眠薬自殺は苦痛がなさそうで楽に死ねると思っている方がいるかもしれないがたいていの場合死にきれない。死ねないだけならいいが家族を地獄の底へ突き落す「統合失調症」と診断される後遺症が残る可能性が高い。高村光太郎の妻智恵子がアダリンという睡眠薬で自殺未遂を起こした後に精神分裂症(統合失調症)と診断され感情が幼児化した様子は詩集「智恵子抄」に詳細に記されている。私は智恵子のこの症状もアダリンの副作用であって、自殺未遂まではうつ病程度にしか過ぎなかったと思っている。
息子に起きた副作用の3年の記録とくわしい考察は下記を参照していただきたい。
toshio1131.web.fc2.com


 

記事検索
最新コメント
プロフィール

トシオ

QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 累計:

  • ライブドアブログ