17日に池袋で車が歩道に突っ込み1人が死亡4人がけがをする事故が起きた。運転していた医師がてんかんの持病を持っていたことから「てんかんの発作」で意識を失っての事故?とも報道されているのだがどうも様子がおかしい。

おかしいのは事故直後の医師の言動・行動である。意識を失って事故を起こしたのなら朦朧としているはずだし、正気に戻ったら「大変なことをしてしまった」と動揺したり慌てるはずなのだが、この医師は逆ギレしたかのように周囲や警察に暴言を吐いていたというのだ。それだけではない警察が医師の家宅捜索まで行っている。てんかんの発作なら通院と薬の服用の確認で済むはずだ。

てんかん患者の暴走事故は2012年4月に京都祇園でも起きている。この時は運転していた男は死亡しているが気を失っていたわけではなく「故意」に事故を起こしたことがわかっている。この二つの事件の特徴が一致するのはただの偶然なのだろうか?

暴走事故といえば危険ドラッグによるものが有名だ。多くの事件が起き先日事故を起こした女が警察に暴言を吐き暴れる様子がテレビで流されていた。これらのすべてに共通するものは「薬」である。

今回の事故で警察が家宅捜索を行ったのは「違法薬物」を使用していた可能性があったからだ。「てんかんの発作による事故」ではなく「故意に事故を起こした」可能性が高いと見たからだ。危険ドラッグなどの違法薬物は意識障害を起こし幻覚や幻聴を起こすのだが、医師の自宅からも車からも体からも違法薬物は検出されることはないはずだ。医師が服用していたのも祇園暴走事故の犯人が服用していたのも「抗てんかん薬」でしかなく、容量ももちろん守られていたはずだ。したがって事件は「不可解」なまま「危険運転致死」として処理される。

実はこの「抗てんかん薬」に大変な副作用があるのだ。抗てんかん薬にはバルブロ酸ナトリウム、クロナゼパム、ベンゾジアゼパムなどの薬が使用される。神経の過敏な働きを抑え発作を起きにくくさせるものである。これらの薬は興奮を抑える働きがあることから抗不安薬や睡眠薬としても使われる。一見「眠くなる」以外の副作用は無いように思えるのだが・・・。これらの薬には逆に「刺激・興奮」「激越・攻撃性が増す」「自殺企図」「錯乱」というような副作用があり、製薬会社も厚生労働省も認めている。しかし、このような事件でそのことが指摘されることはない。精神科医が責任の追及を恐れてその可能性を指摘することがないからだ。

これらの薬がこのような「効果とは全く逆の副作用」を起こす仕組みは実はとても簡単だ。実はこれらの薬は「麻薬」と同じものなのだ。危険性は少ないとされるが危険ドラッグなどと大差はないのである。覚せい剤ならいざ知らず麻薬は依存性があるだけでは・・・と思う人もいるだろうが「ストレスに弱い遺伝特性」という特殊な遺伝特性を持っている人にとっては「統合失調症」を引き起こす劇薬となるのだ。麻薬や覚せい剤には依存症や短期的な意識障害だけではなく「半永久的」に性格を変え「キチガイ」にしてしまう副作用があり「統合失調症に酷似した症状」と呼ばれている。もちろん使用した全員に起きるわけではなく一部の人にだけ起きる。この理由を明確にできた専門家はいないが統合失調症の発症に「ストレスに弱い遺伝特性」が関わっていることがわかっている。ストレスによって過剰分泌されるストレスホルモンと麻薬・覚せい剤・睡眠薬・抗不安薬・抗てんかん薬・抗うつ薬などの薬が「同じ働き」をし、統合失調症を発症させることがすでに発表されている事実を組み合わせて行けば簡単にわかる。

ストレスに弱い遺伝特性は特に日本人に多く610%程度存在する。今回のような「事件」は精神科が処方する薬を飲めば誰に起きてもおかしくないものなのだ。このことを精神科医は本当に気付いていないのだろうか?気付いていないのだとすればそれほど無能な方が医師免許をもらえるのだろうか?それとも気付いているが保身だけしか頭にない「悪魔」なのか?

詳細は下記を参照してほしい。

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