「精神科の薬が精神病を治すどころか悪化させている」という私の主張に対し多くの方から批判が寄せられている。一方でもちろん賛同される方も多いのだが、巨大な金と力を背負った精神科医や製薬会社の味方をする方が多いのには驚かされる。金と力はいつの時代も腐敗を生み庶民は犠牲になるだけなのだが・・・。

薬の害を訴える専門家も少数ではあるが存在する。素人の言うことなら「怪しい」と思われても仕方ないのだろうが学歴も臨床歴もある専門家の言うことなら説得力があるだろう。

ぜひ読んでみてもらいたい。

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 細部に相違点があり、疑問も感じる部分もあるものの「9割の薬は無駄でかえって病気を作り出し治りにくくしている」という主張は共通している。精神科の薬について大きく踏み込んでいるものは少ないが「子供に精神科の薬などとんでもない!」と断言している方も多い。専門家だけに説得力がありこれらの本を読めば私の主張がけして間違っていないこともわかっていただけるのではないかと思う。

業界に背を向けるこの方たちは勇気のある方であろうと思われる。医療の世界で製薬会社や学会に歯向かうのは「自殺行為」に等しい。さらに薬信仰の強いこの国では「薬を出す医者が良い医者」という考え方が根強く、「薬はいらないから出しません」などと言えば藪医者と思われお客さんが来なくなってしまう可能性が高い。余程の正義感と収入の道がなければこんな本は出せないということなのだ。

薬がよくないことはわかっていても客が望むものを提供しないのはいかがなものかと考える医師は少なくない。要は患者がもっと賢くならなければいけないということだ。