東京都杉並区のアパートで乳児院勤務の保育士が殺害された事件。一方的な恋愛感情を抱いた末の身勝手であきれた犯行と誰でも思うだろうが真実は全く異なる。

この事件は睡眠薬の副作用、理性良心の喪失によって引き起こされた事件であり、その典型ともいえる特徴がすべて表れている。

1.事件の不可解さ

まず事件の経過が不可解である。二人が交際していた事実はなく「ふられた逆恨み」というわけでもないにも関わらず、アパートの屋根伝いに侵入して待ち伏せするという首をかしげる行動をとっている。凶器を用意しているのだから殺害目的なのだろうがなぜ殺さなければならないのかという理由がなさすぎる。犯行後に犯人を目撃した人によれば取り乱す様子もなく落ち着いていたというが人を殺して平然としていられるものだろうか?

2.評判の食い違い

 ゴミだらけの部屋、アパートの隣人とのトラブルなど悪いうわさもあるものの実家付近での評判は良いものばかりであり、仕事上も「良い先生」という証言さえある。2面性ということだけでは納得できない不可解さがある。

3.逮捕時の表情

 逮捕時の映像を見た方は多いだろう。連行されているにもかかわらず顔も目も伏せていない。これは罪悪感や羞恥心がないことを示している。「ふてぶてしいやつ」と考える方も多いだろうが、一方で目が泳いでいるような不思議な動きをしている。目の周辺の表情を注視してほしい、まるで幼児のような表情でありとても31歳には見えないことがわかるだろう。錯覚などではない。家族なら「まるで別人のよう」というだろう。数年前の写真や映像と比較してみればその違いが明らかになるはずだ。

 

これらの不可解な点が「睡眠薬」というキーワードですべてが腑に落ちるのだ。

1.睡眠薬の服用

犯人が勤務していた乳児院は夜勤があった。夜勤のある病院や介護施設で似たような不可解な事件が起きているのは「事実」である。その犯人にはすべて「睡眠薬」の服用歴がある。これは偶然などではない。

2.睡眠薬の作用

睡眠薬にはもちろん睡眠作用がある。これは鎮静性情報伝達物質GABAの過剰分泌を促すことによって起きる作用なのだが一方でGABAには「抗不安作用」があることが知られている。この抗不安作用はストレスによって形成された不安をもたらすシナプス回路を消去する作用でストレス適応のシステムとしてプログラムされているものである。

不安はないに越したことはないのだが実は理性、良心などの人間性は「不安」で出来ているのだ。たとえ誰かを殺したいと思っても、人を殺すのは悪いこと」「相手がかわいそう」「殺人犯になる」「親に申し訳ない」というような不安が「理性」という役目を果たしたいていの人は犯行に及ばない。

お分かりだろうか?抗不安作用が過剰に起きると理性や良心が欠落してしまうのだ。

GABAがシナプスを消去する「シナプスの刈込」という現象を起こすこと科学的に証明されている。

GABA1GABA2






























3.
精神病

 この結果が「統合失調症」という精神病である。多くの方が統合失調症というと「頭がおかしくなる病気」というイメージを持っていて、計画的な犯行に見えるこの犯人は違うだろうと思われるだろうが、理性、良心、人格、愛情などを司る前頭葉の機能低下によって生じるすべての症状が統合失調症であり、この事件は「抗不安作用」が過剰に起きた典型的な症状なのだ。
4.性格が変わる
 この犯人は「ある時点」で大きく性格が変わっている。実家周辺の評判とアパート周辺での評判が大きく食い違っているのはこのためである。この職場に就いてから、このアパートに越してきてから性格が変わっているのは間違いない。

5.統合失調症の特性

犯人が統合失調症である証拠がその根拠が「表情」である。目の動きがおかしく幼児のような表情、これは前頭葉の上側頭回という部分が萎縮することによって起きる症状である。統合失調症は前頭葉が「萎縮」することによって起きる病気であり、表情の変化はその典型的な症状なのだ。MRIなどで精密検査を行えば間違いなく萎縮が確認できる。

6.雅子様と同じ

雅子様の病気が悪化し悪いうわさが絶えなかった頃同じような表情をしていたことが映像を確認すればよく分かるはずだ。適応障害という初期の統合失調症の症状に精神科医が抗不安薬を処方したことで悪化しこの犯人と同じ状態になったのだ。

7.抗不安薬が魚の性格を変える

 抗不安薬が魚の性格を変えるという記事が配信されている。怪しい記事などではなくスウェーデンの大学による実験結果である。「魚の性格を変える薬が人間の性格を変えない」などというのはあまりにも非科学的な理論である。1魚の性格が変わる1魚の性格が変わる2













































8.ストレスに弱い遺伝特性

 睡眠薬を飲んでも自分には何も起きないから嘘だ、という方もいるだろう。この病気が発症しやすい人とそうでない人がいる。これは遺伝子による違いであり、日本人に多いCOMT遺伝子多型などの「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人に発症しやすい。もちろん1か0かではないので連用すれば誰にでも起きる危険性がある。

 

この女性を殺し、殺人犯を作り上げたのは「睡眠薬」である。抗うつ薬、抗不安薬など精神科の薬には同じ作用があり、GABAの過剰分泌を促す抗アレルギー薬、鎮痛薬なども危険性がある。このことは医薬ビジランスセンターの浜六郎氏も「脳症を引き起こす」と警告している。私はこの事実をいつでも科学的に証明できる。

既に科学によって明らかにされているこの事実を精神科医はいつまで知らないふりを続けるつもりなのだろうか?この事実を知りながら沈黙を続けるX先生、Y先生、あなた方は人殺しも同然だ。