8月に大阪寝屋川市で起きた中1男女殺害事件で犯人が2人に睡眠薬を飲ませていたことがわかった。犯行のだけのために睡眠薬を入手したとは考えにくいので、犯人が睡眠薬を持っていたこと、服用していたことがはっきりした。このことによって事件の謎はすべてなくなった。

・なぜ中一の「子供」二人を誘拐したのか?

・なぜ殺したのか?

というのが大きな謎だった。身代金目的でもなく以前にも男の子を誘拐しようとしたことがあるのだから性的ないたずらが目的だったわけでもないようだ。犯人にとって相手は「子供」であればよかったのだ。この目的が普通の大人には「理解できない」ことになる。

殺したことについては顔を見られたから、抵抗されたから、邪魔になったからというような推測が成り立つが目的がわからなければこれも謎でしかない。

犯人は睡眠薬を常用していた。睡眠薬=抗不安薬は大部分の方には短期的には「睡眠薬」として作用するが、日本人に多い「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人には「統合失調症」を発症させてしまう「統合失調症促進薬」である。すでにスウェーデンの大学研究チームが「魚の性格を変える」ことを証明している。子供や未成年の発症率は一粒でも100%近いが成人の場合は連用によって発症率が高くなると思われる。WHOは30日を超える服用を控えるよう呼びかけているが守っている精神科医はいない。

統合失調症は幻聴、妄想を特徴とする「キチガイ病」であるが、軽いものは「性格が変わる(悪くなる)」「キレやすくなる」「精神の幼児化」というような症状となって現れる。これは前頭葉神経細胞が死滅することによって「感情(理性、社会性、人格)」が子供や胎児の状態に「退化」してしまうことによって起きる。

もちろんストレスによって自然発生する。これはストレスによって過剰分泌されるCRH2型という「ストレスホルモン」が発症の原因だと私は考えている。なぜならこれが「抗不安薬」そのものだからである。ストレス時に過剰分泌される物質と同じものを薬として処方するのだから統合失調症が起きて「当然」なのだ。

なぜ子供を目的もなく誘拐したのか?それは犯人が45歳の「子供」でしかなかったからだ。犯人は子供と「遊びたかった」のである。その気持ちを自分でも消化できないのだがとにかく「一緒に遊びたい」というのが事件の発端なのだ。統合失調症が破壊してしまうのは人格だけであって知識や記憶は45歳のままだから「遊びたい」気持ちは現実と妄想がぐちゃぐちゃになったものとして収集がつかなくなってしまう。

なぜ殺したのか?これは「殺してみたかったから」というのが正解だろう。犯人の精神はすでにまともな人間のものではない。わけのわからない幻聴や妄想に支配され理性や人間性が失われた状態での犯行なのだ。

変質者には見えるがキチガイには見えない、というのが警察や一般の方の見方だろう。話も通じるし、知識も45歳のものでしかない。しかし一見普通の人間に見えても自分の意識を自分でコントロールすることができないのが統合失調症なのだ。

睡眠薬は大量に流通している。その薬が「キチガイ」を生み出しこのような犯罪を大量に作り出していることに精神科医はそろそろ気付くべきだろう?

病気だから無実にしろと言うつもりはない。しかし睡眠薬がなければこの事件は100%起きることはなかった、それだけは間違いない。

詳細は下記を参照してほしい。

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