不可解な凶悪事件の標的とされることが多いのが小学校や小学生・幼児である。

例をあげれば

1989年 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件

1999年 京都・日野小学校児童殺害事件 

2000年 新潟少女監禁事件

2001年 池田小事件

2003年 宇治小学校児童傷害事件

2004年 奈良・小1女児殺害事件

2005年 宇治学習塾小6女児殺害事件

2015年 和歌山小学生殺害事件

などである。

もちろんこれはほんの一例で類似の事件は膨大な数存在する。

これらの事件の犯人は成人である。成人がなぜ「小学生や幼児」を標的にするのか?「幼児性愛」というくくりもあるが狙われるのは女子ばかりとは限らない。

犯人は「性格異常者」「反社会的人格障害」などと呼ばれるいわゆる「キチガイ」であり、精神科に入院、通院していた例も多い。意味不明な言動や行動が目立ち、犯行の動機もあいまい、計画的な割にはずさんな犯行、というような特徴も見られる。

幼少期は普通の子供で「おかしく」なったのは思春期以降の「後天的」なものという特徴がある。

精神科医や心理学者はさまざまな病名や症名を付け、分析を試みているが納得の行く答えを出せた専門家はいない。「家庭的、社会的ストレスが歪んだ性格を作り上げた」というような見方が大半だが、ストレスがなぜ性格を歪ませるのか明確な答えを出せた人はいない。

「病気」と判断されることもあるが事件の社会的意味合いから「責任能力はある」とされほとんどの場合実刑が課せられる。


謎の答えはとても単純である。小学生や幼児を標的にするのは犯人の「感情」が「小学生」や「幼児」だからなのだ。何を馬鹿げたことを、と多くの方は思うだろうがそう考えれば「すべてのつじつまが合う」ことは容易に確かめられる。「反社会性人格障害」の脳波が幼児や赤ん坊の特徴を示し、哺乳類よりも爬虫類に近いことが専門家によって確かめられていることが何よりの証拠である。体や知識は紛れもない「大人」であるが行動や言動を統括する「人格」言ってみればOSが「子ども」でしかないのだ。

なぜこんなことが起きるのか?

ストレスによって人間の体では適応のため麻酔薬、覚せい剤、麻薬にあたるものが過剰分泌される。過剰分泌されたこれらの物質は人格をコントロールするNMDA受容体の機能を低下させることによって前頭葉神経細胞のアポトーシス(自殺現象)を誘発する。これはストレスによる影響を「ストレスの感情的記憶を一部消去する」ことによって和らげるための「抗不安システム」と考えられる。

通常はこの作用は小さなもので問題が起きるほどではないのだが、日本人に多く存在する「ストレスに弱い遺伝特性」を持つ人間に対しては過剰な反応を起こし前頭葉に明確な「萎縮」をもたらす。これが「統合失調症」である。この現象は社会性や人格を形成する前頭葉が「初期化」され赤ん坊や胎児の状態に「退化」することを意味する。統合失調症の症状が赤ん坊や幼児と酷似しているのはこのためである。

精神科で処方される「睡眠薬」「抗不安薬」「安定剤」「抗うつ薬」などはストレス時に分泌される物質と同じものであるから当然症状を発症・悪化させる。精神科に通院しても入院しても「治らない」のは「火に油を注いでいるから」だ。

幼児化した感情は幼児性愛を生み幼い頃の怒りや復讐心を甦らせてしまう。「大人の女性に相手にされないから小学生や幼児を狙う」とか「抵抗できない子どもを狙う」というのはとんでもない勘違いなのだ。

詳細は下記を参照してほしい。



 

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