おとなしい妻が猟奇的殺人者になる理由は抗うつ薬の副作用以外ありえない

2006年長野県御代田町で夫と娘・義母の3人を金属の杭数本で頭を打ち抜かれた惨殺体で発見され、後に妻が投身自殺しているのが見つかった事件である。3人は睡眠薬を飲まされ昏睡した状態で杭を打たれたらしい。

妻はうつ病で精神科に通院していた。杭は数日前にホームセンターで木づちと共に購入してたこと、犯行をほのめかすようなメモがあったことから計画的な無理心中とされた。

近所の評判では、妻はおとなしい感じの人だった。数週間前には「体調が悪い。暑さ寒さが分からず、食べ物をのみ込んだのかどうかも分からない。何もできない。赤ちゃんみたいだ」と話していたという。自宅には複数の薬があり服用したあとがあった。

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犯人であるはずの妻が自殺してしまったことから真相を探るのは難しいが、おとなしい感じのうつ病の妻が猟奇的な殺人者になる理由は薬以外に考えられない。

一時的な症状であったのか否かという重要な点が判断できないが、これまでに言われている抗うつ薬の副作用を当てはめてみると矛盾が生じる。精神的に混乱していたようにも思えるが計画的に準備を進めていたこと、犯行後も車を運転していることなどを考えると半錯乱状態の「せん妄」とは見て取れない。また、一時的で顕著な攻撃性があったともとれない。一家心中するのならこんな猟奇的な方法でなくても可能だったはず。

それでは何故家族をこのような形で殺害しなければならなかったのだろう。それは妻自身が語っている「赤ちゃん」になってしまったからなのだ。そう、すでに答えは出ていた。

薬によって前頭葉が萎縮し感情記憶が半永久的に消去される「感情記憶の喪失」を起こしたのだ。幼児化した感情が「理性」と「愛情」を認識できなくなり、家族が自分に向けたささやかな「負の記憶」をコントロールできなくなり、「殺さなくてはならない」「蘇らないように確実に殺さなければならない」という衝動を抑えることが出来なくなってしまったのだ。

感情の幼児化は「愛情の記憶」を奪う。自分が家族に愛されたこと、家族を愛したことの感情の記憶は消えてしまうのだ。憎しみや叱責、疎外感など傷ついた記憶を言語化したり、映像化したりした「負の記憶」だけが感情を支配してしまうのだ。そうでなければ娘まで惨殺する理由はあり得ない。

うつ病を発症し薬の副作用で幼児化した妻を家族はさげすみ冷たい言葉をかけたのであろう。「赤ちゃん」というのは家族に言われた言葉なのだろうと思う。自我を失った自分が「赤ちゃん」だと認識することはとても難しいはずだ。

何故この家族は死ななければならなかったのだろう。うつ病で精神科に行っただけなのに。精神科医も製薬会社も何の責任も取ることはない。


頻発しているのに誰も知らないこの副作用

私の息子に起きたこの副作用の詳細は下記を参照してほしい

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