小金井市で起きたアイドル刺傷事件犯人の精神鑑定が認められた。

一ファンにとってアイドルが自分のものになるとか自分の言うことを聞くなどということは「妄想」ではあっても「現実」のものではないことぐらい普通の人間ならわからないはずはない。ところがこの犯人はプレゼントを受け取らないことや言うことを聞かない事に憤慨し「殺そう」としたのだから明らかに「異常」である。たいていの人間は鏡を見ればアイドルと全く釣り合わない自分に気付くはずなのだ。

しかし、この犯人を幼いころから知っているという方は「柔道をやっていた普通の子だった」と強調する。つまりある時点から「異常な精神構造」を持つようになったということなのだ。

精神鑑定の結果は「異常は認められるものの責任能力はある」とされるであろうことはわかりきっている。この「異常」が何によってもたらされるどんな病気なのかを知る精神科医は残念ながらほとんどいない。

この「異常」は大抵の場合「思春期のストレス」によってもたらされる。ストレス時に過剰分泌される「ストレスホルモン」の影響によって正常なシナプスの構成が崩れ「異常な精神構造」「性格のゆがみ」が構成されてしまうのだ。この過程は実は「統合失調症」と同じであり「異常な精神構造」「性格のゆがみ」は一種の「統合失調症」の症状に他ならないのだ。この異常は思春期・青年期に多発する、発達障害・注意欠陥障害の傾向を持つ方に多発するというような「統合失調症」の特徴を持っていることからも「同じもの」であることが明らかだ。

これは「病気」である。したがって責任能力を追求すること自体ナンセンスでしかない。しかし現状ではたとえ歪んでいても「意思」を持って行動したのだから結果の責任は免れないと判断されてしまう。この病気を証明すべき精神科医はこの病気の正体を知らないからいいかげんな精神鑑定しかできない。

 

この症状は精神科で処方される睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬によっても引き起こされる。その理由はとても簡単で精神科の薬が「ストレスホルモン」そのものだからである。このことはもうすでに「科学的」に照明されている。ストレスホルモンがなぜストレスによって引き起こされる病気に効くのか?それには実はとんでもないからくりが隠されている。

精神科の薬は短期的には効果を発揮する場合もあるが、子ども・思春期・青年期を中心に統合失調症の発症を「促進」させる薬なのだ。

息子の友人が相次いで会社の健康診断で「うつの疑いがある」と診断された。息子が見る限り「うつ病とは思えない」人間がうつ病と診断され薬を処方される現実が蔓延している。これは「心の病」の早期発見を掲げて厚生労働省が職場の定期健康診断で「精神鑑定」を勧めていることによる結果である。いわゆる「オタク」の傾向がある人間はほとんど引っかかるような問診によって「うつ病」患者が増やされていく。薬で本当に治るのならそれでも良いだろうが実はうつ病は「壮年期」に発症しやすい病気で20歳の青年はほとんど「うつ病にはならない」のだ。たとえ実際にうつ症状があってもそれは統合失調症のうつ症状であり真正の「うつ病」とは別のもので抗うつ薬や抗不安薬を処方すれば100%悪化する。もちろん悪化しても精神科医は「自然に悪化した」と言い張って薬の副作用であることは認めることがない。

 

今回の事件が薬の副作用だと言える材料は何もないが精神科早期受信の結果がこのような事件に繋がってしまうことは間違いない。一つ間違えば殺人に繋がるような若者を日々作り出している精神科医療の実態を私は「科学的に」解き明かした。精神科医の言うことよりよりはるかに「まともで当たり前」なその根拠は下記を参照してほしい。事実はどんな小説よりも恐ろしい。

https://toshioy001.wixsite.com/tougou