精神科医が作り出す「異常性格者」

不可解な凶悪犯罪の驚愕の真相・・・悲しみの連鎖を止めたい

真相

専門家の嘘3 脳内物質異常説の矛盾

 不可解な凶悪事件の原因が精神科の薬であることを指摘したのはもちろん私が初めてではない。人権団体の関係者を中心にかなり前から関連が指摘されていて、最近になって月刊誌などでも取り上げられるようにもなってきた。しかし、関連を指摘されている凶悪事件で副作用による心神耗弱が認められた例はごくわずかであり、ほとんどは弁護側からさえ副作用の可能性は指摘されることが無いのはどうしてなのだろう?

ご存じない方が多いとは思うが抗うつ薬(SSRI)の一部に「攻撃性が増す」副作用があること自体は厚生労働省も認めていて、米に遅れること5年の2009年に薬の使用上の注意を改訂している。しかし、その後も事件との関連が認められた例が増えているわけではないのはどうしてなのだろう?もっともこの事実を知らない精神科医も多く、患者には一切知らされることはないのだが。

実は抗うつ薬の副作用として「攻撃性が増す」現象が起きることはもはや否定することの出来ない事実なのだが、その詳細なメカニズムがいまだ解明されていないのだ。

副作用説を唱える方々や良心的な精神科医がその原因としているのが「脳内物質異常説」である。脳の神経細胞間の情報伝達を行なうのがアドレナリンやセロトニンといった脳内物質であり、その分泌量の異常によってうつ病などが起きるとされる。抗うつ薬はその分泌量を適正化することによって症状の改善を図る薬なのだが、体質などによって目的外の脳内物質の異常を起こし「攻撃性が増す」という症状が起きるという理論である。
 「キレる」という症状があることは多くの人が知っている。普段はおとなしい人が興奮や怒りによって精神的な極限状態にさらされると別人のように凶暴で攻撃的になるものである。これは脳内物質の異常分泌が原因であって、生命の危険を回避するための本能的な現象と思われる。つまりこれと同じことが薬によって起きるということである。

薬によって感情が左右され妻もあやうく死ぬところだったし、息子も直接の副作用として錯乱を起こし恐ろしい別人に変わった。「攻撃性が増す」副作用があることは明確なはずなのに、多くの事件でそれが認められていないのはなぜなのだろう?

多くの凶悪事件が副作用と直接結びつかない大きな理由は、脳内物質の異常によって「攻撃性が増した」ことが原因で凶悪事件が起きたと説明するには多くの矛盾が存在するからである。

 主な矛盾点は次のようなものである。

   一時的な症状が見られない、恒常的な症状
一般の方の常識の中では副作用は薬の成分が体の中にある間起き、薬が抜ければ回復するというものだろう。脳内物質異常説もこの範疇のもので薬の成分が血中に存在するかどうかによって「心神耗弱」が判断されたりする。普通に考えれば薬をやめれば数日で血中濃度が下がり症状が治まるはずである。しかし、厚生労働省の報告書の中でも回復までの時間が100日以上と極端に長いものがある。息子の例でも近所の例でも回復まで少なくとも数年かかっている。直接的な作用で起きる錯乱やせん妄、焦燥感などの症状は間違いなく数日、どんなに長くても1~2週間で収まるはずなのだが、ほとんどの凶悪事件では錯乱や半錯乱状態のような一時的な症状が見られないか、異常な状態がいつまでたっても収まらず「もともとそういう性格だった」と判断するしかない状態なのである。しかし、そのような傾向は薬を飲むまでは一切見られていないという証言がある。

   幼児のような行動や言動の理由が見当たらない
脳内物質異常説では錯乱や不安になったり興奮したりすることはある程度説明がつくが日常的に子どもっぽい行動や言動があることの理由付けができない。多くの症例で甘えたり、すねたり、わがままだったり、抑制がきかなかったりという、まるで幼児のような行動、言動が恒常的に見受けられる。それがどこから来るのか誰も明確に説明できていないし、薬を飲む以前にはそのような傾向はない。

   脳内物質異常で殺人が起きるか
自分という人格をまるで失っている錯乱やせん妄の状態なら可能性はあるが、多くの凶悪事件はそのような様子が見られない中で起きている。脳内物質の異常でイライラしたり感情的になったりということがたとえ起きても、それまで犯罪と縁のなかった人間がいきなり猟奇的な殺人を犯すだろうか?人格が全く別のものにならない限りありえないのではないか?この疑問が事件の副作用との関連を否定する原因となっている。


 副作用論を唱える方々もこれらの矛盾については口をつぐんできた。事件を検証していけばつじつまが合わないことは明白で、この理論を声高に叫べば叫ぶほど「副作用ではない」と言い張る製薬会社や精神科医を有利にしてしまう結果に繋がっていたことも否めないと思う。これらの矛盾を埋める理論はこれまで存在しなかった。薬が脳に半永久的なダメージを与えるという概念が存在しなかったのだ。
 私の息子は同級生に比べやや精神年齢が低く多少わがままで言うことは聞かなかったが、動物が好きでやさしい面も持ち合わせていた。その息子がたった2粒の抗不安薬によって猫や犬を虐待し「殺したら面白いのに」というような言葉さえ発する人間に豹変した。もちろん一時的症状ではなく回復に3年以上の時間を要した。
 私は息子の3年の記録からその症状が前頭葉の萎縮によって感情記憶が喪失し、知識記憶はそのままに感情だけが半永久的に幼児化する「感情記憶の喪失」であることを突き止めた。幼児化した感情が正常な知識記憶をコントロールすることができずに凶悪犯罪に繋がって行くのである。すべてのつじつまが合い、薬と凶悪犯罪を直接結びつけることができる唯一の真実である。

息子に起きたこの副作用の詳細は下記を参照してほしい
toshio1131.web.fc2.com
 

光市母子殺害事件 再審請求

少年が19歳の体と知識を持った幼児だったことを証明する唯一の方法


光市母子殺害事件は死刑が確定したが弁護側が再審請求するという。

死刑が執行されればすべてが闇に葬り去られてしまうだけだから是非ともお願いしたいが道は険しいだろう。

19歳の少年は本当に2.3歳の感情しか持っていなかった。その理由と証明はとてつもなく困難だ。

そこにとてつもな大きなストレスが存在していたのでなければ他の理由は「薬」しかない。過去のどの段階でか精神科の薬か麻薬、覚せい剤、脱法ドラッグなどとの接点があったはずだ。薬によって前頭葉が萎縮し感情記憶が半永久的に失われ幼児化する「感情記憶の喪失」が起きたのだ。理性がなくなり「負の記憶」に支配され「命」というものが何なのか、生きるということ、死ぬということがどういう意味をもつのか、強姦がどういう意味を持つのか、悲しみとはどういうものか・・・すべてがわからなくなってしまったのだ。勘違いしないでいただきたいが「人を殺すことはいい事か」と聞かれれば「悪い事」と間違いなく答えることができる。知識はあってもその意味を理解する心が存在していないのだ。だからこそ責任能力はあるとされてしまうのだ。

少年にとっては人が死ぬことも虫が死ぬことも大差がない。もちろん自分の将来や生死もその意味を理解することはできない。

劣悪な成育環境によるストレスによって「キチガイ」「サイコパス」が生まれることを否定するつもりはないが、そこにストレスが存在したのか?というのが最大の問題である。

副作用としての「感情記憶の喪失」は頻繁に起きているがすべてが凶悪事件に繋がるわけではない。多くはわがままや理性が失われた欲望をあらわにはするが社会生活や家庭生活が困難になる程度だ。すべては生まれながらにして持っている「負の性格」と蓄積された「負の記憶」が支配するということは、弱い性格で自殺することを考えた記憶を持っている一部の人が自殺へ向かい、疎外されたり否定され続けたりして歪んだ感情を持ちいつか報復したいとかダークヒーローになりたいとか考えた記憶を持つ一部の人が事件へと向かっていく。もちろんそれは誰の心にでもしまわれているほんの小さな悪魔の心でしかない。それが「薬」によって解き放たれるのだ。いわば「悪魔の薬」である。

このことを知っている人間は私だけかもしれない。どんな専門家も精神科医も認めないこの副作用がほとんどの凶悪事件の原因である。心理学者や精神科医、社会学者がああでもないこうでもないと理屈を述べた事件の真相は全く違うものの可能性が高いのだ。

ではこのことをどうやって証明するか?もし何らかの薬と関わったことが明白ならもう一度その薬で何が起きるか実験すればいい。同じ薬を飲めば必ず同じことが起きる。どうせ死刑なのだし命にかかわることは無く刑務所内では他人に危害を及ぼす恐れも無い。精神科医は何も起きないとするのだから問題は何もない。本人に詳細は知らせず脳の測定機器をつけて薬を飲ませ、脳の変化と感情の変化をリアルタイムで観察すれば私の言っていることが正しい事が証明される。

少年が「責任」がない事を証明するそれが唯一の手段である。責任はこの副作用を認めようとしなかった精神科医、製薬会社、国にある。くれぐれも言っておくが少年を擁護したいわけではない。この真実が明らかにされることが被害者の家族にとっても大きな意味がある。憎むべき相手はこんな一人の少年ではなく「巨大な悪」なのだ。

この真実を弁護団に伝えるすべが私には無いのがくやしい。まあ、たとえ伝わっても素人の言うたわごとを信じる聡明な弁護士がいるとも思えないが。

私はこの悲しみの連鎖を止めたい。

私の息子に起きたこの副作用の詳細は下記を参照してほしい

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2006年 川崎マンション子ども投げ落とし事件の真相

子煩悩な父親が起こした事件は感情の幼児化による典型的な犯罪

2006年3月に川崎市のマンションで小学3年生を15階から投げ落とした事件。
事件の9日後に同じ15階で清掃作業員の女性を投げ落とそうとし事件があり、出頭した41歳の男が逮捕された。妻子もある子煩悩だったはずの父親がなぜ事件を起こしたのか注目を集めた。リストラ?されたことによるストレスや借金が原因とも言われたが「最上階の15階から人を落とせば殺せると思って行った」という動機は極めて不可解だ。

この父親は幾度も自殺未遂を繰り返し「うつ病」と診断され精神科に前年11月から3月初めまで入院し、その後は別の病院に通院している。動機に不明な点があるものの供述や態度はしっかりしており、責任能力は問えると判断された。

・・・

この犯行も感情の幼児化による典型的な症状である。あいまいな動機、せん妄や錯乱状態、顕著な攻撃性は見られない。冷静に犯行を行い供述や態度はしっかりしているから心神耗弱も疑われることが無い。当然のことながら副作用を疑うものはいない。
しかし若年者や独身の変質者というならともかく41才という年齢、妻子もある男性がうつ病やストレスがあったとしても家族を地獄の底へ突き落としてしまうような犯罪を行う理由があるとは思えない。以前から性格が悪かったという事実も無ければもちろん前科も無い。このような事件を起こすにはあまりにも唐突である。
この犯行が前頭葉の萎縮により感情記憶が失われた「感情の幼児化」によるものであることを知る者はいない。一般記憶や知識は「考えたこと」「思い描いたこと」まではっきり記憶しているのに感情だけが幼児化し負の記憶をコントロールすることが出来なくなって起きた事件である。家族のことを考えたらそんなばかなことは出来ないという理性が消失してしまうのだ。
かくして全く無関係の子どもが犠牲になり、子煩悩ないいお父さんは殺人犯にされ家族は絶望の淵をさまよう。こんなことが許されていいのだろうか。精神科にさえ行かなければこのお父さんが自殺しただけで済んだかもしれないのに。

さまざまな専門家が社会問題や心の闇を声高に説かなければ説明のつかなかったこの事件の真相は余りにも単純なものである。これまでの副作用の考え方では全く説明のつかない精神科の絡む不可解な事件はほぼ100%「感情の幼児化」によるものだ。すべてのつじつまがあうことがどの事件を調べてもわかってくる。精神科医も専門家も誰も認めなくてもこれが真実であることはもはや明らかである。

息子に起きたこの副作用の詳細については下記を参照してほしい。

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2005年 京都 宇治 塾講師による女児殺害事件の謎

「心は5歳、脳と体は23歳」これは抗うつ薬によって作られたモンスターだ


2005
年12月に起きた現役大学生塾講師が小学六年の女児を包丁で刺殺した事件である。

女児の母親が塾に講師との関係が上手く行っていないと繰り返し相談した結果、犯人の講師が担当する国語の授業を受講させないことになったため、講師は女児に対して逆恨みの感情を抱くようになった。

犯行当日、講師は模擬試験の監督を外されていたが、包丁とハンマーを用意したうえで出勤し、模擬試験を受けに来た児童に「別室で国語のアンケートを取りたい」と言って退室を命じ、国語の授業を受けていない被害女児と2人になったところを包丁で刺殺。犯行後、警察に電話で自供し、駆け付けた警察官に現行犯で逮捕された。

大学内で窃盗行為を繰り返し他の学生の財布を盗み、窃盗と傷害罪で有罪判決を受けた前科があり、停学処分中であった。

講師は幼少期に厳格な環境で育ち、菓子やテレビゲームを与えられず、男女交際を禁止されていたと言われ、その結果学業こそ優秀であったが、思春期以降に反動により親に対して家庭内暴力を振るうなど横暴な性格を見せ、コミュニケーション能力に乏しい傾向があったとみられる。精神科医は「(被告は)アスペルガー症候群で、犯行当時は反応性幻覚妄想障害に陥り、剣を持った被害者の像などの幻視があった」と証言。「生徒としての被害者に腹を立てただけでなく、幻覚に影響されたからこそ犯行に至った」と述べた。公判中の際にも突然、大声で「僕を殺してくれ!助けてくれ!」などとわめき出すなど、奇妙な言動が目立っていた。2007年懲役18年の判決を受けた。2009年控訴審の判決では、被告の心神耗弱状態を認定し懲役15年が言い渡された。

・・・

この事件は謎に満ちている。犯人は「(女児が)この世からいなくならなければ、生きていけないと思った」「このままでは塾での立場を失い、就職の道が閉ざされると思った」などと供述していたというが、実際の殺害の方法と動機がまるで結びつかないのだ。

犯人は23歳の大学生である。自分を避けようとする女児に憎しみの感情を抱くとういうのはまあ百歩譲ってあったとしても殺意まで抱くかというのがまず疑問である。殺害に及んで発覚すれば将来が無くなることは明白である。さらに千歩譲って殺意があったとしても自らの犯行が露見しないように隠蔽を図るのが当然だろう。相手は小学生である。連れさったり殺そうと思えば方法はいくらでもあるし、証拠を極力残らないように配慮することも難しい事ではない。しかし彼は白昼堂々と、塾の教室で包丁を使って女児を殺害し、血まみれになりながら自ら警察に通報している。反応性幻覚妄想障害による犯行だというが事前に凶器を準備し計画的に犯行を行っているようにも思われるのはどうしてなのだろう。

ある精神科医は雑誌にに載せた「5歳になったピーターパン」という記事で「心は5歳、脳と体は23歳」と表現している。これは「感情の幼児化」の特徴そのもので、はっきり言うと5歳以下である。犯人は抗うつ薬フルボキサミン(商品名ルボックス、デプロメール)を服用していた。この薬の副作用により前頭葉が萎縮、感情記憶が消失し幼児か赤ん坊の状態にさせられたのだ。
錯乱、顕著な攻撃性というようなこれまで言われている抗うつ薬の副作用は当てはまらない。薬を止めているはずの公判中にも精神状態は変わらないから一時的な症状ではない。
すべての謎が「心は5歳、脳と体は23歳」という言葉で解けるのだ。精神科医はここまで気づいているのにそれが「自分たちが処方した」薬で起きているということを知らない。
幼児化した感情は幼児性愛を生み出す。小学生の女児に思いを寄せたのもそこからのものなのだろう。 


息子に起きたこの副作用の詳細な記録と考察は下記を参照してほしい。

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2005年 寝屋川事件の真相

抗うつ薬によって起きた「感情の幼児化」による動機なき犯行 少年は発達障害では無かった 幼児の感情が妄想をコントロールできずに起きた事件

 

 2005年に大阪府寝屋川市で起きた市立中央小学校に侵入した少年が教師や栄養士3人を殺傷した事件。17歳の少年は同校の卒業生だった。
 小学校の頃からいじめに逢い中学校で不登校となるが成績は優秀だった。どのような経緯かはわからないが2004年から思春期外来に通院し抗うつ薬などの投与を受けているが、殺人衝動が抑えられないとか「キチガイ」になったというような理由でない事は間違いない。心理状態が不安定となり2005年なると自室に包丁を隠し持つなどの異常行動が見られるようになった。
 警察が駆けつけてきたときには少年は職員室の窓際に煙草をふかして立っていた。
 精神鑑定では「広汎性発達障害」と診断されたが裁判では責任能力があるとされ懲役15年となった。

この事件も感情の幼児化による特徴がすべて当てはまる。

・動機があやふや
・これだけの事件を起こしながら動転した様子が見られない
・症状が一時的なものではなくこれまでの抗うつ薬の副作用では全く説明がつかない
・逃げようとする意思がない
・反省や後悔の念が見られない
・意味不明な供述
・犯行時も取り調べ時も無感情

 17歳の少年が初めて人を殺したのに動揺する事もなく警察が来るのを煙草をふかしながら待っている、この状態をあなたは「あり得る」と考えるのだろうか?
 「キチガイ」だから仕方が無い、多くの人が抱くこの考え方はあまりにも短絡的である。このおかしさに専門家もジャーナリストも気がつかないなんてどうかしている。社会が生んだ精神病?と「専門家」がうそぶけば多くの国民は納得してしまう。家族だけが違和感と罪悪感を持ちながら死ぬまで苦しみ続ける。
 広汎性発達障害が凶悪事件の原因というのも見当違いだ。発達障害が殺人鬼を作り出すなどという理論はあまりに馬鹿げている。両親は発達障害に気づかなかったと証言している。少年は発達障害ではなかったのに薬を飲んで発達障害にさせられたのだから当然だ。感情の幼児化は精神科医にとっては究極の発達障害という見方になる。両親が突然訪れたこの変化を多感な思春期の一時的な変化としか捉えなかったとしても不思議ではない。もちろん解離性障害や錯乱の症状は無い。
 少年は薬によって感情記憶を失い同じ記憶と知識を持った幼児にさせられた。幼児の感情が「負の記憶」と直接の副作用である一時的なせん妄や焦燥によって作られる「殺らなければならない」という妄想をコントロールすることが出来ずに起こした事件であることは100%確実である。無感情な殺人鬼は薬が作りだしたモンスターでしかない。
  この事件を薬の副作用だと考えた方は少なくない。しかしこれまでの抗うつ薬の副作用の考え方では全く説明がつかず、何が起きているのか説明できた人はいない。それはこの副作用を誰も記録した事が無く研究しようとした事がなかったからだ。精神科医が患者の訴えに耳を傾けていたらこんな事件は起きずに済んだ。

 この驚愕の事実が誰にも知られぬまま悲しみの連鎖が繰り返されて行く。私はそれをどうしても止めたい


息子に起きたこの副作用の詳細については下記を参照してほしい。

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下関通り魔事件は精神科薬の驚愕の副作用が原因だ

犯人は35歳の記憶と知識を持った幼児だった!感情記憶の喪失「退行」が凶悪事件を起こす。初めて明かされる驚くべき真相!


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月29日下関通り魔事件の犯人に対する死刑が執行された。

公表されている事件の概要は次のようなものである。

・・・

1999929日午後425分頃、山口県下関市のJR下関駅構内に突然乗用車が突っ込んで、駅にいた通行人を跳ねながら暴走、その後車から降りてきた男が包丁を振りまわして逃げ惑う人々を次々と殺傷。この事件で5人が死亡、10人に重軽傷を負わせた。現行犯で逮捕されたのは運送業の男(当時35歳)だった。

 犯人の男は九州大学工学部建築学科に進んだが対人恐怖症を発症しなかなか就職しなかった。このため87年には心配になった両親が東京の病院に入院させた。885月にも福岡市内の精神病院に入院している。

 症状はある程度安定し、その後はいくつかの職場を経た後福岡市内の設計事務所に勤め、92年に自分で設計事務所を開き、93年には結婚相談所で出会った女性と結婚した。

 97年あたりからは対人恐怖症によるトラブルからか営業不振になり、98年、事務所を閉鎖。99年に軽貨物輸送の仕事を始める。98年別居状態になっていた妻と離婚。

 仕事に使っていた軽トラックが冠水して故障しローンだけが残り父親に援助を求めたが父親はこれを拒否、家の車を貸してやるからそれで仕事を続け、自分でローンを返すように諭した。

 元々、真面目な努力家だったはずの男はそうした災難や、人々の仕打ちもあって、社会に対する憎悪の気持ちを高めていった。努力していてもうまくいかないとなると、周りに責任があると考え「社会にダメージを与えてから死んでやろう」と通り魔犯行の大量殺人計画をたてる。

 逮捕後「社会に不満があり、だれでもいいから殺してやろうと思った」「池袋事件のようにナイフを使ったのでは大量に殺せないので車を使った」などと供述し、「神の指示」などと意味不明の発言を繰り返し、時に奇声を上げて廷内で暴れるなど奇行が目立ち始める。こうした行動が罪逃れのための演技であるか実であるか、精神鑑定が行なわれた。

 検察側が死刑求刑の根拠とした鑑定は、犯行時の精神状態を「人格障害が背景となった反応性うつ状態を繰り返していたが、刑事責任能力への影響はない」と結論付けた。一方、弁護側が受け入れた鑑定では「統合失調症に近い妄想性障害で、心神喪失または心神耗弱」と判断している。(公開されているニュース記事などから一部転載)

・・・

88年の入院から断続的に精神科に通院していた犯人の男性は犯行直前にSSRI、抗不安薬、大量の睡眠薬を服用していたことがわかっているが「副作用」の可能性は弁護側からも出てこない。その理由はSSRIなどの副作用とされる「脳内物質の分泌異常による一時的なせん妄、攻撃性」という症状が当てはまらないからだろう。事件前から良くない素行や考え方が目立ち、事件後も後悔や反省が見られないのだから当然と言えば当然だろう。精神鑑定はどちらも正しくどちらも間違っている。統合失調症に近い妄想性障害という判断は97年頃から薬の副作用による退行によって半永久的に引き起こされているものであり、知識記憶には全く問題が無いので副作用の知識の無い精神科医では「子どもっぽい」というだけでは責任能力が無いとは判断できないだろう。
 男性は97年事務所が営業不振になったあたりから、断続的に服用していた精神科薬によって前頭葉が萎縮し、感情記憶が失われる「感情記憶の喪失」を起こし同じ記憶をもった「別人」になっていたのだ。幼児化した感情が仕事相手にも家族にも愛想尽かされる原因だった。社会や家族と密接な関係を持っている成人がこの症状を起こせば悲惨な結果を生むことは以前にも書いた。その変貌ぶり、抑制の効かないわがまま、短絡的な思考、常識ある社会人とは思えない行動。知識や記憶はそのままに感情だけが幼児化する副作用の典型的な症状だ。精神科医はもちろん家族もそんなことが起きているとは夢にも思わないから病気が悪化した、おかしくなったとしか考えられず失望し距離を取るようになってしまう。そのことが回復時の再成長に影響を及ぼし「負の記憶」が重ねられていく。薬の断続的服用によって幾度も幼児化は起き「感情記憶」はその度に消えるが一般記憶として大脳皮質に記憶された「負の記憶」は消えない。やがて幼児化した感情が「負の性格」と「負の記憶」によって生み出される妄想をコントロールできなくなり、事件の引き金となる。逮捕後、薬は止められても感情の再成長には長い時間が必要であり、安定した環境と愛情によってのみ正しい成長が期待できるが、その環境は望むべくもなく歪んだ感情が形成され罪の意識が芽生える事もない。取り調べ時の奇行は演技でも何でもない幼児そのものなのだ。

男性は2度殺されている。一度目は97年に「人格」が、3月29日に「命」が殺された。死刑という非文明的で野蛮な刑はそれだけであってはならないが、万一この事が証明されて男性に責任が無かったとされても失われた命は返ってこない。唯一の存在意義である「犯罪抑止」もこの副作用による凶悪犯罪には全く効果が無い。真犯人である製薬会社と精神科医、この事態を放置している国は何の責任も追及されない。被害者の家族の方、加害者の家族の方、本当にこれで満足なんですか?警察も専門家もジャーナリストもどうしてこのおかしさにいいかげん気がつかないのだろう?

こうして100%確実な副作用による犯罪にピリオドが打たれ、真実は明らかにならないまま新たな犯罪が起き失われなくてもいい命が失われて行く。類似する事件がどれだけ起きているかよく考えればわかるはずだ。私はこの悲しみの連鎖を止めたい。

この事件に関して副作用の可能性を指摘する方々でもどうして犯罪が起きるのかまで説明できた方はいない。それはこれまで「感情記憶だけが消える」という副作用が存在する事を誰も知らなかったからだ。おそらく日本で初めて私がその詳細を記録し、何が起きているのかを理論化した。すべての状況が説明可能で、すべてのつじつまがあう、それは真実だからだ。多発しているのに誰も知らないこの副作用については下記を参照してほしい。これは嘘でも空想でもない「事実」である。

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神戸連続児童殺傷事件の真相

酒鬼薔薇は抗不安薬が作り上げたモンスターだ


1997年に中学三年生の少年が下級生を殺し首を学校の校門に置いたという日本を震撼させた少年事件の代表格だ。

事件が起きた当時は事件にも薬の副作用にも興味は無かったから、センセーショナルに報道するマスコミとわかったような話をする「専門家」のコメントを違和感を持ちながら眺めていた記憶しかない。

息子の件があってからさまざまな不可解な事件の資料を集めたが、この事件はどうにもおかしい、いやおかしすぎる。どう考えても中学三年生がサイコサスペンス映画のような猟奇的な殺人鬼になるはずがない。

育った環境とか、親の躾とか、社会のせい、学校のせい、孤立していたとか、もっともらしい理屈を並べてもどうにも成り立たない。精神障害を疑ってみても統合失調症、アスペルガー、自閉症などはどれも当てはまらない。一番大きな原因といわれている親の行きすぎた躾という原因も、母親の手記を読む限り日本中を震撼させるほどの殺人鬼を育てる原因は見当たらない。食事を与えないとか熱湯を浴びせるとかタバコの火を押し付けるとかいう虐待をしたわけでもない。「反省が無い」とか「ふざけてる」「この親にしてこの子」とか手記に対しては批判が相次いだが、母親はおそらく親の半分が犯すような、私と同じような「間違い」をしたにすぎない。匿名で個人批判を連ねる輩よりはるかにまともな人間だと私は思えてならない。子どもに対して謝らなければならないことはあっても世間に対して謝罪する必要があるような罪は犯していない。思春期に親に反抗して非行に走ったとしても「酒鬼薔薇」になる必然性は何もない。けして優良な性格ではなく動物虐待などの素質があったとしてもそれが猟奇的殺人に直接繋がるとは思えない。

ではなぜ少年は猟奇的殺人鬼になったのか?少年の行動、言動は感情が幼児化した症状だと考えるとつじつまが合うと息子を三年間見てきた私には思えた。
小学校三年の時に父親に強く叱られた少年はわけのわからない事をつぶやき異常な精神状態に陥った。どうも統合失調症の初期症状(統合失調症の範囲は広いので注意!)とも思える息子と似た症状のようだ。心配した両親は精神科に連れて行っている。「お母さんの構いすぎでしょう」と言われた程度らしいがこの時に「抗不安薬」の処方がなかったかどうかが重要な点だ。手記には「行った」という以上の記述はない。かなり前のことであるし薬を飲んだとしても大した薬だとも思っていないだろうし関連があるとも考えないだろうから仕方が無いが、もしこの時点で抗不安薬を一粒でも飲んでいればその後の異常行動のつじつまが合うことになる。はっきり言って精神科医が「ただで返す」わけがない。
自然に統合失調症が悪化する可能性がないわけではない。しかし「抗不安薬」は100%統合失調症を「悪化させる」のだ。添付文書にかいてあるのだから間違いない。統合失調症の患者に抗不安薬、抗うつ薬は厳禁なのだ。
薬を飲んだ時点で前頭葉が萎縮し、一般記憶や知識はそのままに「感情」だけが「半永久的に」幼児化する。わがままで言う事を聞かなくなり、抑制の効かない状態となるが、異常な状況下でもあり家族は「性格が変わった」というような認識しか持てない可能性も高い。年齢並みの感情は持てないから学校や家庭でいじめ、疎外、叱責の対象となっていく。一度幼児に戻った感情は再成長して行くが、その過程では両親の愛情が不可欠となるが三年生にもなって幼児のような甘えはこの症状が理解されない限り許されることはない。愛情不足と疎外などの負の感情が発症前の「負の記憶」とあいまっておぞましい性格異常をつくりあげてしまうことになる。もちろん少年にも両親にも何の罪があるわけではない。少年は翌年頃から動物虐待などの異常行動が顕著になって行きストーカー行為、通り魔事件、そして「酒鬼薔薇」へと繋がっていく。
動物虐待、刃物や武器への執着は幼い感情の明確な証拠である。息子もそういう時期を通り過ごし再成長していった。しかしこの少年は感情が幼児化した故に家庭や学校での無理解によって疎外され、再成長がそのストレスによって阻害されれば6年を経過しても感情は幼いままでしかなく歪んだ性格しか作られないことになる。
逮捕された時の少年の供述は意味不明な妄想に満ちていた。それをマスコミは」異常性格、快楽殺人、猟奇的、キチガイなどと表現した。おぞましいとしか思えないその思考は幼い感情が記憶や知識をコントロールできないことによって生じる現象である。幸い彼は「少年」だったこともあり「行為障害」とされ医療少年院に送られ更正プログラムが適用された。教育によってまともな人間に成長して行ったことが何より少年が薬によって感情記憶を喪失する「統合失調症」を起こし赤ん坊になっていたことを裏付ける証拠になるだろう。

ストレスからの発症であるか何らかの薬の副作用での発症であるかは明確でないが、同じ状況で罪を犯したと思われる光市母子殺害事件の犯人は18歳1ヶ月であったばかりに死刑判決を受けた。いずれにしても彼らは「脳の病気」である「統合失調症」である。彼らを処刑しても何の意味もない。 


ばかばかしいと思う方が多いだろうがこの理論の根拠となる息子の副作用の記録は下記を参照されたい。嘘のような副作用が実際に起きている。誰も真実を追究しようとしなかった結果悲劇は繰り返されているのが現実でである。

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凶悪犯罪の根本原因 感情記憶の喪失

一般記憶、知識には何の問題も無く「感情」だけが幼児や赤ん坊に戻る。嘘のような副作用が医学的に存在する事実。

 

 前回までの話を読んでもそんなバカなこと・・・という方が多いだろうと思われる。まるで映画かアニメに出てきそうな設定であるが、脳科学的に見ても医学的に見てもこの現象が起こることは事実であり確認されていることなのだ。

 本題に入る前に一般記憶と感情の違いについて話しておこう。

 たとえば子どもが「お母さんに抱っこしてもらって幸せな気持ちだった」と思っている事実があったとしよう。多くの人は「幸せだった」という気持ちが「お母さんに抱っこしてもらった」という事実とともに記憶されていると思っているだろう。しかし実際はだっこしてもらったという事実は一般記憶として大脳皮質に、幸せな気持ち感情記憶として大脳辺縁系に別々に記憶されているのだ。一般記憶から抱っこしてもらったという事実を思い浮かべた時に幸せだったという感情が呼び出されるということなのだ。つまり一般記憶や知識はパソコンのように事実を記録し、呼び出し、照合を行う「情報」であって、感情記憶は一日一日成長することで大人になっていく感情、情動、本能と一般記憶のコントロールを行う基本になるものなのだ。おわかりいただけだろうか。

 脳に何らかの損傷があった場合、例えば脳挫傷や脳梗塞などではその場所によって現れる症状が違う。外側の大脳皮質に損傷があった場合は言葉を理解できなくなったり話せなくなったり、部分的な記憶が抜け落ちたりする。また、運動機能の制御を行う部分もあるので半身マヒなどの症状も起こる。

 脳の中心部にある大脳辺縁系に損傷があると記憶や言語などには何の障害も無いのに異常な興奮状態になったり、欲望を抑えられなくなったり、乱暴になったりというまるで別人のようになってしまうことがあることが知られている。私の妻の伯父がまさしくその症状に見舞われたことを目の前で見た。そしてそれが息子に起こった「非可逆性退行」とそっくりの症状であることに気付いた。つまり薬によって大脳辺縁系が直接損傷を受けたということが明確になったのだ。

 例えば息子が飲んだ抗不安薬の一つバルブロ酸ナトリウム(商品名セレニカ、バルデケン、デパケン)の添付文書(病院や薬局ではけしてもらえない)に重篤な副作用として

「脳の萎縮、認知症様症状(健忘、見当識障害、言語障害、寡動、知能低下、感情鈍麻等)、パーキンソン様症状(静止時振戦、硬直、姿勢・歩行異常等)(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、これらの症状が発現した例では中止により、ほとんどが12ヵ月で回復している」

という項目がある。これが「非可逆性退行」を意味していると思われる。つまり製薬会社も起こりうることを認めているのだ。

発症頻度は不明とある。よくよく考えてみれば理解できるが、ここに記載されている症状と息子に現れた症状、あるいは凶悪犯罪を犯した人たちの症状を結びつけられる医者はゼロに等しいだろう。福島で起きた母親殺害事件でもこの薬が使われたであろうことは間違いないのに医者は一言もその可能性には触れていない。おそらく知識すらなのだろう、もともと添付文書など読んでなどいないのだ。どんなに患者が訴えてもそんな副作用は無いと否定する医者しかいないのだからどれほど高い頻度で発症していても報告されることはない。もし、脳の萎縮が起きてこれらの症状が起きた場合1~2カ月で回復するなどということはあり得ない。脳梗塞患者がリハビリにどれだけかかるかを考えればこんないい加減な数字はあるはずもない。「少なくとも」数年レベルは必要なのだ。

うそのような副作用が「起きる」ことは間違いない事をおわかりいただけただろうか。もちろん自分が変わったことに本人は全く気がつくことは無い。

この副作用は精神科で処方される抗不安薬、抗うつ薬、向精神薬を始め、違法ドラッグ、麻薬、覚せい剤などでも「高頻度」で発症する。製薬会社が考えているよりもはるかに高頻度に発症し、広範な症状を呈する感情記憶の喪失、それが凶悪事件の根本原因であることを製薬会社は知らないのか、あるいは知っていて隠蔽しているのか。
 さらに詳しくは下記をご参照いただきたい
http://toshio1131.web.fc2.com/

光市母子殺害事件 誰も知らない真相

 少年が口にした一粒のハッピードラッグが悲劇の始まりだった?驚愕の副作用が事件の真相ではないか。

 
 19994月に山口県光市で当時18歳の少年Aにより主婦(当時23歳)とその娘の乳児(生後11カ月)が殺害された事件で123日最高裁で検察側、弁護側双方の主張を聞く弁論が開かれた。 これまで弁護側は接見内容をもとに被告人に母子を殺害する故意が無かったことを主張した。しかし、最高裁判所判決では「被告人は罪の深刻さと向き合って内省を深めていると認めるのは困難」として採用されなかった。広島高裁での差し戻し審で弁護団によって引き出された被告人の主張は

  《強姦目的ではなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた(乳児を殺そうとしたのではなく)泣き止ますために首に蝶々結びしただけ乳児を押し入れに入れたのは(漫画の登場人物である)ドラえもんに助けてもらおうと思ったから死後に姦淫をしたのは小説『魔界転生』に復活の儀式と書いてあったから》

 という内容だった。

 一審で無期懲役判決が出た後、被告人は知人に以下のような手紙を出している。検察はこれを少年Aに反省が見られない証拠として裁判所に提出した。

《 終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのまま「やっちゃった」・・・これは罪でしょうか》

  被害女性の夫であり、被害女児の父である本村氏は裁判の経過中、死刑判決を望む旨、強く表明し続けてきた。一審判決後には「司法に絶望した、加害者を社会に早く出してもらいたい、そうすれば私が殺す」と発言した。橋下徹弁護士が弁護団に対し2007年(平成19年)5月テレビ放送の中で懲戒請求を行うよう視聴者に呼びかけたことが話題となった。(ニュース記事より一部引用)

 ・・・
 
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歳の社会人である少年が優しくしてもらいたい、ドラえもん、魔界転生・・・などと口にするなど人をばかにするにも程がある!嘘をつくならもっとましな嘘をつけ!反省する気があるのか!と100人中100人が橋下弁護士と同じように考えたのは当然だろう。少年はもちろん知恵遅れでも統合失調症でもなかった。被害者の夫がどれだけ憤りを募らせたかは想像するに余りある。4年前の私ならおそらく同じように考えていた事だろう。

 しかし弁護団があえてばかばかしいとしか思えない少年の証言を裁判に提出したのは少年が言い逃れや嘘ではなく「本当に」そう考えていたとしか受取れなかったからなのだ。少年の証言と手紙には何の嘘もない。それは少年が18歳の体と記憶・知識を持った23歳の「幼児」だったからである。ふざけるな、そんなばかなこと小学生でも言わない!とほとんどの方は思われるだろう。しかし、私の息子に同じ事が起きたのだ。

 4年前、当時12歳の息子は精神科で処方されたわずか2粒の薬で記憶や知識はそのままに「感情」だけが赤ん坊になるという信じがたい副作用に見舞われた。脳波が赤ん坊のものとなり「憤怒失神」という赤ん坊の発作が起きるようになった。記憶には何の問題もないのに歯磨き、お風呂に入る事から勉強まで今まで出来ていたことが出来なくなり、だっこやおんぶを要求し幼児の遊びをするようになった。薬を飲む前は多少幼いと所はあっても間違いなく12歳だった息子が赤ん坊になってしまったのだ。そんなばかな事があるわけがない、どれだけその言葉を繰り返したろう。それは一時的なものではなく脳の非可逆的現象で再び成長するのを待つしかないのだ。うそのような副作用との闘いは一家心中の危険をはらみながら3年間続いた。

 事件に戻ろう。この事件に関して少年が精神科に通院していた事実は確認できない。けれども少年の精神状態はこの副作用と同じものだと思われる。ではどういうことなのか?劣悪な成育環境の中で成長すると正常な感情の発達が妨げられ人格異常「キチガイ」が作られるという。たくさんの専門家が少年の悲惨な成育環境にその理由を見出した。その可能性を否定するつもりはない。しかし本当にそうなのだろうか。
 もしかしたら少年は違法ドラッグ(脱法、合法)を手にしていたのではないか。精神科の薬などが闇取引され「ハッピードラッグ」「ハイになる薬」「頭の良くなる薬」「すっきりする薬」などと称され青少年にまん延している。また脱法ハーブなどという名称で麻薬と大差ないものが簡単に購入できるものさえある。麻薬や覚醒剤と違って本人も大して危険性を意識せず手に入れ口にする。たとえそれで副作用を起こしても「性格が変わった」という程度にしか第三者には見えないし、それが原因で犯罪を犯しても違法ドラッグがそれほど大きな意味を持っているとは本人も警察も思わないから話にも上らない。また本人は服用したことさえ記憶していない可能性も高い。
 重要な事は「ドラえもん・・・」のような話をするようになったのがいつからなのかという点だ。小さな時からそのままなのではなくある時点で始まったのではないだろうか。
 
私は死刑廃止論者であり、少年に厳罰刑など何の意味もないとは思っているがこの少年を特別に擁護する理由はない。ただ少年を死刑にしても何も真実は明らかにならず「悲しみの連鎖」が永遠に続いて行くことを危惧している。この事件の後も奇怪な凶悪事件が多発しているのはご存知の通りだ。精神科が関連した事件は100%この副作用によるものだし、酒鬼薔薇事件も秋葉原事件も埼玉千葉通り魔事件もすべて違法ドラッグの副作用の可能性が高いと思っている。社会が生み出した奇怪な犯罪、少年の心の闇とされた数々の事件が「薬」が生み出した「作られた犯罪」であることを私は確信している。悪いのは副作用を認めず、研究することさえしなかった精神科医と製薬会社、国である。「キチガイ」「イカレタ人間」のしたこととして片づけられ犯人を極刑にして終わったことにしても何も解決しない。彼らは悪意を持った心の腐りきったとてつもない極悪人ではなく、わずか23歳か赤ん坊の感情しか持たない哀れな人間でしかない。やったことは残虐で恐ろしい事であっても、罪の重さを感じる事もできない、反省する感情も持ち合わせていない幼児でしかないのだ。見かけは大人であっても年端のいかない幼児を仇として殺したところで憎しみが晴れることなどあり得ないし、死刑になるのが怖くて罪を犯すことをためらうことなどないから全く抑止力にもならない。橋下弁護士も4年前の私も世界中の多くの人達も「人間の感情」が何であるのかを知らない「無知」なのだ。「無知」は罪である。

プロローグ 不可解な凶悪事件の謎を解く

 不可解な凶悪事件は精神科薬と違法ドラッグなどによる驚愕の副作用が原因だ

 不可解な凶悪犯罪が相次いでいる。
 動機があやふやで短絡的、直接因果関係の無い一般市民をターゲットにする。犯行を隠そうとするそぶりも無く、捕まっても悪びれず、全く反省する様子がない。意味不明な妄想のような供述をし、反省しているわけでもないのに死刑を望んだりする。
 少年を含むこのような犯罪はここ十数年特に目立つようになったように思う。
 ストレス社会が生んだ歪んだ人間像として定着しつつあるこれらの犯罪は本当に時代が生んだものなのだろうか。共通点の多いこれらの犯罪にあなたは何かおかしな臭いを感じないだろうか。
 ほとんどの犯罪にどういうわけか「精神科(心療内科、メンタルクリニック)」が関係しているのはどういうことなのだろう。「精神科に行くような頭のおかしな《キチガイ》の起こした事件」精神科とは無縁のエリートであるだろうあなたはそう考えているのかもしれない。しかしそのほとんどが不登校だったり、うつ病だったりという「心の病」で受診していただけだということがわかっている。週刊誌的にほじくり出せば弱みのない人間などいるはずもないが、凶悪犯罪と直接結び付く要素を抱えていると思われる人は少ない。
 ではなぜ「おとなしい普通の人」が凶悪犯罪を起こしてしまうのか?精神科の薬には「異常行動」や「攻撃性を増す」という副作用があることが知られている。米コロンバイン高校の銃乱射事件や全日空機ハイジャック事件などで話題にはなったが明確な関連が示されたわけではなく「可能性」の域を出ていなかった。
 2009年に厚生労働省は欧米よりもはるかに遅れて抗うつ薬の一部に「攻撃性が増す危険性がある」ことを正式に認め注意書きを改訂した。だがその確率は極めて小さなものにされていて、「関連が疑われるので注意するように」というレベルでしかなく凶悪犯罪との関連も触れられていない。患者がどんなに訴えても副作用だと認める医師がほとんどゼロに近いことを考えたら本当はどれだけの副作用が起きているか計り知れないのにである。この改訂さえも患者には一切知らされず医者もほとんどがその知識もないのが現状だ。
 製薬会社が1%以下としているこれらの副作用は薬によって7%を超える物があることが英国の研究データで確認されている。つまり十数人に一人は発症するというとんでもない数字である。
 凶悪事件と副作用との関連を疑う人は少なからずいるが、それでもこれらの異常行動を伴う副作用を医学的に明確に説明できた人はいない。脳内物質のコントロールを行う薬が暴走して分泌異常を起こすというのがこれまでの考え方だが矛盾する点が多い。
 4年前、私の12歳の息子が精神科で処方された抗不安薬によって重い副作用に見舞われた。その詳細な記録を3年間取り続けた結果これまで誰も指摘しなかった驚愕の副作用が異常行動の原因であることが明確になった。そしてそれが凶悪事件に結びつく理由をおそらく世界で初めて理論づけることができたと思っている。すべてのつじつまがあうこの説は専門家も誰一人口にしたことがない、一部の患者がそれらしい可能性を口にしてきただけのものだった。素人がどんなに真実を語っても誰も見向きもされないだろうことはわかっている。だが凶悪犯罪を止めるにはこの説を検証するしかないことを知ってほしい。
 劇的な効能を持つわけでもない一粒の薬が感情脳を萎縮させ感情記憶を半永久的に消滅させる「非可逆性退行」を発症させる。不可解な凶悪事件はほとんどがこの副作用が原因である。
 くわしくは記録と考察を公開しているのでご一読願いたい。
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