精神科医が作り出す「異常性格者」

不可解な凶悪犯罪の驚愕の真相・・・悲しみの連鎖を止めたい

幼児化

杉並保育士殺害は睡眠薬の副作用

東京都杉並区のアパートで乳児院勤務の保育士が殺害された事件。一方的な恋愛感情を抱いた末の身勝手であきれた犯行と誰でも思うだろうが真実は全く異なる。

この事件は睡眠薬の副作用、理性良心の喪失によって引き起こされた事件であり、その典型ともいえる特徴がすべて表れている。

1.事件の不可解さ

まず事件の経過が不可解である。二人が交際していた事実はなく「ふられた逆恨み」というわけでもないにも関わらず、アパートの屋根伝いに侵入して待ち伏せするという首をかしげる行動をとっている。凶器を用意しているのだから殺害目的なのだろうがなぜ殺さなければならないのかという理由がなさすぎる。犯行後に犯人を目撃した人によれば取り乱す様子もなく落ち着いていたというが人を殺して平然としていられるものだろうか?

2.評判の食い違い

 ゴミだらけの部屋、アパートの隣人とのトラブルなど悪いうわさもあるものの実家付近での評判は良いものばかりであり、仕事上も「良い先生」という証言さえある。2面性ということだけでは納得できない不可解さがある。

3.逮捕時の表情

 逮捕時の映像を見た方は多いだろう。連行されているにもかかわらず顔も目も伏せていない。これは罪悪感や羞恥心がないことを示している。「ふてぶてしいやつ」と考える方も多いだろうが、一方で目が泳いでいるような不思議な動きをしている。目の周辺の表情を注視してほしい、まるで幼児のような表情でありとても31歳には見えないことがわかるだろう。錯覚などではない。家族なら「まるで別人のよう」というだろう。数年前の写真や映像と比較してみればその違いが明らかになるはずだ。

 

これらの不可解な点が「睡眠薬」というキーワードですべてが腑に落ちるのだ。

1.睡眠薬の服用

犯人が勤務していた乳児院は夜勤があった。夜勤のある病院や介護施設で似たような不可解な事件が起きているのは「事実」である。その犯人にはすべて「睡眠薬」の服用歴がある。これは偶然などではない。

2.睡眠薬の作用

睡眠薬にはもちろん睡眠作用がある。これは鎮静性情報伝達物質GABAの過剰分泌を促すことによって起きる作用なのだが一方でGABAには「抗不安作用」があることが知られている。この抗不安作用はストレスによって形成された不安をもたらすシナプス回路を消去する作用でストレス適応のシステムとしてプログラムされているものである。

不安はないに越したことはないのだが実は理性、良心などの人間性は「不安」で出来ているのだ。たとえ誰かを殺したいと思っても、人を殺すのは悪いこと」「相手がかわいそう」「殺人犯になる」「親に申し訳ない」というような不安が「理性」という役目を果たしたいていの人は犯行に及ばない。

お分かりだろうか?抗不安作用が過剰に起きると理性や良心が欠落してしまうのだ。

GABAがシナプスを消去する「シナプスの刈込」という現象を起こすこと科学的に証明されている。

GABA1GABA2






























3.
精神病

 この結果が「統合失調症」という精神病である。多くの方が統合失調症というと「頭がおかしくなる病気」というイメージを持っていて、計画的な犯行に見えるこの犯人は違うだろうと思われるだろうが、理性、良心、人格、愛情などを司る前頭葉の機能低下によって生じるすべての症状が統合失調症であり、この事件は「抗不安作用」が過剰に起きた典型的な症状なのだ。
4.性格が変わる
 この犯人は「ある時点」で大きく性格が変わっている。実家周辺の評判とアパート周辺での評判が大きく食い違っているのはこのためである。この職場に就いてから、このアパートに越してきてから性格が変わっているのは間違いない。

5.統合失調症の特性

犯人が統合失調症である証拠がその根拠が「表情」である。目の動きがおかしく幼児のような表情、これは前頭葉の上側頭回という部分が萎縮することによって起きる症状である。統合失調症は前頭葉が「萎縮」することによって起きる病気であり、表情の変化はその典型的な症状なのだ。MRIなどで精密検査を行えば間違いなく萎縮が確認できる。

6.雅子様と同じ

雅子様の病気が悪化し悪いうわさが絶えなかった頃同じような表情をしていたことが映像を確認すればよく分かるはずだ。適応障害という初期の統合失調症の症状に精神科医が抗不安薬を処方したことで悪化しこの犯人と同じ状態になったのだ。

7.抗不安薬が魚の性格を変える

 抗不安薬が魚の性格を変えるという記事が配信されている。怪しい記事などではなくスウェーデンの大学による実験結果である。「魚の性格を変える薬が人間の性格を変えない」などというのはあまりにも非科学的な理論である。1魚の性格が変わる1魚の性格が変わる2













































8.ストレスに弱い遺伝特性

 睡眠薬を飲んでも自分には何も起きないから嘘だ、という方もいるだろう。この病気が発症しやすい人とそうでない人がいる。これは遺伝子による違いであり、日本人に多いCOMT遺伝子多型などの「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人に発症しやすい。もちろん1か0かではないので連用すれば誰にでも起きる危険性がある。

 

この女性を殺し、殺人犯を作り上げたのは「睡眠薬」である。抗うつ薬、抗不安薬など精神科の薬には同じ作用があり、GABAの過剰分泌を促す抗アレルギー薬、鎮痛薬なども危険性がある。このことは医薬ビジランスセンターの浜六郎氏も「脳症を引き起こす」と警告している。私はこの事実をいつでも科学的に証明できる。

既に科学によって明らかにされているこの事実を精神科医はいつまで知らないふりを続けるつもりなのだろうか?この事実を知りながら沈黙を続けるX先生、Y先生、あなた方は人殺しも同然だ。


藤枝市小学生切り付け 18歳がなぜ小学校の復讐?

静岡県藤枝市で18歳の少年が小学4年生の頭を切りつけるという事件が起きた。「小学生の時にいじめられた復讐だった」と供述しているという。

18歳が小学校の時の復讐で見ず知らずの小学生を襲うなんてふざけるな!」と多くの方は思うだろうが、この病気の正体がわかればこの供述が「本当」であることがよくわかる。池田小事件の犯人が小学校を襲ったこと、西鉄バスジャック事件の犯人が本当は中学校を襲うつもりだったこと、新潟の事件をはじめ同様の事件の犠牲者に小学生や幼児が多いことは偶然などではない。

この少年は反社会性人格障害「サイコパス」である。この症状が前頭葉の萎縮によってもたらされることが多くの専門家によって解明されている。

サイコパス















この症状はDSMの基準は満たさないものの「前頭葉の萎縮・機能低下によって引き起こされる症候群」という先進的な考え方に照らせば「統合失調症」の範疇である。この病気が「シナプスの刈込」という現象が過剰に起きることで発症することが最先端研究によって明らかになっている。

脳は脳細胞とそれを結ぶシナプスという複雑な回路によって構成されている。これはパソコンの半導体と回路のようなものでこの構成によって私たちはものごとを考え行動することができる。赤ん坊の時のシナプスはわずかで成長に伴い幾重にも重なる複雑なネットワークが構成されていく。

前頭葉はパソコンに例えるとOSに当たる重要な役目があり、理性・良心・人格・社会性・愛情など人間が人間として存在するための感情を司り、本能や欲望を制御する。

「シナプスの過剰な刈込」が起きるとそれまでに構成されてきたネットワークが半永久的に「消滅」する。これがどういうことか図で説明しよう。

シナプスの形成


















成長とともに構成されたネットワークが消えると・・・「最初の状態に戻る」ということになる。おわかりだろうか?彼らの前頭葉は「小学生・幼児・赤ん坊」にリセットされているということなのだ。小学生が理解できるのは「小学校でいじめられた記憶」でしかないということ、小学生が好きになるのは「小学生」でしかない、という当たり前のことなのだ。幼児性愛は「大人の女性に相手にされない不満を小学生で満たそうとしている心理状態」と精神科医や心理学者は発言してきたが、それは「とんでもない勘違い」にすぎかったということだ。

サイコパスや統合失調症の患者は前頭葉の萎縮と共に赤ん坊や爬虫類に近い特徴を持つ脳波が計測されることが何よりの証拠である。ほとんどの精神病が前頭葉・側頭葉の幼児化によって説明できる。

シナプスの刈込を引き起こす原因物質がGABAという鎮静性情報伝達物質であることを東大大学院の研究チームが解明している。この現象にはストレス後に起きる「抗不安作用」という不思議な脳の仕組みが関係し、日本人に多い「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人に多発する事実を私は世界で初めて解明した。思春期に起きやすいことはすでに解明されている事実である。

GABA1GABA2






























抗不安作用が「実は不安で構成されている」理性や良心を奪い、やっと理解できる「小学校でいじめられた復讐」を実行させるのだ。

GABAの過剰分泌を引き起こし抗不安作用を誘発する睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬など精神科の薬は当然この病気の発症を促進する。このような事件の犯人のほとんどが精神科通院者なのは「当たり前」なのだ。「精神科に通うような人間だから事件を起こしたのではなく、精神科に薬によって悪化し事件を起こした」というのが真実である。新潟、新幹線、そして今回の事件と青年期の犯人による事件が相次いでいる。自然発生することを否定するつもりはないが私が調べた限り精神科の薬が関係していない事例は極めて少ない。この3件がすべて自然発生である確率はまずありえない。精神科の薬は何の罪もない人を殺人犯に養成し、何の罪もない命を奪い去る。こんな医療が許されてはならない。

わかってみればこれほど簡単なことを精神科医はどうして気付こうとしなかったのか?頭が悪いのかそれとも金もうけしか頭にないのか?そろそろ真実を認めて次の事件を防ごうではありませんか?次の事件の犠牲者はあなたのお子さんかもしれないのですよ!

詳細は下記をご参照ください。

https://toshioy001.wixsite.com/tougou

インフルエンザ治療時の異常行動は薬による統合失調症

28日付朝日新聞にインフルエンザ治療中の「突然走り出す」「窓から飛び降りる」というような異常行動が後を絶たないことが掲載された。タミフルが原因ではないかと言われたが10代へのタミフル使用が原則禁止されたにもかかわらず「状況は何も変わっていない」ということである。立派な大学を出たはずの専門家がそろっているはずなのにいまだにその原因をつかめないのはあまりにも情けない。薬は関係ないと断言しているがとんでもない大嘘だ。

症状から見て脳、前頭葉の機能低下が影響しているのは間違いない。函館市の精神科医多田直人氏はずいぶん以前からこれが「統合失調症」の症状であることを指摘している。これは「正解」なのだがそのメカニズムは解明できていなかった。

タミフル







2013
年東大大学院医学系研究科が沈静性情報伝達物質GABAによるシナプスの過剰な刈込が統合失調症の原因であることを突き止めた。この事実によって異常行動のメカニズムが導かれることになる。

GABA1GABA2






























そもそもインフルエンザによる発熱はウィルスの増殖を防ぎ、抗体を作る働きを活発にするために起きる免疫反応である。この反応時にGABAの過剰分泌が起きる。これは全エネルギーを免疫反応に集中させるためだと考えられ、眠くなったり頭がボーとする現象を引き起こす。

抗ウィルス薬や解熱剤は細胞間の情報伝達を阻害することで効果を発揮し、その作用は麻酔薬と似たようなメカニズムで機能する。麻酔薬には「覚醒時興奮」という異常行動と共通するような副作用が起きることが知られている。麻酔薬もまたGABAの過剰分泌を起こすことが明らかになっている。

おわかりだろうか?

インフルエンザ+抗ウィルス薬・鎮痛解熱剤=GABAの過剰分泌×GABAの過剰分泌=統合失調症 という当たり前の答えなのだ。統合失調症は半永久的な精神病だから違うという方もいるだろう。確かに時間がたてば極端な異常行動は収まるが半永久的な精神の異常が残る場合が実は少なくない。関連性が立証できないためほとんど報道されないのが現実なのだ。

さあ、これでパズルのすべてのピースは埋まった。

統合失調症は「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人、思春期(特に10代の男子)に起きやすい。これが「すべての人に起きるわけではない」「10代の男子に発症が多い」原因である。ストレスに弱い遺伝特性は「発達障害の傾向を持つ人」と重なる。覚醒時興奮が「発達障害の傾向のある子どもに多い」こと「適応障害(統合失調症の初期症状)を発症していると発症率が高い」ことは専門家も認める事実である。これほどつじつまの合う話が事実でないということがあるだろうか?

インフルエンザ治療時の異常行動は日本でだけ特異的に多発している。その理由を遺伝的なものではないかと考える方もいるが「よくわかっていない」段階でしかない。この理由は「ストレスに弱い遺伝特性」が日本人に特異的に多いという事実を示している。詳細は別記事を参照していただきたいが先進国の中で日本だけ自殺率が特異的に高い理由もそこにある。自殺も統合失調症の一症状なのだ。ストレスに弱い遺伝特性を持つ人の割合は白人(コーカソイド)に比べると数十倍~百倍程度の差があると私は考えている。

2タミフル









基本的にインフルエンザは治療の必要が無いという専門家も少なくない。しかし高熱が出れば不安で病院に行かざるを得ないだろうし行けば抗ウィルス薬や解熱剤を処方されるのは確実である。知識のない一般の方は医者の言うことを聞くしかないのだが取り返しのつかないことが起きる前に自分の身は自分で守ってほしい。

・発達障害の傾向のある方

・覚醒時興奮、自家中毒を起こしたことのある方

・引きこもり、適応障害などストレス症状を起こしている方

・アスピリン系薬剤にアレルギーのある方

・酒乱が起きやすい方、家族に酒乱の傾向のある人がいる方

・家族に精神病、統合失調症の人がいる方

上記に当たる方は異常行動が起きる確率が「極めて高い」ことを知っていただきたい。インフルエンザは大抵の場合乳幼児や高齢者を除けば治療せずとも治る。わざわざ治療して異常行動、精神病を背負う必要はない。

詳細は下記を参照してほしい

基本的にインフルエンザは治療の必要が無いという専門家も少なくない。しかし高熱が出れば不安で病院に行かざるを得ないだろうし行けば抗ウィルス薬や解熱剤を処方されるのは確実である。知識のない一般の方は医者の言うことを聞くしかないのだが取り返しのつかないことが起きる前に自分の身は自分で守ってほしい。

・発達障害の傾向のある方

・覚醒時興奮、自家中毒を起こしたことのある方

・引きこもり、適応障害などストレス症状を起こしている方

・アスピリン系薬剤にアレルギーのある方

・酒乱が起きやすい方、家族に酒乱の傾向のある人がいる方

・家族に精神病、統合失調症の人がいる方

上記に当たる方は異常行動が起きる確率が「極めて高い」ことを知っていただきたい。インフルエンザは大抵の場合乳幼児や高齢者を除けば治療せずとも治る。わざわざ治療して異常行動、精神病を背負う必要はない。

詳細は下記を参照してほしい
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睡眠薬を子どもに飲ませると何が起きるか

福岡県で4歳の女の子に睡眠薬を飲ませたとして37歳の男が逮捕された。

女の子は帰宅後倒れたり奇声を発したりという「意識障害」を起こした。

睡眠薬は「眠くなるだけの薬」だと精神科医は言っているしほとんどの方はそう思っているだろう。そうであれば「倒れる」ように眠り込んでしまうのはわかるが「奇声を発する」「意識障害」という症状がなぜ起きたのだろうか?

子供に飲ませたから?大人は眠くなるだけなのに子供が奇声を発する理由はどこにあるのか?誰か説明できる人はいないのか?

「奇声を発する」というのは違法薬物を摂取した時によく起きる薬物中毒の急性症状である。つまり睡眠薬は「麻薬」と同じ症状を起こす「薬物」だということだ。精神科医は「そんなことはない」と言い張るが同じ症状を起こさせる科学的根拠がすでに明らかになっている。

睡眠薬が睡眠作用を起こすのはGABAという沈静性情報伝達物質の働きを活発にすることによるものだ。GABAは「鎮静作用」とともに「抗不安効果」を起こす。抗不安薬と睡眠薬がよく似た成分構成となっていてしばしば共用されることも事実である。この「抗不安効果」は実はアルコール、つまりお酒によってももたらされる。つまり「お酒を飲むと眠くなる」という作用と同じ状態を作り出すことで作用するのが「睡眠薬」なのだ。GABA





















精神科医は「睡眠薬はお酒と違って快適な睡眠をもたらす」と豪語してきた。確かに身体的な酩酊状態は起きないが「脳」にとっては全く同じ現象だということが「科学的に」証明されている。しかもその効果は「大人が泥酔する酒量」に匹敵する。毎晩それだけのお酒を飲み続ければ何が起きるか?それは「アルコール中毒」である。睡眠薬は長期間服用すると依存性が起きることが明らかになっていてこれがアルコール中毒と同じものであることは症状がアルコールによって緩和されることが証明している。WHOは睡眠薬を30日を超えて処方しないように呼び掛けているが「稼ぎ頭」である睡眠薬についてその勧告を守る精神科医はいない。

アルコールによるもう一つの弊害が「酒乱」である。泥酔すると性格が変わり暴力をふるったり犯罪を犯したりしてしまう症状である。これは誰にでも起きるわけではなく「ストレスに弱い遺伝特性を持つ人に起きやすい。なぜ性格が変わってしまうのか?実はこれが統合失調症を引き起こすメカニズムなのだ。GABAは「シナプスの刈込」という現象を引き起こし統合失調症を引き起こすことが明らかになっている。これが「抗不安作用」に他ならないことを私が解明した。脳の前頭葉という「精神」を司る部位のシナプスネットワークが崩壊することで起きるのが統合失調症である。ストレス・アルコール・睡眠薬を含む精神科の薬・違法薬物などがGABAを過剰分泌させることがすでに明らかになっているのだからこの理論を否定できる人はいない。
GABA1

















「子どもに酒を飲ませてはいけない」こと自体は多くの人が知ることだがその理由を説明できる人は少ない。それは「脳の成長に重大な影響を及ぼすから」つまり「ヤングアルコホリック症候群」という「酒乱」の症状を起こすからである。未成年はGABA を分解する能力が小さい。ストレスに弱い遺伝特性を持つ人と同様統合失調症を起こしやすいのだ。

この女の子に何が起きているのか適切に判断しケアできる精神科医がいることを願っている。

もう一つ気になるのは犯人がどうしてこんなバカなことをしたのかということだ。性的ないたずらが目的とも思えず、まるで子供の悪ふざけのような犯行で動機は「不可解」としか言いようがない。

重要なことは犯人が睡眠薬を常用していたということだ。「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人は睡眠薬によって半永久的に性格が変わり「理性を失い」「善悪の判断ができなくなり」「幼児性愛など感情が幼児化する」という現象が起きる。この犯罪はその結果でしかない。女の子の将来を奪ってしまったかもしれない犯罪が「睡眠薬」によって引き起こされている。この現実を多くの人は知らない。

詳細は下記を参照してほしい。

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「赤ちゃん返り」が大人に起きるのが「統合失調症」

テレビ朝日で「はじめまして、愛しています」というドラマが放送されている。血のつながらない子供を引き取って育てる里親の物語だ。

私はドラマをほとんど見ない。正直下らない内容のものが多すぎるし、くどいセリフやオーバーな演技が鼻にかかる。視聴率欲しさが見え見えで「社会派」の名前がついていても興ざめするものばかりだからだ。

だが、このドラマは少し驚いた。リアルなのだ。5歳の子供がネグレクトによって「赤ちゃん返り」を起こし、暴力的になって暴れる、言葉を発することができない、養母から一時も離れなくなる、おしゃぶりやミルク・おむつを要求する・・・。

そのすべてが息子に起こったこと「そのもの」である。5歳と12歳の違いはもちろんあるが「同じ症状」が起きたのだ。そして「赤ん坊が育つ過程を再び繰り返して成長していく」ことを戸惑いながら理解していくこの養父母の姿が「私」そのものなのだ。

その表現が余りにもリアルで鳥肌が立った。私は中学一年生をおんぶして歩いた。知らない人にはけして描けない。周囲の人物像にも「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人の特性がリアルに描かれていて実に興味深い。

幼児がネグレクトなど強いストレスにさらされると顕著な「赤ちゃん返り」を起こしてしまうことは児童心理学の分野では「常識」である。身近な例では兄弟が生まれ母親が赤ん坊にかかりっきりになってしまうと上の子が「甘えん坊」や「だだっ子」になってしまうことがよく知られている。「甘えたい」という気持ちの問題ではなく、嫉妬や演技でもない。ドラマでは「試し行動」と呼ばれているが養子縁組でなくてもネグレクトや虐待でなくても起きることなので幼児における「ストレス障害」である。この現象は長い間「児童心理学上」の問題だとされてきたのだが、もし、幼児以外でも起きるとしたら?これが12歳の子に起きれば息子の症状、26歳に起きれば「相模原殺傷事件」、40歳に起きれば「雅子様のご病気」だということになぜ誰も気が付かなかったのだろうか?

この症状はストレスによって前頭葉のシナプスが崩壊し、人格を形成するOSが初期化される(幼児化、赤ん坊化、爬虫類化)ことによって起きる「統合失調症」の症状であることを疑う余地はない。前頭葉が萎縮し脳波が赤ん坊や爬虫類の特性を示すようになる。言葉が出なくなるのは側頭葉に影響が及ぶからだと考えられる。

ただし、息子の症状は「抗不安薬」によって引き起こされた。ストレスとストレスをなくすはずの抗不安薬が同じことを起こす謎を私は長い時間をかけて解き明かした。ストレス時に過剰分泌されるCRHⅡというストレスホルモンが「抗不安薬」そのものであり、不安をなくす作用が「シナプスを崩壊させる」ことで起きることを突き止めた。抗不安薬(睡眠薬・安定剤・鎮静剤)が直接統合失調症を引き起こし、抗うつ薬・抗精神病薬も間接的に統合失調症を引き起こす。この現象は日本人に多い「ストレスに弱い遺伝特性」に多発し、子どもから思春期にはさらに発症確率が高くなる。ストレス時に薬を飲めば確実に発症する。この単純な仕組みに精神科医は気付こうとしなかった。今この時も凶悪事件の犯人が精神科医の手によって作り出されている。

私は十分な科学的生物学的な根拠を持って結論を出している。明確な根拠を持って否定できる専門家はいない。詳細は下記を参照してほしい。

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大阪中1男女殺害事件 睡眠薬が起こす統合失調症が原因

8月に大阪寝屋川市で起きた中1男女殺害事件で犯人が2人に睡眠薬を飲ませていたことがわかった。犯行のだけのために睡眠薬を入手したとは考えにくいので、犯人が睡眠薬を持っていたこと、服用していたことがはっきりした。このことによって事件の謎はすべてなくなった。

・なぜ中一の「子供」二人を誘拐したのか?

・なぜ殺したのか?

というのが大きな謎だった。身代金目的でもなく以前にも男の子を誘拐しようとしたことがあるのだから性的ないたずらが目的だったわけでもないようだ。犯人にとって相手は「子供」であればよかったのだ。この目的が普通の大人には「理解できない」ことになる。

殺したことについては顔を見られたから、抵抗されたから、邪魔になったからというような推測が成り立つが目的がわからなければこれも謎でしかない。

犯人は睡眠薬を常用していた。睡眠薬=抗不安薬は大部分の方には短期的には「睡眠薬」として作用するが、日本人に多い「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人には「統合失調症」を発症させてしまう「統合失調症促進薬」である。すでにスウェーデンの大学研究チームが「魚の性格を変える」ことを証明している。子供や未成年の発症率は一粒でも100%近いが成人の場合は連用によって発症率が高くなると思われる。WHOは30日を超える服用を控えるよう呼びかけているが守っている精神科医はいない。

統合失調症は幻聴、妄想を特徴とする「キチガイ病」であるが、軽いものは「性格が変わる(悪くなる)」「キレやすくなる」「精神の幼児化」というような症状となって現れる。これは前頭葉神経細胞が死滅することによって「感情(理性、社会性、人格)」が子供や胎児の状態に「退化」してしまうことによって起きる。

もちろんストレスによって自然発生する。これはストレスによって過剰分泌されるCRH2型という「ストレスホルモン」が発症の原因だと私は考えている。なぜならこれが「抗不安薬」そのものだからである。ストレス時に過剰分泌される物質と同じものを薬として処方するのだから統合失調症が起きて「当然」なのだ。

なぜ子供を目的もなく誘拐したのか?それは犯人が45歳の「子供」でしかなかったからだ。犯人は子供と「遊びたかった」のである。その気持ちを自分でも消化できないのだがとにかく「一緒に遊びたい」というのが事件の発端なのだ。統合失調症が破壊してしまうのは人格だけであって知識や記憶は45歳のままだから「遊びたい」気持ちは現実と妄想がぐちゃぐちゃになったものとして収集がつかなくなってしまう。

なぜ殺したのか?これは「殺してみたかったから」というのが正解だろう。犯人の精神はすでにまともな人間のものではない。わけのわからない幻聴や妄想に支配され理性や人間性が失われた状態での犯行なのだ。

変質者には見えるがキチガイには見えない、というのが警察や一般の方の見方だろう。話も通じるし、知識も45歳のものでしかない。しかし一見普通の人間に見えても自分の意識を自分でコントロールすることができないのが統合失調症なのだ。

睡眠薬は大量に流通している。その薬が「キチガイ」を生み出しこのような犯罪を大量に作り出していることに精神科医はそろそろ気付くべきだろう?

病気だから無実にしろと言うつもりはない。しかし睡眠薬がなければこの事件は100%起きることはなかった、それだけは間違いない。

詳細は下記を参照してほしい。

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不可解な凶悪事件 なぜ小学生や幼児が標的にされるのか?

不可解な凶悪事件の標的とされることが多いのが小学校や小学生・幼児である。

例をあげれば

1989年 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件

1999年 京都・日野小学校児童殺害事件 

2000年 新潟少女監禁事件

2001年 池田小事件

2003年 宇治小学校児童傷害事件

2004年 奈良・小1女児殺害事件

2005年 宇治学習塾小6女児殺害事件

2015年 和歌山小学生殺害事件

などである。

もちろんこれはほんの一例で類似の事件は膨大な数存在する。

これらの事件の犯人は成人である。成人がなぜ「小学生や幼児」を標的にするのか?「幼児性愛」というくくりもあるが狙われるのは女子ばかりとは限らない。

犯人は「性格異常者」「反社会的人格障害」などと呼ばれるいわゆる「キチガイ」であり、精神科に入院、通院していた例も多い。意味不明な言動や行動が目立ち、犯行の動機もあいまい、計画的な割にはずさんな犯行、というような特徴も見られる。

幼少期は普通の子供で「おかしく」なったのは思春期以降の「後天的」なものという特徴がある。

精神科医や心理学者はさまざまな病名や症名を付け、分析を試みているが納得の行く答えを出せた専門家はいない。「家庭的、社会的ストレスが歪んだ性格を作り上げた」というような見方が大半だが、ストレスがなぜ性格を歪ませるのか明確な答えを出せた人はいない。

「病気」と判断されることもあるが事件の社会的意味合いから「責任能力はある」とされほとんどの場合実刑が課せられる。


謎の答えはとても単純である。小学生や幼児を標的にするのは犯人の「感情」が「小学生」や「幼児」だからなのだ。何を馬鹿げたことを、と多くの方は思うだろうがそう考えれば「すべてのつじつまが合う」ことは容易に確かめられる。「反社会性人格障害」の脳波が幼児や赤ん坊の特徴を示し、哺乳類よりも爬虫類に近いことが専門家によって確かめられていることが何よりの証拠である。体や知識は紛れもない「大人」であるが行動や言動を統括する「人格」言ってみればOSが「子ども」でしかないのだ。

なぜこんなことが起きるのか?

ストレスによって人間の体では適応のため麻酔薬、覚せい剤、麻薬にあたるものが過剰分泌される。過剰分泌されたこれらの物質は人格をコントロールするNMDA受容体の機能を低下させることによって前頭葉神経細胞のアポトーシス(自殺現象)を誘発する。これはストレスによる影響を「ストレスの感情的記憶を一部消去する」ことによって和らげるための「抗不安システム」と考えられる。

通常はこの作用は小さなもので問題が起きるほどではないのだが、日本人に多く存在する「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人間に対しては過剰な反応を起こし前頭葉に明確な「萎縮」をもたらす。これが「統合失調症」である。この現象は社会性や人格を形成する前頭葉が「初期化」され赤ん坊や胎児の状態に「退化」することを意味する。統合失調症の症状が赤ん坊や幼児と酷似しているのはこのためである。

精神科で処方される「睡眠薬」「抗不安薬」「安定剤」「抗うつ薬」などはストレス時に分泌される物質と同じものであるから当然症状を発症・悪化させる。精神科に通院しても入院しても「治らない」のは「火に油を注いでいるから」だ。

幼児化した感情は幼児性愛を生み幼い頃の怒りや復讐心を甦らせてしまう。「大人の女性に相手にされないから小学生や幼児を狙う」とか「抵抗できない子どもを狙う」というのはとんでもない勘違いなのだ。

詳細は下記を参照してほしい。



 

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佐世保事件の父親が自殺 精神科医の犯罪

佐世保同級生殺害事件の犯人である少女の父親が自殺した。

死んで詫びることが「美徳」、人を殺したら死刑が「当然」とされる野蛮なこの国では「当然」だと思う方も少なくないだろう。詫びるという意味もあるだろうが、これからどうやって生きて行くすべがあるのか、ということなのだろう。「人殺しを作った父親」としてマスコミやネットで実名、顔写真付きで非難され続けても生きる道を選ぶことは困難だろう。もし私が同じ立場だったら同じことを選ぶしかないとも思う。

しかし、本当にこの父親が死んで詫びなければならないほどの罪を犯したのだろうか?確かに父親として褒められるべき行動をとっては来なかったかも知れないがもっとひどい父親はいくらでもいる。父親がこうだったから子どもが「人殺し」になったなどという関連性は何も根拠がない。この父親はどこにでもいる普通の父親にしか過ぎない。

唯一の問題は少女が「まともじゃない」ということである。「人を殺してみたかった」と発言し、同級生を殺しバラバラにしても動揺すら見せず、事件の重大性を認識する事が出来ずに反省や後悔の言葉も全くない。16歳の高校生とは思えないその状況は何を示すのか?もちろん少女は先天性の知恵遅れでも自閉症でもない。だからこそ精神鑑定のために鑑定留置がなされているのだが、何が起きているのか精神科医には理解できない。

記憶(少なくとも小学6年生まで)や知識には全く問題がない。人を殺す事が犯罪だという知識も持っている。しかし「感情」はまるで幼児のようで理性や人格が全く存在していないとしか見えない。この状況を説明できる知識を精神科医は持っていないので「広範性発達障害」「アスペルガ―症候群」「行為障害」などという思い当たる病名を口にすることしかできない。

思春期の少年少女による重大な犯罪は少なくない。多感なこの時期に理不尽な親や社会に反抗しようとすることが事件に繋がる事は多い。しかしそこに「不可解な犯行」「意味不明な供述」というキーワードがつく事件が多いのはどうしてなのだろう。

福島県で起きた母親殺害事件、青森県で起きた一家殺害放火事件、神戸市で起きた連続児童殺傷事件、福岡県で起きた中学生による児童殺害事件、西鉄バスジャック事件、寝屋川市で起きた教師殺害事件・・・「不可解な犯行」「意味不明な供述」のあてはまる事件にはすべて「精神科」が関わっている。精神科に行くような人間だから事件を起こした・・・という考え方は全く見当違いである。なぜなら精神科に通うきっかけは軽い発達障害、引きこもり、適応障害、ストレス障害、うつ症状程度であって、精神科に通うまでは多少問題行動はあっても誰も「事件」は起こしていないからだ。

精神科に通うようになって急に性格が変わり「不可解」な事件を起こしている。精神科医は「それまでの精神疾患が悪化した」と発言するが、精神科医の治療を受けて抗不安薬や抗うつ薬を飲んでいるのになぜ急激に「悪化」するのか?何がどう悪化すると事件を起こしてしまうのか?誰一人まともな説明ができていない。過敏な精神を鎮めるはずの抗不安薬、うつ状態を改善するはずの抗うつ薬、精神科医の言う通りの効果があるのであれば事件に繋がるはずはない。

それでは何が起きるのか?抗不安薬が前頭葉の神経細胞を殺すことが明らかになっている。これは間接的ではあるがアルコール依存症の研究をしている大学教授が著書で明らかにしている「事実」である。これが「統合失調症」の症状であり、思春期に発症する確率が高く、さらにストレスによって何らかの精神疾患を発症していればほぼ100%発症・悪化する事は統合失調症のNMDA受容体仮説によって科学的に裏付けられている。最新の脳科学、統合失調症の研究に照らせば抗不安薬、抗うつ薬が統合失調症を発症・悪化させることは「当たり前」のことだということがわかる。何といっても薬の添付文書にその旨が記載してあるのだから。

前頭葉の神経細胞がアポトーシス(自殺現象)によって死滅する事で前頭葉は「初期化」される。理性、社会性、愛情、人格など人間を人間たらしめる「感情」が赤ん坊の状態に半永久的にリセットされるのである。赤ん坊の感情が正常な記憶や知識、欲望や本能をコントロールすることが出来なくなって事件を起こすのである。人間は欲望や本能を社会に適合できるようにブレーキをかけて制御する。それが「大人になる」ということであり、それができないのが子どもであり赤ん坊である。ブレーキを失った自動車、それが事件を起こした原因である。

精神科医が薬を処方しなければたとえ多少正確に問題があったとしてもこのような事件はけして起きなかった。父親はそのきっかけとなる問題を作ったにすぎない。

少女は薬を飲まずストレスの少ない環境で過ごす事ができれば数年後には人間の心を取り戻すことができる。一方で小学校の時の記憶は鮮明なのに少女は事件の事を思い出せなくなる。それがこの症状の特徴で赤ん坊の時のことを誰も覚えていないのと同じ事である。記憶の空白の中で起こした事件の十字架を背負って生きて行かなければならないこの少女の人生をあなたはどう考えるだろう。そしてさらに父親の死という重荷が加わった。この少女に生きて行くすべがあるのだろうか。この事件を起こし、この一家を破滅に導いた精神科医は何一つ罪を問われることなくのうのうと生きている。どうしてこの真実を誰も知ろうとしないのだろう。

この父親に事実を伝えるべく手を尽くしたが叶わなかった。事件には繋がらなかったが私の息子にも同じ事が起きた。一つ間違えば同じ立場になっていたであろうこの父親の無念さを思う時、この事実を認めようとしない精神科医、どんなに情報を提供しても動こうとマスコミの姿勢に怒りを禁じえない。

この事件が特別な事例ではない。精神科にお子さんを連れて行く親は誰でもこの父親と同じ立場になりうる可能性がある。私の息子が事件を起こさなかったのは運が良かったからにすぎない。

32才の娘さんを持つ方からメールをいただいた。11年前に被害妄想で精神科に行って以来、医者の言うとおりに薬を飲み続けたが悪化の一途をたどり、まるで幼児のような行動を繰り返しあきれた妹は家を出たのだそうだ。幼児のような行動は「統合失調症」であることを示す。なぜ医者の言うとおり11年も薬を飲み続けたのに「被害妄想」が「統合失調症」に悪化したのか?それは精神科医の言う事が間違っていて私の言う事が正しいからだ。この娘さんは事件は起こさなかったが、妹の飲み物に除草剤を入れるというような紙一重のことをしている。これはけして「性格が悪いから」ではない。薬を飲めば誰でもそうなってしまうのだ。幸いにしてこの方は私のホームページにたどり着き真実を知って断薬を決意された。回復を願うばかりである。娘さんと家族の11年の人生を奪った精神科医は自らの罪に気づこうともしない。

息子に起きた副作用の記録と考察は下記を参照してほしい

http://toshioy001.wix.com/tougou

開かれた対話 フィンランドの精神科病院の取り組み

統合失調症のご家族を持つ方から「開かれた対話」というドキュメンタリー映画を紹介された。とても興味深い内容だったので紹介したい。統合失調症のご家族の方は是非見ていただきたい。ユーチューブで公開されている。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=_i5GmtdHKTM

アメリカのジャーナリストがフィンランドの小さな町の精神科病院の取り組みを紹介する映画である。この病院では「薬を使わない」統合失調症の治療に取り組んでいて劇的な成果を上げている、ということなのだ。薬を使わずにどういう治療を行うのか?それは複数の精神科医や心理師、看護師が家族や本人と話し合いを重ね、「環境を改善することによって自然治癒を促す」という「治療」であり、それが抗精神病薬を使う一般的な治療法より「劇的に回復率が高い」という成果を挙げているということなのだ。

この病院では医者は患者や家族より「高い」位置に存在していない。医者が「治療してやる」のではなく患者や家族とともにより良い治療法を「開かれた対話」によって「選択・開拓」していくのである。対話も病院だけでなく家庭に出向いても行う。患者と24時間一緒にいる家族や本人の話を聞くことによって5分10分の診察ではわからない、精神科医療の教科書には載っていない病気の「真実」に迫ることが可能なのだ。始めから薬を使わない治療を目指していたわけではなく、対話の結果として薬を使わない選択をしそれが成果を挙げたのである。薬の使用を100%否定しているわけではなく、場合によっては短期間使用することも選択肢としている。場合によっては睡眠薬や抗不安薬も一時的に使う、という所が気になるが副作用を知らなければ仕方ないだろう。

フィンランドは自殺率が高く精神疾患の発症率が高い国である。私はその原因がストレスに弱い遺伝特性「COMT遺伝子多型」が多いからだと考えている。当然統合失調症の発症率も高い。残念ながらこの取り組みは国全体に広がっているわけではなくほとんどの病院では薬を使う従来の治療が行われている。製薬会社に支配された精神科医療体系から抜け出すことが如何に困難かを示している。

私はこれまで誰も考えたことのない角度から統合失調症を見て来た。それは息子が「統合失調症」とは診断されなかったからだ。結果的にたどり着いたのが統合失調症であって症状は全く同じものだった。その経過と分析から「抗精神病薬が回復を妨げる・病状を悪化させる」という独自の結論を導いた。

その後薬物治療に疑問を感じたり、経験的なことから薬を使わない選択をし回復している例が少なからずあることを知った。そして治療として取り組んでいる病院があることを知った。この病院の医師がなぜ薬を使わない方が回復するのか、という具体的な理由を導いているわけではない。薬を使うことが回復を妨げるということを経験的、統計的に学んで実践しているということなのだ。

統合失調症は前頭葉が破壊され「初期化」することによって起きる。適応障害、不安障害、引きこもりなどの精神疾患、うつ病の大半も「初期の統合失調症の症状」である。

なぜ「初期化」されるのか?それは」「再構築」が必要だからだ。ウィルスに侵されてしまったパソコンを初期化し再びソフトをインストールする必要があるからなのだ。これはストレスから生命を守るための「システム」なのである。薬はその再構築を阻害する。初期化されたソフトは破損していないファイルを正しく認識できない、これが統合失調症の症状である。ソフトを再インストールしバージョンアップを行っているのに「音がうるさいから」という理由でハードディスクを止めたらどうなるか、誰にでもわかることのはずだ。
ストレスによる発症はもちろん、抗不安薬、抗うつ薬、麻薬、覚醒剤、脱法ハーブなどの副作用による発症もすべて同じことである。

かつて傷は消毒して覆うことで治る、とされてきた。しかし最近では乾燥させかさぶたを作ること、かさぶたの代わりをするテープを使う方が早く治ることがわかっている。同じことが脳にも当てはまる。自然治癒能力を脳も持っている、それを薬で阻害してはならないということなのだ。
詳細は下記を参照いただきたい。

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評価する専門家 被害妄想だという専門家

薬の害や危険性を取り上げているNPO法人医薬ビジランスセンターの所長で多くの著作を出版している浜六郎先生に「可能性はありうることだと考えます」という評価をいただいた。もちろんそれ以上でもそれ以下でもないが独自に調べ始めて6年、初めて得られた「専門家」の評価である。これまで「バカげている」「素人が余計なことに首を突っ込むな」「私と対等に話が出来ると思っているのか」と散々な事を言われ続けてきたのだから十分な「評価」だと思っている。これまで何度も資料を送ってきたがやっと目にしていただけたようだ。何かの機会に取り上げたい、という言葉が社交辞令でないことを祈るばかりである。

浜先生の著作は「薬のチェックは命のチェック」(医薬ビジランスセンター)「新版のんではいけない薬」「読んでやめる精神の薬」(金曜日)などがあるので興味のある方は読んでいただきたい。



このブログに精神科医の方は用事が無いはずだ。精神科医を敵視し、副作用の事実を延々と述べ続けるのだからたいていは「バカげている」と鼻で笑うか、後ろめたい気持ちのある方は「見なかったことにしておこう」と立ち去るはずである。

ところが先日ある精神科医がコメントを残した。精神科医と名乗ったわけではないがその口ぶりから「加害者」であることを察することは容易だった。くれぐれも申し上げておくがこの方は言葉も穏やかで高慢な態度も見せないまれにみる「良心的」な精神科医であることは間違いない。

言葉を選びながら、薬を必要としている人がいて999人が以前より増しな状態になれるのであれば1人位の犠牲は致し方ないのではないか?と問いかけてきた。

一件正論であって現実の薬の副作用の考え方はそういうものであるが、これは「多数の幸福の為なら少数の犠牲はやむを得ない」という「加害者の論理」であって戦争や迫害をも正当化するものだ、自分の子どもがその一人にあたった時、人殺しにされても同じことが言えるのか、副作用を認めようとしない精神科のあり方が問題だ、と反論したが「拡大解釈しすぎ」とだけ答え同じ論理を繰り返した。この方は何が目的なのだろうと疑問を感じ相容れることの無い議論を終わらせたのだが、最後の言葉でその目的を知ることが出来た。

この方が言いたかったのは「そこまで副作用だと言うなら仕方ないので認めてあげましょう。しかしあなたはその副作用に執着するあまり何もかもが副作用に見えてしまう《被害妄想》に囚われているのですよ。そんなことはあり得ないのですから冷静に物事を見て下さい、薬によって良くなっている人がたくさんいるのですよ」ということなのだ。事実を述べている私を「被害妄想」に仕立て上げ精神科医療の正当性を強調しようとしたのだ。この手法は力のある加害者が良く使う手法である。自分の罪を棚上げにし、アジア侵略も南京大虐殺も従軍慰安婦も「被害妄想」だといってはばからないどこかの破廉恥な国民と同じである。困ったことは罪から逃れようと誰かがついた嘘を本気で信じてしまう人たちがいることである。この精神科医も自分が信ずる精神科医療の嘘を見抜くことが出来ない哀れな方だと私には思える。私が明確な根拠をもって発言していることを「自ら確かめようともせず」に嘘、妄想と決めてかかっているのである。嘘だと決めてかかっているから自分の子供にそれが起きるという想像力も働かない。まるで新興宗教のマインドコントロールにかかっているかのように自分の頭で考えようとしない、視野の狭い牢獄に囚われているのは残念ながらこの医師の方だろう。もし視野の広い方であれば「このような意見があっても良い」とあえて相容れない議論は望まないはずである。私と議論することで自分の正当性を強調し、こんな「出まかせ」のブログを信じてはいけませんよと訪ねてくる人にお知らせしたかったのだ。

同じような事を以前別の「良心的な精神科医」から言われた事がある。「あなたのそのような狭義な考え方が息子さんを病気にしたのだ」とまで言われた。悔しくて腹立たしくてならなかったが良心的な精神科医がどのようなものであるかよくわかったから今回はもうどうということもない。精神科医が「被害妄想」だと言えば私は「病気」にさせられてしまう。こんな調子で精神病は作られていくのだろうし、いくら副作用だと訴えても「もともとの精神疾患が悪化しただけで副作用では無い」というとんでもない発言が正当化されてしまうのである。精神科医の方は知らないようだから教えて差し上げるが薬を飲んで起きた症状は「副作用」と呼ぶのである。抗不安薬、抗うつ薬をはじめ精神科の薬は「効能」よりも「リスク」の方がはるかに大きい。そのリスクは「死ぬ」程度では終わらない「地獄」をもたらすのである。本当のことは精神科の教科書には書いてない。
精神疾患の9割は環境の改善とカウンセリングで治る。残りの1割は薬を飲んでも治らない。薬を飲めば9割が悪化する。薬が本当に効くのなら精神科に通いながら年間1万人が自殺することも、精神科に通いながら殺人事件を起こすこともあり得ない。何が本当に正しいことなのか視野を広く持って現実を見てほしい。
抗不安薬を飲んだ息子に何が起きたのか、下記を参照してほしい。こんな薬が処方されていいはずがない。

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ストレスには効かない「抗不安薬」

抗不安薬はストレスによる症状には効果がなく統合失調症に悪化させる


抗不安薬、睡眠薬、安定剤・・・何といういい響きだろう。日々人間関係のストレスに神経をすり減らす毎日を送っている人にとっては「救いの女神」のような名前である。眠くなる以上の副作用などあるとは誰も思わない。かく言う私もそう思っていたのだから致し方ない。大量に服用すれば「眠るように」死ねると誰でも思っている。雅子様が服用したのもほぼ抗不安薬に間違いないが「性格が変わった」ことが副作用だと言う人はいない。抗うつ薬の副作用についてはメディアでも時々取り上げられるが抗不安薬については2012年に東京新聞が取り上げたのみだと思われる。これらの薬は名前は違っても「同じ」薬である。
人は皆ストレスを抱えて生きている。酒やたばこが体に悪いとわかっていてもこの世から無くならないのはそのためだろう。よく「ストレス解消」という言葉が使われるが、どちらもやらない私は「酒やたばこでストレスが無くなるのか?」と懐疑的だった。
ところが酒には「抗不安」「催眠」効果があることが「科学的に証明」されている。帝京科学大学眞﨑教授の著書「酒乱になる人、ならない人」(新潮社)によると「抗不安薬」と同じ作用をエタノールが起こすことによるものらしい。鎮静効果を持つ脳内化学物質GABAの分泌を促すことによって「抗不安」「催眠」効果が得られるということのようだ。お酒を飲んで「ストレス」が解消されたような思いに浸れること、眠くなってしまうことには「酔っぱらう」作用以外のエタノールの効果によるものなのだ。
同じ作用のある酒で「抗不安」「催眠」効果が得られるのなら酩酊作用が無い、消化系にも影響が無い、二日酔いも無い抗不安薬を使えば簡単にストレスが解消され、不眠が解消される、誰でもそう思う。
酒には「害」がある。普段はおとなしい人が酒を飲むと人が変わったように暴力をふるったりする「酒乱」がその一つである。そういうことがあることは誰でも知っているが「鎮静効果」があるはずの酒がなぜこの現象を起こすのだろうか?眞﨑教授はエタノールとエタノールの二次生成物アセトアルデヒドの分解能力の組み合わせ(遺伝要因)によって酒乱を起こしやすいタイプがあるとしているが、なぜ酒乱が起きるのかについては明言を避けている。一方で思春期に大量の飲酒によってヤングアルコホリック症候群という症状が起きることを指摘している。人格異常、精神障害、過食症など特徴的な症状が現れるとされる。これは思春期にエタノールが脳の神経細胞のアポトーシス(自殺現象)を起こすことによるものでエタノールがNMDA受容体の機能を低下させることが原因らしく、シナプス形成が盛んな思春期に起こりやすいのだという。大人の「酒乱」もこれと同じことが起きると考えれば説明がつく。
NMDA受容体仮説によって統合失調症がNMDA受容体の機能低下、神経細胞のアポトーシスによって起きることが証明されている。つまりヤングアルコホリックの正体は「統合失調症」だということになる。抗不安薬がエタノールと同じ効果があるということは「思春期に抗不安薬を服用すれば統合失調症が起きる」という結論は簡単に導き出せる。この結論を眞﨑教授は出さなかった。あえてパンドラの箱を開けることを避けたのだろう。この時点で警告を出していたら佐世保の事件は起きなかったかもしれないのに。
NMDA受容体仮説によれば統合失調症の発症は「ストレスに弱い遺伝特性」が前提となっている。「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人が繰り返しストレスにさらされることによってストレス脆弱性が増していく。そこに大きなストレスが与えられることによって大規模な神経細胞のアポトーシスが起き統合失調症を発症するのだという。
さあ複雑なことになってきた。ストレスを解消するはずの薬が思春期に統合失調症を起こす、統合失調症はストレスによって起きる・・・つまりストレスと抗不安薬は同じ効果を脳にもたらす、ということになる。ここですべての常識は崩れ去って行く。抗不安薬はストレスを解消するどころか「加速」させるのである。これはどういうことなのか?
抗不安薬がGABAを増やす効果があること自体は間違っているわけでは無い。ただしGABAを分泌させる機能が正常な人に限ってのことである。ストレスに弱い遺伝特性「COMT遺伝子多型」の人はGABA・ドーパミン・ノルアドレナリンなどを作り出す機能に欠陥がある。これにはNMDA受容体の機能が関わっている。簡単に言えば加工能力に限界がある人に原材料を大量に与えても加工品は増えず原材料が「あふれてしまう」ということで、あふれた原材料が神経細胞のアポトーシスを起こしてしまい統合失調症を引き起こす、ということなのである。思春期には「ストレスに弱い遺伝特性」と同じ状態が作られてしまい、「ストレスに弱い遺伝特性」を持っている人はさらにストレス脆弱性が増していくということになる。これが統合失調症が思春期に起こりやすい理由である。
抗不安薬はストレスに弱い遺伝特性を持たない人の「漠然とした不安」には効果がある、と考えられる。しかしストレスによる不安を抱える人、ストレスによって適応障害、PTSD、引きこもり、不登校、うつ症状などの疾患をすでに発症している人には効果が無いばかりか症状を悪化させ「統合失調症を発症させる」のである。何より証拠には薬の添付文書に「統合失調症の発症・悪化」が明記されている。同じ記述は「抗うつ薬」にもある。これらの精神疾患は初期の統合失調症が「誤診」されている事例が多いことが明らかになっている。
COMT遺伝子多型は欧米には少なく日本人には多数存在する可能性が高い。欧米では少ないこの副作用が日本では多発するということである。欧米の精神科医療体系をそのまま持ち込んで疑わなかった精神科医の責任である。
昨年PTSDの治療方針が改定された。PTSDには抗不安薬が「効かない」ので薬を使わない治療を勧めるという「異例」のものである。効果が無いだけなら出しておけば利益になるはずである。貧乏人の財布を心配してくれるほど「良心的」な業界でないことは言わずもがな、である。PTSDが統合失調症に「悪化」する事例が多発して、表面化する前に幕引きを計ろうという企みなのだろう。しかし誰もそのことに疑問を感じる様子はない。
抗不安薬を服用した息子に何が起きたのかは下記を参照してほしい。これは希少例ではなく思春期に抗不安薬を服用すれば100%確実に起きることである。

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黒子のバスケ脅迫事件 統合失調症の原因は抗うつ薬

黒子のバスケ強迫事件」の判決が出た。

裁判長は「作者の学歴や成功をねたみ、屈折した感情のはけ口として犯行に至った」「犯行はまさに八つ当たりというほかなく、酌むべき点など一切ない」として求刑通り懲役4年6か月が言い渡された。

この判決について異議を感じるものはない。当然の判決だと誰でも思う。

だが、この犯人の言動はまともではない。

なぜ上智大を狙ったのかについて「高3の春、所属するバスケ部の後輩3人が常置に行きたいと話していた。私は同性愛者。〈上智に行けばこんなかわいい後輩たちと出会える〉と思い、目指そうと思った」黒子のバスケを狙った動機については「バスケのユニフォームに異常なフェティシズムを感じていた。私は同人誌が好きで、黒子のバスケはボーイズラブ系の同人誌の題材としても使われていた。二次創作の元になるのは神になるということ。その作者に一時でも勝ちたかった」と話している。まともなものの考え方ができない「統合失調症」の症状であることがわかる人にはわかる。しかし精神鑑定で統合失調症だと診断されれば無罪になってしまう。結果「屈折した感情を持ち、まともとはいえないが統合失調症というほどではない」という世間受けのよい鑑定結果が下される。
問題はなぜ彼が統合失調症になったのか?ということである。
彼は幼少期にいじめを受け両親の厳しいしつけでうつ状態となり精神科の治療を受けている。意見陳述ではこのことが屈折した感情を持った原因であって責任は周囲にあると主張した。「バカなことを言ってるんじゃない、自分の責任を他人になすりつけてとんでもないやつだ」と誰でもそう思うだろうが実はこの主張の方が正しい。厳密に言えば責任は精神科医にある。
「ふざけるな!」と全国から抗議が来るだろうがこれは「事実」である。
この男性はストレスに弱い遺伝特性COMT遺伝子多型だったと考えられる。この遺伝特性は日本人に多く存在している可能性が高い。このことがいじめに繋がり、親の厳しいしつけによって「うつ病のような」精神疾患を発症した。これはうつ病ではなく初期の統合失調症の症状である。この症状に抗不安薬、抗うつ薬を処方すれば100%「悪化」する。明らかな統合失調症の症状が現れるがドーパミン仮説による現在の統合失調症治療薬は回復を遅らせ悪化させる。その結果屈折した感情しか持てない大人が形成されてしまったのである。この事実はすでに学術的にはNMDA受容体仮説によって証明されている。公にすれば精神科医が全員失業してしまうので「隠蔽」されているだけなのだ。
これまでの精神疾患、うつ病、統合失調症に至るまで精神科の治療は日本においてはすべて「間違いだった」火に油を注ぎ、回復を遅らせるだけの治療を施し金を取っていた。おかしくなった、悪化したと患者が訴えると「もともとの病気が悪化しただけ」と取り合おうとはしなかった。「知らなかった」のだから仕方がないともいえるが間違いは明らかになっているのだから正されるべきである。

精神科に行ってはいけない、精神科を信じてはいけない。佐世保の事件だけではない。ベビーシッター幼児殺害事件、倉敷少女監禁事件も同じ傾向の事件である。精神科は「統合失調症製造マシン」犯罪者を作り出す「凶悪犯罪製造マシン」でしかない。バカげていると国民全員が思うだろうがこれは妄想ではなく「科学的に証明された事実」である。
誤解のないように言っておくが統合失調症患者が全員犯罪者になるわけではない。長い時間はかかるものの適切なケアによって完全な回復が可能である。これらの事件は誤ったケアの結果である。雅子様も同じ状態なのだ。

詳細はホームページへ

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統合失調症は「治療」してはいけない NMDA受容体仮説が導く真実

統合失調症は以前は精神分裂病と呼ばれた精神病である。一般的には「キチガイ病」「治らない病気」というイメージがあって私自身もずいぶん長い誤解していた部分がある。異常な興奮や幻覚、幻聴などの「陽性症状」と意欲減退、感情鈍麻などの「陰性症状」が現れるとされる。
発症原因は「よくわかっていない」とされているが、ドーパミンの働きを遮断する抗精神病薬が陽性症状の治療に効果を示すこと、また、ドーパミンの働きを活性化させる薬剤が統合失調症に似た幻覚・妄想を引き起こすことから、中脳辺縁系でドーパミンが過剰に分泌されることが原因ではないかとする説(ドーパミン仮説)、セロトニンの働きを遮断する作用のある抗精神病薬を投与すると、陰性症状が改善することがみられることから、セロトニンが陰性症状の発現と関連しているのではないかという説(セロトニン仮説)がこれまで主流の考え方だった。
ところがこれらの仮説を覆す考え方が注目を集めている。それが「NMDA受容体仮説」である。この仮説が導かれたのはドーパミン仮説やセロトニン仮説では矛盾点が多くつじつまの合わない部分があったからだと思われる。NMDA受容体仮説を説明することはとても難しいのだが、神経伝達物質仮説の中で重要な役割を持つグルタミン酸(興奮性)やGABA(抑制性)の代謝に関わるNMDA受容体の機能低下が発症の原因ではないかというものである。NMDA受容体は統合失調症を引き起こす遺伝子的要因(ストレス虚弱性関連遺伝子)と関連性があり、神経の分化、発達、細胞死(アポトーシス)などにも関係している。
詳しく解説した論文がたくさん公表されているので興味のある方はご参照いただきたい。ただしかなり難解である。https://www.jspn.or.jp/journal/journal/pdf/.../journal112_04_p390.pdf
NMDA受容体は以前ヤングアルコホリック症候群の発症に関わっていることを取り上げた。思春期に大量の飲酒を繰り返すことによって神経細胞のアポトーシス(自殺現象)が起き人格異常や精神疾患が現れるというもので、この現象にNMDA受容体が関連しているということだった。NMDA受容体仮説によればこのヤングアルコホリック症候群の症状が「統合失調症」だということである。さらにアルコールと抗不安薬(睡眠薬)の脳に対する作用が「同じもの」であることがわかっているので、思春期に抗不安薬を服用すれば統合失調症が発症するというごく簡単な結論が出る。これまで出されなかったのが不思議でならない。
統合失調症はほとんどの場合ストレスによって発症する。ストレス虚弱性(COMT遺伝子多型など)の遺伝特性を持った人が強いストレスに繰り返しさらされるとNMDA受容体の機能が低下(小規模な神経細胞のアポトーシスが起きる)し精神疾患が発症する。これが適応障害、不安障害、うつ症状(うつ病とは異なる)、ひきこもり、不登校、家庭内暴力、摂食障害などの症状であり、初期の統合失調症の症状ということになる。前頭葉の萎縮が見られ、抗うつ薬が効かないとされるこの症状が統合失調症であることを指摘する精神科医は少なくない。これらの症状の発症によりストレス虚弱性が増し、更なる大きなストレスが加わることによって大規模な神経細胞のアポトーシスが引き起こされ明確な統合失調症が発症するということになる。
ストレスによって分泌されるストレスホルモンの一種であるL-ドーパ(ドーパミンやノルアドレナリンなどグルタミン酸の前駆体)という「自前の覚醒剤」を分解できないCOMT遺伝子多型という遺伝特性がストレス虚弱性に繋がっていると私は考えている。分解されない覚醒物質がNMDA受容体の機能を低下させることで統合失調症を発症させる。
麻薬や覚醒剤が錯乱や統合失調症と「酷似した」中毒症状といった副作用を起こすことが知られている。前頭葉の脳細胞が死滅することが確認されているのでNMDA受容体が神経細胞のアポトーシスを引き起こす現象である。麻薬や抗不安薬はGABAに働き、覚醒剤や抗うつ薬はグルタミン酸に作用する。NMDA受容体が直接的に関連しているのだからすべて同じ原理で統合失調症が発症することになる。ストレスとストレスを緩和するはずの薬がなぜ同じ現象を起こすのか?それはストレスによる精神疾患が抗不安成分や覚醒成分が「不足」して起きるという間違った考え方がされてきたからだ。ストレスのよって起きる精神疾患はいわば自前の覚醒剤中毒によって起きる。覚醒剤中毒の患者に覚醒剤を与えたらどうなるか誰にでもわかるだろう。精神科医はこんな初歩的な間違いをしてきたのだ。
結論としてNMDA受容体仮説によれば抗不安薬、抗うつ薬がストレス性精神疾患を発症している人に対して明確な統合失調症を発症させることは疑いようのない「事実」ということになる。これらの薬の添付文書には「統合失調症の発症・悪化」を示す記述があるのはこのためである。発症率は1%以下とされているが、ストレス虚弱性関連遺伝子特性や思春期の発症特性、ストレス性精神疾患発症時の特性は考慮されていない。人種的ストレス虚弱性関連遺伝特性と考えられるCOMT遺伝子多型はユーラシア大陸のモンゴロイドを中心に分布していて自殺率の高さと関連していると私は考えている。いわゆる欧米には少ないと思われ、欧米の精神科医療体系を基本としている日本では数字が大きく異なる可能性が高い。
ストレス虚弱性遺伝特性を持っていて、思春期にストレス性精神疾患を発症している時の危険性は非常に高くほぼ100%である。つまり息子や佐世保同級生殺害の少女は起きて当然の統合失調症を発症したのである。可能性ではなく紛れもない事実である。少なくとも学術的にはこの事実は確定している。わかっていた理論によって息子は人生を奪われ、佐世保の少女は殺人犯にされた。雅子様も皇太子妃不適格とまで言われた。私が研究するまでもなくすでに答えは出ていたのに精神科医は何をしていたのだろう?NMDA受容体仮説が正しければ(現実に起きていることはすでに正しさを証明している)精神科の治療はすべて間違っていたことになる。この大スキャンダルを故意に隠蔽するために「仮説」としておくのかもしれない。
統合失調症の話に戻ろう。
統合失調症は範囲の広い病気の総称であるからすべてとは言えないが、少なくともストレスと副作用によって起きる統合失調症は前頭葉神経細胞のアポトーシスによって半永久的に前頭葉の機能が低下することによって起きることはもう疑いようがない。問題は前頭葉の機能低下が何をもたらすか、である。
その前に統合失調症という病気が何であるのか生物学的に考えてみよう。根本的にはストレスによって起きるのだからストレスに対応するための何らかのシステムなのではないか?という疑問が沸いてくる。もしそうだとしたらこれは本当に「病気」なのだろうか?
前頭葉は感情・情動をコントロールする機能を持つ。大脳辺縁系から発せられる本能や欲望、恐怖などの生物的欲求が理性、社会性、人格、愛情などによって制御され記憶・知識と照らし合わせて言動や行動に反映させていく。前頭葉の機能が低下すると大脳辺縁系からの信号がフィルターなしにダイレクトに表現される。その結果、抑制が効かない言動・行動、異常な興奮、幻聴、幻覚、うつなどの症状が現れる。
これはストレスを生命の危機と勘違いした脳が生命を維持するために反撃、逃避のために「感情」を消シャットダウンするシステムなのではないか?とも思っている。
年齢に応じた人格は成長によって積み重ねられた「感情の記憶」によって形作られ、知識や物事の記憶とは全く別に「前頭葉」に記憶される。この「感情の記憶」がフィルターとなって動物的な欲求を人間としての社会性に適合させる。前頭葉の機能低下は「感情の記憶」が消去されることによって起きる「感情の記憶喪失」ということになる。これは記憶知識は年齢並みのまま「感情」だけが赤ん坊の状態にリセットされるということである。専門家は統合失調症の症状を細かく分析しているがこの段階までは言及していないが「赤ん坊のようだ」「「子供みたい」と表現されるのだから間違ってはいない。
私の息子は感情が「赤ん坊になった」と言われ「退行」という病名がつけられた。赤ん坊の脳波が現れ憤怒失神という赤ん坊の症状が起きた。しかしよくよく調べて見ると症状は統合失調症にそっくりだった。統合失調症の症状は「感情が赤ん坊になった」と考えるとすべて理解できる。ある専門家は「もしそうだとしたらおむつをするようになるはず」と言ったが記憶知識は年齢並みなのだからそうはならない。近くにいる赤ん坊や幼児の様子をよく観察してみよう。食べたいものを食べたいだけ食べ、欲求が満たされないと癇癪を起こす。所構わず奇声を上げ、大きな声で歌を歌う。わけのわからない話をし、現実でないものが聞こえたり見えたりする。わけのわからないものに怯え、虫や小動物を殺したりいじめたりする。赤ん坊や幼児がする分には「子供だから」で済むことを大人がすれば「統合失調症」ということになる。統合失調症の患者は着替え、歯磨き、入浴といった日常のことを自ら行おうとはしなくなる。赤ん坊や幼児がこの作業を自ら行うことはないということである。
赤ん坊にリセットされたということは「育てればいい」ということにならないだろうか。
私は「普通は薬を使う」という医者の言葉を拒否した。「薬を使わないと大変なんですよ」という医者の言葉にも動じなかった。二度と薬に頼らない、そう誓った。確かに大変だった。地獄の苦しみを3年以上耐えた。その結果息子は「人間に戻った」のである。息子は赤ん坊から長い時間をかけ「成長」することによって回復したのだ。
お分かりになるだろうか、ストレスや副作用によって発症する統合失調症は前頭葉に記憶された「感情の記憶」が消去され赤ん坊の状態にリセットされることによって起きる。赤ん坊になったのだから回復させる唯一の道は「成長させること」であってそれ以外の道は無い。統合失調症の治療薬は異常な興奮、幻聴などの陽性症状を抑えるためにドーパミン阻害剤などが使われる。これはボーとさせる薬で確かに脳の異状活性は抑えられる可能性があるが、その間は「感情」は成長することがない。中には「脳の萎縮」を引き起こす薬もあると言われている。これはNMDA受容体の機能を低下させ統合失調症を「悪化」させることを意味する。結局のところドーパミン仮説に従って行われている治療は統合失調症を「治す」ことはできないということだ。薬を飲み続ける限り感情はいつまでたって成長することなく、大人の体と知識を持った赤ん坊のまま年令を重ねて行くことになる。治ったように見えてもケアを誤ればやがて未成長の感情がとんでもない事件を起こしていく。その事例が神戸連続児童殺傷事件や新潟少女監禁事件などである。
統合失調症を発症された家族を持つ方は数多い。その苦しみは手に取るようにわかる。
統合失調症を発症されたお子さんの闘病日記をブログで公開している方がいらっしゃる。
その中で薬を飲んだ直後に歌を歌いだすなど様子がおかしくなるのを気にしていらっしゃる様子がつづられている。これはまさに一時的な統合失調症の悪化であり、薬を飲んだ直後に妻に起きた現象証拠なのだが、疑問を感じながらもそこまではたどり着いていないようだ。そして長い時間が経っているのに治っていない・・・。
統失家族の闘病日記
こちらの方はかなり薬の副作用を理解していらっしゃっていて薬を減らして回復に近づいていらっしゃる様子がうかがえるがまだ完全ストップすることにはためらいがあるようだ
続・精神障害の子供達との日々
抗うつ薬を飲んだ患者が自殺するのはこの一時的に悪化する時である。また、連用することによってストレス虚弱性が増し、ほんの少しのストレスで発作を起こしてしまうからでもある。精神科医はどうしてこのことに気付こうとしないのだろう。
統合失調症は安全、安心でストレスの無い環境を作り、危険に配慮しながら「愛情」を持って育てることによって回復する。しかし大人の体と知識を持った赤ん坊の世話は大変である。周囲の無理解とも闘わなければならない。長い時間学校にも行かず仕事もしないことを許さなければならない。成長の過程で動物を虐待したり刃物に興味を持ったりする時期が訪れる。それを否定することなく話を聞いてあげなければならない。生命の危険も無いとは言えない。長い時間をただ待つだけの苦しみは体験したものでなければわからない。だが「治したい」と思うのであればほかに道は無い。リスクを避けて薬で症状を抑え、一生人間にさせない道を選ぶことも一つの選択として間違っているとは言えない。
こんなことを言うのはおそらく世界でも私くらいだと思うのだが、理論は分からなくても統合失調症を「治療しない」選択をする方も増えているらしい。直感的にそう思う方がいても不思議では無い。精神科は必要ない。もちろん私の言うことを信じて何かあっても一切責任は取れないのであくまでも自己責任でご判断いただきたい。
一介の素人の言うことを信じることは難しいとは思います。あなたのご家族は精神科の治療受けて治りましたか?私の息子は何の治療もせず治りました。今家族はとても幸せな時間を過ごしています。
息子に起きた副作用と回復の過程を記録した3年の日記と詳しい考察は下記をご参照ください。

http://toshioy001.wix.com/tougou


佐世保同級生殺害事件 鑑定留置の茶番

加害者が被害者の精神鑑定を行うというバカげた茶番劇
佐世保同級生殺害事件で少女の鑑定留置が始まった。3ヶ月の時間をかけて少女の精神状態を鑑定するのだという。この鑑定結果によって処遇が左右されることになる。

この事件は精神科で処方された抗不安薬あるいは抗うつ薬の副作用によって引き起こされた。麻薬や覚醒剤によって起きる「統合失調症と酷似」した副作用と同じことが起きているのである。

私の息子にも間違いなく同じ副作用が起きた。確かな事実を多くの人に訴えたが誰も信じなかった。この副作用は人家もまばらな田舎で2キロ先に同じ症例があるほど多発し、私の友人にも起きた。うつ病患者の自殺に関しては私の周りだけですでに3人の人が亡くなっている。このあまりにもおかしな現象に何の疑問を持とうとしなかった専門家やマスコミ・ジャーナリストが佐世保の事件を生んだ。

この事件の加害者は少女Aではなく「精神科医」である。精神鑑定をするのは無論精神科医であって、加害者が「被害者」の精神鑑定をするという理不尽な「茶番」が行われる。3ヶ月鑑定留置をしても心理の変化はない。事件の重大性を認識することも謝罪の意志も起きない。一方で「人を殺す」ことが「悪いこと」だという認識は持っている。犯行時の心神耗弱も認められず明確な統合失調症の症状も認められるとはいえない。計画的に犯行を実行したことも間違いない。よって精神鑑定の結果はこうなる。

「精神面での発達に問題があり、発達障害やアスペルガーの疑いがある。しかし事件を明確に認識しており責任能力が無いとは言えない」

弁護側は独自に別の精神鑑定をするということだが鑑定医が変われば結果が異なるというのではどちらも信じるに値しない程度のものでしかないことを示している。そんないい加減なものを根拠にして有罪無罪が決められていく。こんなバカげた話は無い。

最終的には神戸連続児童殺傷事件と同じ「行為障害」というわけのわからない症名をつけられて医療少年院へ送られることになるだろう。もっと厳罰を与えなければ、というバカがいなければだが・・・。どんなに厳罰を与えてもこの副作用による犯罪には一切歯止めとならない。罪の認識さえできない人間に刑罰を与えても何の解決にもならない。少女に必要なのは愛情に包まれたストレスの無い場所で長い時間をかけて育まれるべき「人格」である。私の息子のようにいずれ「人間」に戻れる日がやってくる。しかし少女は「記憶に残ることさえない」人殺しの十字架を背負って生き続けなければならない。それが精神科医によってもたらされたことを知ることもなく・・・。

少女が抗不安薬・抗うつ薬によって16歳の知識・記憶を持つ「赤ん坊」にされたことを知る者はいない。少女の脳を精密検査すればすべてが明らかになるはずだが、そんなことをされたら精神科医の犯罪が明らかになってしまうから行われることはない。

世界で初めて明らかにされたこの副作用の発症メカニズムを信じてみたい方は前のブログを参照されたい。
この理論ですべての謎は消えて行く。今は誰も信じなくても、素人が導いた理論がやがて精神科医療を根底から覆す日がやってくる。なぜならこれが明確な科学的根拠に基づいた紛れもない「真実」だからである。

息子に起きた副作用の3年の記録と詳しい考察は下記を参照してほしい。

http://toshioy001.wix.com/tougou

ベビーシッター男児殺害事件の真相

犯人は26歳の体と知識を持った幼児だった・・・その原因は?

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月に埼玉県富士見市で起きたベビーシッターによる男児殺害事件の容疑者が殺人容疑で再逮捕された。自供はしていないものの状況証拠から立件が可能と判断されたとのこと。

預かった2歳の男児の口をふさいで窒息死させたとされるこの事件の真相は犯人の言動、行動、表情をよく観察すればわかってくる。

男は殺されたとされる男児と弟を23日の予定で預かったが予定を過ぎても連絡がなかったため母親が警察に届け出たという。男のマンションで発見された時の状況は2人とも裸で放置され弟は低体温症になっていた。男は預かった子供の裸の写真やビデオを撮っていて幼児性癖があった。

まず気になったのは犯人の表情である。テレビで流れた犯人の表情は26歳とはとても思えない幼さがあった。さらに事件の経過や供述をみても、とても26歳のすることとは思えない。まるで「子ども」のすることである。さらに幼児性癖だったことを考えれば犯人が大人の体と知識を持った「幼児」でしかなかったことが容易にうかがえる。悪意のある凶悪な事件ではなく、善悪の区別がつかない、命の意味がわからない幼児性が起こした事件なのである。

ふざけるな!26歳の大人が幼児だなどといって犯人を擁護する気なのか!という批判が多くの人から寄せられるだろうが、そういうことが実際に起きるのだ。

問題は犯人が生まれつきの「発達障害」であったのか、それともある時点で「性格が変わったのか」ということだが、知識が年齢並みであることを考えると後者である可能性が高い。

この症状の原因は2つ考えられる。一つは強いストレスが継続することによって起きる統合失調症である。これは後天性の発達障害であり「半永久的」に性格が変わったり正気を失う症状が現れる。もう一つは睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬による副作用である。ストレスによって起きる症状とほぼ同じ症状が薬で起きるのである。
ストレスによって起きる精神疾患とストレスを和らげる薬が同じ症状を起こすはずが無い、誰でもそう思う。精神科医もそう言って否定を続けてきた。しかし、そこには明確な根拠が存在していた。日本人の510%に存在すると思われるストレスに弱い遺伝体質「COMT遺伝子多型」と抗不安作用を持つ物質が前頭葉を破壊する「神経細胞のアポトーシス(自殺現象)」がそのカギを握っている。くわしくは前のブログ、ホームページを参照してほしい。
この症状を発症すると「表情が変わる」のである。どこがどう違うのかうまく説明できないが「幼い」表情になる。息子の場合もそうだった。この犯人も、昨年テレビで流れた雅子様の表情もとても幼く年齢並みには見えなかった。
この犯人は過去に睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬を服用している可能性が高い。これらの薬は前頭葉の「感情の記憶」(人格、理性、社会性、愛情)を破壊し「感情」だけを赤ん坊や幼児の状態に半永久的にリセットする。この犯行も雅子様の異常行動も幼い感情が正常な知識や記憶をコントロールすることが出来ずに起きるものなのである。
私は犯人を擁護したいわけでは無い。こんな悲しみを二度と作らないために何が必要なのかを訴えたいだけである。

息子に起きた副作用の記録とその発症のメカニズムについては下記を参照してほしい。

http://toshioy001.wix.com/tougou


抗うつ薬、抗不安薬による自殺、凶悪事件の原因が特定された2

北海道にある五稜郭クリニックの多田直人医師の研究によって

http://www.kokoro.info/index.html参照

うつ病患者の中に抗うつ薬を処方しても効果がない例があって、統合失調症の治療薬である抗精神病薬を処方したら症状が改善した。そのことに疑問を感じ精密検査した結果統合失調症と同じ「大脳前頭葉の萎縮」が確認されたというものである。つまりうつ病と診断される患者の中にかなりの割合で存在する「抗うつ薬」が効かない例は「統合失調症」を誤診しているということ。さらなる研究の結果「適応障害」「注意欠陥/多動性障害」「摂食障害」などの中にも大脳前頭葉の萎縮が見られる「統合失調症」が誤診されている例が存在するということが明らかになった。

ほとんどの抗うつ薬、抗不安薬の添付文書には「脳の萎縮」や「統合失調症の患者が服用すると錯乱を起こす」と記載がある。副作用ではないかとされている自殺、性格が変わる、凶悪事件との関連は紛れもない「事実」となった。

しかし、なぜ「統合失調症」がうつ病や適応障害などに誤診されているのだろう?症状が似ていることも事実だがそれだけではなく、これまでの精神科医療の常識ではそのようなことが「あり得ない」とされてきたからだろう。おかしい、と疑問を感じるこのような医師が存在しなければ表面化することはなかったことなのだ。その根本原因は精神科医療の輸入元である欧米ではそのような事例が「ほとんどない」からなのだと思われる。

インフルエンザ治療薬タミフルによる青年の異常行動もタミフル先進国の欧米ではほとんど起きていない。主に青年期に発症すること、男性に多いこと、これらの特徴は統合失調症にも見られるものであるから、この異常行動が統合失調症の症状だとするこの医師の考え方はとても理にかなっている。タミフルがよく効く薬だからこの症状が起きるというのはちょっと無理があると思うが・・・。

統合失調症の障害調整生命年(wikipedia参照)の値、国別の自殺率の高い国の分布を考え合わせるとモンゴロイドの一部、コーカソイドの一部、アボリジニなどに特有の遺伝特性がこれらの副作用の発症に深くかかわっているのではないかと私は考えている。
これらの副作用がアクティベーションシンドロームとも呼ばれ「脳内化学物質の混乱によって生じる」と一部の専門家の間で言われてきたが、それは純粋な白人や黒人社会においては正しいのかもしれないが一部の民族においては大きな間違いだったということになる。ストレスによって生じるストレスホルモン「コルチゾール」がうつ病や統合失調症などの精神疾患を起こすこと自体は間違いないが欧米で起きるうつ病やストレス障害と日本を含むモンゴロイドを中心とした地域で起きるものは似ているようで根本的に違っていて「統合失調症」の割合が極端に高いと考えられる。
統合失調症には抗うつ薬も抗不安薬も効かないし「悪化する」と明記してある。精神科医療の根本的な間違いがこの副作用を生じさせ多くの人の人生を奪ってきたのだ。
この医師は「適応障害」でも前頭葉の萎縮が見られる患者がいることを指摘している。雅子様がなぜこれほど回復に時間がかかったのか、なぜおかしな噂が流れたのか、なぜ皇太子があれほどまでにかたくなになっていたのか、すべての謎は「統合失調症」というキーワードで解けていく。
詳細はホームページへ

http://toshioy001.wix.com/tougou


雅子様に副作用を発症させた「医者という病気」

私なりの研究結果を良心的と言われる精神科医にも送ってみた。評価してもらえるなど夢にも思ってもいないが何か研究のきっかけになればと思ってのことだ。

感想が送られてきたが案の定ボロクソにけなされた。専門書を並べた相手に寄せ集めの理論を持って行っても相手にならないくらいは十分わかっているつもりだ。突っ込みどころ満載なのだろう。とはいえその内容はどうも隅から隅まで読んでの批判ということではないようだ。素人の文章などきちんと読んでいられないと言うことなのだろうが、それならいっそ批判などしないでほしい、まあ理論的にかなわないのは致し方ないしわかりきっていたことだ。

問題なのは理論の否定ではない。その後「素人が余計な口出しをするな」というお決まりのセリフが飛び出すのだ。このセリフは他の精神科医からも言われたことがある。

ふざけるな、である。

私は好きでこんな金にもならないことをしているわけではない。薬の添付文書にも書いてあるのに副作用では無いと言い張り、何が起きているのかを明確に説明することさえ誰もできなかったではないか。自分で真相を探るより納得する方法がなかっただけに過ぎないというのに。

素人は黙っていろ、専門家に任せておけと言うなら、どうしていつまでたっても真相は明らかにされないのだろう。どうして雅子様がいつまでも批判の的にされていなければならないのだろう。何度も言うが雅子様の症状は薬の添付文書に書いてある通りなのだ。その日本語を読める精神科医がこの国には一人もいなのだ。「申し訳ございません副作用でした」と専門家が認めさえすれば皇太子はどれほど救われ、国民の見方も変わることだろう。そんなことすらできない精神科医に素人は引っ込んでろなどと言われる覚えはない。大体にして膨大な数発症している「性格が変わる」副作用をまじめに研究した専門家がただの一人も存在していないではないか。誰もやらないから仕方なく素人がやっているだけである。

さらに「自分の経験でものを考えるな」というのだ。3年の間、何が起きているのかどうして回復していくのかを24時間見続けてきた人間よりも、わずか5分や10分の診察でわかったようなふりをする精神科医の方が知識があるというのだからあきれるのを通り越して笑ってしまう。どうして患者の言うことを聴こうとしないのだろう、もっと実際に起きていることに向き合えば解決がどれだけ早かったことだろう。こんなことだからいつまでも真相は明らかにされないのだ。

医者にとって患者や一般人は自分たちよりもはるかに下層の「ゴミ」程度のものでしかないのだろう。良心的な医者も普通の医者も何も変わらない。こんな人種に命や人生を預けていることを考えたら背筋が寒くなってくる。


また一人同じ体験をされた方からメールをいただいた。すさまじいことに幼児化した自分の記録を自分でつづっていたと言うのだから驚きだ。「感情が幼児化した」と私しか使ったことがない言葉を書き綴っている。本当に起きていることなのになぜ精神科医は認めようとしないのだろう。

息子に起きた副作用の3年の記録は下記を参照してほしい。考察部分は未更新の部分があることをご容赦いただきたい。
toshio1131.web.fc2.com


寄せられる症例

一つまた一つ症例が寄せられている。

28歳の男性の母親からメールをいただいた。幼い時に薬を服用し、わがままで言うことが聞けない状態になり、よくわからないまま叱責や体罰を与えてしまい、抑制の効かない歪んだ性格が形成されてしまった。携帯依存症となって月に百万を超える請求が来るようになり注意しても逆ギレする始末なのだという。自分の育て方が悪かったではないかと自分を責め続け、周りからも同じように見られ肩身の狭い思いを長い間されてきた。

その原因がこの副作用にあることに気付かれた。20年以上にわたる「どうして」という思いに一つのピリオドが打たれたのだ。取り返しのつかない時間ではあるが息子さんや自分を責める思いからは解放されるだろう。

8歳の男児の母親からもメッセージをいただいた。6歳の時にADHDの治療に勧められた薬を飲み、突然赤ん坊のようにわがままで甘えるようになってしまい、良くなるどころか何倍も手がかかるようになり不登校になってしまったのだという。何が起きているのかわからぬまま叱責を繰り返し疲れ果てていた。私の文でやっと謎が解けどうすべきなのか道筋が見えてきたのだという。

どちらの例も副作用であることに私の文に出会うまで全く気が付いていない。この副作用は本人はもちろん家族も気付くことは少なく、何が起きているのかわからぬまま疲労し自責の念に押しつぶされていく。そこに付け込んでいる製薬会社や精神科医はもちろん認めるはずもない。

私の文を検索してくれるわずかな人の中からこうして症例が寄せられる。実際には膨大な症例が存在するのは間違いない。

抗不安薬や抗うつ薬は発達障害の治療に何の効果も無いばかりか、感情脳を萎縮させる副作用を5%を超えるであろう高頻度で発症させる。知識記憶に何の損傷も無く「感情記憶」だけが消去され、半永久的に「感情」が幼児化する。幼児化した感情が正常な知識、記憶をコントロールすることができず異常行動や不可解な凶悪犯罪が起きるのだ。この事実を知る人はほとんどいない。


私の息子に間違いなく起きた誰も知らないこの副作用の3年の記録は下記を参照してほしい。toshio1131.web.fc2.com

感情記憶の喪失「退行」発症のメカニズム

精神科薬が脳梗塞と同じ現象を引き起こし神経細胞を破壊する
 

・感情脳の萎縮

なぜ非可逆性退行は起こるのか。その詳細については素人が入り込む余地のない脳科学の専門分野だが、専門家に知り合いは無く誰も力を貸してくれそうにもないので素人なりの仮説を立てておきたい。専門分野なので間違いがあるかもしれないことを始めにお断りしておく。

脳は基本的に三つの分野があって独立しながら連携している。つまり三台のコンピューターで構成されているといっていいだろう。一つは小脳を主とする自律神経を制御するもの。意識することなく動き続ける呼吸などを司るもので生存脳と呼ばれている。二つ目は視覚、聴覚などとともに言語、一般記憶などを蓄積する認知脳と呼ばれる大脳皮質。そして三つめが感情や情動を司る感情脳と呼ばれる大脳辺縁系である。

感情は主に前頭葉が制御していると言われているが、元になる感情記憶は視床下部や海馬、扁桃体といった脳の中心部にある大脳辺縁系に蓄積されている。そこから必要なデータを取り出して前頭葉が今現在の状況や一般記憶と照らし合わせて行動や情動をコントロールする。

一般記憶や言語などには全く問題が見られないことから認知脳ではなく感情脳に問題が起こることは明らかだろう。薬はある特定の人の感情脳の一部あるいは全部を一時的に萎縮させるのだと思われる。脳のどの部分かは限定していないが一部の薬では製薬会社も副作用として認めている。この副作用が製薬会社の想定を遥かに超え高頻度に発生し、広範囲の症状を派生させているのだと思われる。

感情脳の萎縮によって神経細胞の壊死、ないしは神経ネットワークが寸断されることによって感情記憶が破壊される。萎縮自体は薬を止めれば数日で元に戻ると思われるが一度破壊された細胞やネットワークは復元せず時間をかけて再構築されることになる、というのが私の考える仮説である。

わかりやすく例えれば大きな風船の中に小さな風船がたくさん詰まっているとしよう。外側の風船が一度縮めば中の風船は割れてしまう。外側の風船が元の大きさに戻っても中の風船はもう戻らないということだ。したがって時間が経ってMRI検査をする頃にはすでに萎縮はなくなって異常なしと診断されるのに、感情記憶は長期間元に戻らないという結果になる。

とりあえずは抗不安薬の例について確実に言えることだが、この副作用はたった一粒の薬が致命的な後遺症を残すことになる。連用が中毒を起こすわけでもなく、薬をやめることで禁断症状が出るわけでもない。劇的な効果を持つわけでもないはずの一粒の薬が何年も社会生活を不可能にする重度の後遺症を引き起こすのである。

・特定の人に発症する理由

発症頻度は高いがそれでも一部の人にしかこの副作用は起きない。それが何故なのかはやはり専門的で難しい分野である。可能性としては脳の構造の特異性や薬の解毒作用の違い、アレルギーなどが考えられる。

脳の構造という点では発達障害が関連するとも考えたが同じ要素を持っていると思われる妻にはこの副作用は現れなかった。息子は家族で唯一花粉や薬のアレルギーを持っていてそれが何らかの関連を持っている事は十分考えられる。脳の萎縮という作用は薬の何らかの共通物質、あるいは脳内物質のコントロールを行うあらゆるものへの拒否反応、一種のアレルギー的反応とも思える。

ストレス物質が海馬を萎縮させる現象は知られておりPTSDの原因とも言われている。薬の成分がストレス物質と同じ働きをする可能性もある。インフルエンザ治療薬タミフルでも一部の患者に異常行動が起こることが知られていて、この発症体質とも関連があるようにも思う。

・脳梗塞後遺症との酷似

以前の記述の中で脳梗塞を扱う脳外科医だけがこの症状を知っていると書いた。それは妻の叔父の脳梗塞後遺症を見たからである。

異常な興奮、そう状態のように見え、言葉が汚く乱暴、ささいなことで怒ったりへそを曲げたり、奥さんに暴力をふるう・・・獣医師で理知的、紳士的、奥さんとも仲の良い、けして手を上げるようなことのなかった以前の姿とはまるで別人のようになったその症状が息子の一度目の薬を飲んだ時の症状に酷似していたのだ。これには私の方が驚いた。

脳梗塞の症状は血栓や出血によって脳の細胞が壊死することによって起こる。後遺症としての障害は損傷を受けた脳の部位によってさまざまだが、それが「感情脳」であった場合には「退行」が引き起こされる可能性があるということだ。このことによって退行は脳の神経細胞、神経細胞ネットワークの破壊が原因であることが裏付けられた。薬は「脳梗塞」と同じ現象を起こすのだ。

・回復の過程・・・非可逆性の意味

 一度退行を起こしてしまえば回復に数年あるいはもっと長い時間を要する可能性がある。息子の場合赤ん坊からどうしようもない幼児期を抜け出すまで三年かかった。それからの成長のスピードは速まっているようにも思う。実年齢並みにはまだまだ届いているとは思えないが、もはや個人差の範囲に入っているようでもあり判断はとても難しい状態にある。通常の成長の何倍かの早さで進むようではあるが、待っている者にとってそのスピードはあまりにもゆっくりだ。成人の場合と子どもの場合とは違いがある可能性もある。例えば三十歳の成人がその年齢の感情に戻るまでどの位時間がかかるかは未知数でしかないが数年程度では難しいのではないだろうか。

 厳密に言えば回復ではなく成長である。一度失われたものは二度と戻らない。それまでの感情は消去されている。「非可逆性」の意味はここにあって、再び同じ成長の過程を経なければならないということになる。それまでの人格は一旦そこで死に、新たな環境の中で学習しながら別の人格として成長する。単なる副作用ではなくこれは「殺人」に等しい。

 子どもの場合この真相に家族が気付かなければならない。生れついた性格は同じであるから似たような人格が形成されるには違いないが、赤ん坊であることを認識して愛情を注いで温かく見守ってあげることによって正常な成長ができる。どうしてこんな子になってしまったのかと落胆し叱責を続ければ歪んだ性格が作り上げられることになる。

成人の場合はとても複雑な問題に遭遇することになる。家族や社会と複雑な結びつきを持っているから回復のための時間や愛情を与えるのはとても困難である。何の知識も無い周囲の人間はそれを認めることができず家族さえ性格が変わった、悪くなったと判断して離れてしまい孤立し正常な感情の成長が大きく阻害されることになる。本来ならお母さんに抱っこされあやされている時期が必要なのにその欲求が満たされなければ愛情不足となり歪んだ心を持つことになるが現実にそれは許されない。また、成人としての知識と記憶、体がその欲求を複雑で恐ろしいものへと変貌させていく可能性も高い。

少年犯罪の場合は矯正教育プログラムの対象となりある程度正常な成長が期待できるが、恫喝、脅迫、騙し、誘導といったような警察の取り調べの中では真摯に反省するような成長は望めず歪んだ性格しか形成されない。

・ 明確に記録されない一般記憶

 発症までの一般記憶には何の問題もないのだが、退行時の記憶は不明確にしか記憶されないようだ。例えば一般的に中学三年の段階では一年の時の記憶はかなり鮮明にあるはずだが、息子の場合退行を起こした一年頃の記憶はかなり曖昧で霧の中を歩いているようなものでしかないようなのだ。

一般的な記憶は一時的に海馬に記憶され必要に応じて大脳皮質へコピーされるらしいが、萎縮によって海馬の機能が低下していることが原因なのだろうと思われる。感情年齢一歳頃の記憶は実際の一歳頃の記憶と同じ程度にしか記録されず忘れ去られていくのかもしれない。

 

息子に起きたこの副作用の詳細な記録は下記を参照してほしい。

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多発している精神科薬の副作用「感情記憶の喪失」。なぜ誰も知らないのか?

たった一粒の精神科薬が「キチガイ」を作り出す副作用「感情記憶の喪失」なぜこの副作用を誰も知らないのか?


 感情脳の萎縮による感情記憶の喪失「退行」、この副作用は抗不安薬を始め抗うつ薬、SSRIなどで数十人に一人程度の高確率で多発していると思われる。それなのになぜこの副作用を誰も知る事が無かったのか。その最大の理由は医者が副作用だと認めないことである。

この国ではどんなに患者本人や家族が訴えても医者が認めなければ公式な「副作用」にはならない。副作用によって通院や入院を余儀なくされればある程度の保証を受けられる制度があるにはあるが医者が認めることが大前提である。精神科薬の副作用にこの制度が当てはめられることは極端に少ない。

どうして医者はこの副作用を認めないのか。その第一の理由は知識が無いことである。残念ながらこの副作用について研究した専門家は皆無で論文も存在しない。抗うつ薬の一部については攻撃性が増すなどの副作用があることが知られ厚生労働省も認めているが、その原因は一時的な脳内物質の異常によるものとされ、長期間症状を示すこの副作用については全く触れられていない。薬の添付文書にそれらしい記述はあるが発症率は不明か1%以下とされ、難解なその記述を現実的に現れる副作用と結び付ける事が出来る医者は皆無だ。つまりこの副作用は「まず起きる事が無い」とされているから研究もされず、製薬会社が医者に説明する事も無い。よって医者は「副作用でそんな事は起きない」と決めつけ、報告される事が無いという悪循環になってしまったのだろう。

第二の理由は知識や記憶に何の問題も無く「感情」だけが幼児化するという現象を「あるはずが無い」とする既成概念である。私とて自分の目の前で起きなければ信じることなど無かっただろう。どう説明しても100人中100人が「そんな事はあるはずが無い」と言うだろう。「たった一粒の薬で半永久的に別人になり、自分では絶対にその事に気づかない」などという事実が存在すると考えられる人はまずいない。一般市民はもちろん、脳梗塞を扱う一部の「脳外科医」を除いては精神科医、専門家でさえそういう既成概念を持っている。したがってこの副作用が認められることはあり得ない。

第三の理由は家族にしかその変化がわかりにくいという点である。先にも述べたように知識や一般記憶には一切欠落は見られない。全て年齢並で会話は普通に成り立ち、善悪の判断も知識としては持っている。ただ抑制の効かない子どもじみた反応、わがまま、甘え、興奮、すねる、言葉が乱暴、暴力、攻撃性などが突然現れるのだがどれも抽象的でわかりにくい。もともとの性格なのか副作用なのかを家族以外の第三者が判断できる材料はほとんどない。いくら家族が薬を飲んで突然起きたと訴えても、わずかな時間しか接しない以前の様子を知ることも無い医者にはわかるはずもない。自分の出した薬で副作用が起きたという事を認めたくない心理も働くから「一時的な症状」「副作用ではない」「気のせい」「そんな人はどこにでもいる」「もともとの発達障害」「別の精神病」「離脱症状」などと全く見当違いの診断を下す。家族でさえ副作用である事、性格が別人のように変った、わがままな子供みたいになったということまではわかっても本当に何が起きているのかを知る由もない。
 マスコミ、警察、司法はすべて「家族の訴え」ではなく「○○大学名誉教授」などという立派な肩書を持った「専門家」の言う事を信じる。しかし原発事故でテレビに担ぎ出された「専門家」の「いいかげんさ」はたくさんの国民が確認したはずだ。「専門家」のいうことはけして「正しい」とは限らないのに誰も自分の力で真実を追求しようとしなかった結果「起きるはずの無い」原発事故は起きた。また、製薬会社、医療関係とマスコミの癒着ぶりは電力会社に勝るのも事実である。真実は追及されることなく、多くの罪の無い国民が犠牲になり、犯罪者にされて行く。どんなサスペンス映画も及ばない恐ろしい現実が誰も知らない間にあなたの間近に迫っている。



息子に起きたこの副作用の詳細な記録は下記を参照してほしい。

http://toshio1131.web.fc2.com/


 

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