仰天ニュースでタミフルなどの薬を飲んでいないにも拘らず異常行動が起きたという事例が紹介された。何だタミフルが原因じゃなかったのか、と思うのはあまりにも早計だ。 息子に起きた副作用をいくら訴えても厚生労働省に報告しようとしなかった医者が自分たちに都合のいい情報だけを厚生労働省と共有して「薬は安全」というでっち上げの情報を流そうとしているだけなのでよく眉にツバをつけておくこと。 薬を飲まなくても異常行動、というのはタミフルが発売させる前からあった「当たり前の話」に過ぎず、それを「タミフルは安全」という根拠に利用しようとしているに過ぎない。 そもそも異常行動が何なのか、なぜ起きるのか解明もできていないのに薬と関係ないなどと結論付けるのは「科学者」のはしくれである医者のすることなのか? この異常行動の謎を解いたのは世界中で私一人なのだが矢原一郎という研究者が細胞学的立場から解明していることが分かった。
サイトカイン





















この異常行動には「ストレス」とインフルエンザ感染時に生成される免疫反応物質「サイトカイン」が関係している。「???」 そう、何を言っているのか多くの方は見当もつかないことだろうが、ストレス時に過剰分泌されるストレスホルモンとサイトカインがとてもよく似た働きをする、ということがすべての原因なのだ。 ストレスを感じるとストレスホルモンが過剰分泌される。そのストレスホルモンが分解されると睡眠作用や抗不安作用を持つ物質に変化する。脳を休めようとする働きとも言われていて、ストレスのあとは眠くなる傾向がある。インフルエンザで熱が出るとだるくなって眠くなることはご存じだろう。これがサイトカインの働きによるもので全エネルギーを発熱に向けて免疫反応を高めるためだと考えられる。似ていることがお分かりいただけるだろう。人間の体はとても不思議にできている。 ストレスが何を起こすか?統合失調症という精神病を引き起こすことはご存じだろう。統合失調症の原因が鎮静性情報伝達物質GABAであることが東大大学院の最先端研究でわかっている。
GABA1GABA2


























GABAは睡眠作用、抗不安作用を持つ物質である。サイトカインも同じ作用を持っている。つまり「異常行動」は「統合失調症」だということなのだ。 何をバカなことを、と言う方は多いだろうが「正気を失っている」「幻聴・幻覚」「暴言・暴力」「記憶が無い」という症状は紛れもなく「前頭葉の萎縮」による「統合失調症」の症状である。一時的症状だけでなく長期的に性格が変わる後遺症が起きているのだが関連性がわからないということで報告されていない。 インフルエンザだけでも異常行動は起きる。サイトカインによってインフルエンザ脳症が起きるのも似た原理である。インフルエンザ脳症が解熱剤によって促進されることはよく知られている。それはなぜか?解熱剤がGABAの過剰分泌を促し、サイトカインの働きを促進してしまうからである。 タミフル(リレンザでも起きる)がこの症状を促進するのは細胞間の情報伝達を阻害する作用が解熱剤と同じでGABAの過剰分泌を起こすから,
あるいはサイトカインの働きを促進してしまうからである。 この症状が起きるのは日本人に多い「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ10代以下、特に男性に多い。インフルエンザ脳症も解熱剤による脳症もタミフル副作用も「日本でだけ多発している」のには理由があるということなのだ。
2タミフルインフルエンザ脳症インフルエンザ脳症2




















テレビの母親は正しい判断をした。薬を飲んでいたら症状はさらにひどいものになっていたはずだからだ。 乳幼児や高齢者を除けばインフルエンザは恐れることはないしタミフルを使っても早く治ることはない。使う意味がないのだから副作用の危険を冒してまで使わないに越したことはない。 詳細は下記を参照してほしい。

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