北海道函館市で10日、歩道を歩いていた親子3人が軽乗用車にはねられた事件。

犯人ははねた後車から降りて父親に殴る蹴るの暴行をはたらいた。止めようとした男性にも殴りかかったという。

「近所の人に車を傷つけられて、むしゃくしゃした気持ちをぶつけたかった。誰でもいいからひいてやろうと思った」と供述していたが「(被害者の親子が)幸せそうに見え、うらやましかった」とも話しているという。


動機があいまい、意味不明な供述・・・統合失調症による事件であることは疑いようがない。被害妄想、誇大妄想の特徴も見られる。運転しているのが車か飛行機かの違いで同じ現象によるものだということは明らかだろう。精神科への通院や薬物の使用は報道がないので自然発生によるものの可能性も高い。

普通の人間には理解不可能な「理由」が人を動かしてしまうのが統合失調症であり、ストレスや薬によって前頭葉神経細胞が死滅することによって引き起こされる「病気」であって本人に直接「責任」があるわけではない。

何度も言うがこの犯人を「とんでもない奴だ」と刑罰に処しても次の事件は防げない。この病気を解明することで初めて「防ぐ」ことが可能になる。精神科医のするべき仕事はこの犯人の精神が「歪んでいる」ことを指摘することではなく「歪んだ精神」を持った科学的原因を突き止めることだ。育ち方が悪い、社会が悪い、考え方が悪い・・・そんなことではない。

このような事件を引き起こす統合失調症の驚愕の正体は下記を参照していただきたい

https://toshioy001.wixsite.com/tougou