少年が19歳の体と知識を持った幼児だったことを証明する唯一の方法


光市母子殺害事件は死刑が確定したが弁護側が再審請求するという。

死刑が執行されればすべてが闇に葬り去られてしまうだけだから是非ともお願いしたいが道は険しいだろう。

19歳の少年は本当に2.3歳の感情しか持っていなかった。その理由と証明はとてつもなく困難だ。

そこにとてつもな大きなストレスが存在していたのでなければ他の理由は「薬」しかない。過去のどの段階でか精神科の薬か麻薬、覚せい剤、脱法ドラッグなどとの接点があったはずだ。薬によって前頭葉が萎縮し感情記憶が半永久的に失われ幼児化する「感情記憶の喪失」が起きたのだ。理性がなくなり「負の記憶」に支配され「命」というものが何なのか、生きるということ、死ぬということがどういう意味をもつのか、強姦がどういう意味を持つのか、悲しみとはどういうものか・・・すべてがわからなくなってしまったのだ。勘違いしないでいただきたいが「人を殺すことはいい事か」と聞かれれば「悪い事」と間違いなく答えることができる。知識はあってもその意味を理解する心が存在していないのだ。だからこそ責任能力はあるとされてしまうのだ。

少年にとっては人が死ぬことも虫が死ぬことも大差がない。もちろん自分の将来や生死もその意味を理解することはできない。

劣悪な成育環境によるストレスによって「キチガイ」「サイコパス」が生まれることを否定するつもりはないが、そこにストレスが存在したのか?というのが最大の問題である。

副作用としての「感情記憶の喪失」は頻繁に起きているがすべてが凶悪事件に繋がるわけではない。多くはわがままや理性が失われた欲望をあらわにはするが社会生活や家庭生活が困難になる程度だ。すべては生まれながらにして持っている「負の性格」と蓄積された「負の記憶」が支配するということは、弱い性格で自殺することを考えた記憶を持っている一部の人が自殺へ向かい、疎外されたり否定され続けたりして歪んだ感情を持ちいつか報復したいとかダークヒーローになりたいとか考えた記憶を持つ一部の人が事件へと向かっていく。もちろんそれは誰の心にでもしまわれているほんの小さな悪魔の心でしかない。それが「薬」によって解き放たれるのだ。いわば「悪魔の薬」である。

このことを知っている人間は私だけかもしれない。どんな専門家も精神科医も認めないこの副作用がほとんどの凶悪事件の原因である。心理学者や精神科医、社会学者がああでもないこうでもないと理屈を述べた事件の真相は全く違うものの可能性が高いのだ。

ではこのことをどうやって証明するか?もし何らかの薬と関わったことが明白ならもう一度その薬で何が起きるか実験すればいい。同じ薬を飲めば必ず同じことが起きる。どうせ死刑なのだし命にかかわることは無く刑務所内では他人に危害を及ぼす恐れも無い。精神科医は何も起きないとするのだから問題は何もない。本人に詳細は知らせず脳の測定機器をつけて薬を飲ませ、脳の変化と感情の変化をリアルタイムで観察すれば私の言っていることが正しい事が証明される。

少年が「責任」がない事を証明するそれが唯一の手段である。責任はこの副作用を認めようとしなかった精神科医、製薬会社、国にある。くれぐれも言っておくが少年を擁護したいわけではない。この真実が明らかにされることが被害者の家族にとっても大きな意味がある。憎むべき相手はこんな一人の少年ではなく「巨大な悪」なのだ。

この真実を弁護団に伝えるすべが私には無いのがくやしい。まあ、たとえ伝わっても素人の言うたわごとを信じる聡明な弁護士がいるとも思えないが。

私はこの悲しみの連鎖を止めたい。

私の息子に起きたこの副作用の詳細は下記を参照してほしい

http://toshio1131.web.fc2.com/