仙台で大学生が交番を襲撃、警官を刺殺し銃殺されるという事件が起きた。

 「礼儀正しく物静かな」「信じられない」と犯人を知る人々はと口をそろえる。ごく普通の大学生がなぜこんな事件を起こしたのか?

複数の凶器を用意し、現金を拾ったと訪ねたというから「計画的」であることは間違いないが警官とは面識がなく動機らしい動機もない。刃物を捨てろと別の警官から拳銃を向けられ威嚇されたにも関わらず襲い掛かろうとして射殺されたのだという。意思があって警官を襲ったとしても拳銃を向けられれば降参するのが当たり前の人間だろう。ましてや大学生である。全く不可解なこの事件を説明できるのは世界中で私しかいない

 たいていの人間はどんなに恨みがあっても犯罪者にはなりたくないから殺人までは至らない。ましてや直接の恨みや動機もなしの殺人はあり得ない。殺されると思えば降参するし捕まれば後悔するのが「当たり前」の人間の思考だ。その当たり前が何一つ当てはまらないのがこの手の事件だ。

 当たり前が当てはまらないのは「精神病」の最大の特徴だから、この事件の原因は「精神病」ということになる。精神病なら計画的に犯行を行うことは不可能なのでは?と思う向きもあるだろうがそれは精神病を「何もわかっていない」ということにすぎない。初期の精神病は「理性・良心・社会性」が失われ「幻聴・幻覚・妄想」に支配された「悪意・憎悪・本能」が増強され「攻撃性が増す」という特徴を示すことが多い。「精神」はもはやこの世界のものではなく動機や目的は説明不可能なものでしかない。

なぜこのようなことが起きるのか?これには脳の不思議な仕組みである「抗不安作用」によってもたらされる。大きなストレスに遭遇した時「また同じことが起きるのではないか?」という不安で行動できなくなってしまうことを防ぐためストレスによって感情を司る前頭葉に構成されたシナプス回路を「消去」する仕組みである。このプロセスを「シナプスの刈込」と呼ぶ。この作用が過剰に起き、不安で構成されている「理性・良心・社会性」が消去されてしまうのが「統合失調症」という「精神病」である。統合失調症は幻聴や妄想などの症状が起きる「頭のおかしくなる」病気と思われるだろうが、前頭葉が委縮し感情をコントロールできなくなるすべての症候群が「統合失調症」であることが先進的な研究者の間では常識になりつつある。

基本的にはストレスによって起きるのだが麻薬・覚せい剤をはじめ睡眠薬・抗不安薬・抗うつ薬など精神科の薬によってももたらされる。バカげていると思われるだろうが東大大学院の研究によってシナプスの刈込がGABAという鎮静性情報伝達物質によって起きること、これらの薬物がGABAを過剰分泌させることがが解明されている。つまり「精神科医は精神病を治すどころか作り出している」ということなのだ。鎮静作用にばかり気を取られてその後に起きるシナプスの刈込に気づこうとしなかったのだ。

GABA1GABA2






























 ほとんどの「不可解な凶悪事件」に精神科の薬が関係しているのは「精神科に行くような人間だから事件を起こした」ということではなく「精神科に行って殺人犯にされた」からだ。

今回の事件も「自然発生」の可能性は薄い。調べれば何らかの薬物が関係していることが明らかになるはずなのだがマスコミは大切なその情報を報道しようとしない。

1魚の性格が変わる1魚の性格が変わる2













































 私は次の事件を止めたい。ただそれだけのためにこのブログとホームページを開設している。この願いがジャーナリストに届くことを願っている。詳細は下記を参照していただきたい。

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