北海道にある五稜郭クリニックの多田直人医師の研究によって

http://www.kokoro.info/index.html参照

うつ病患者の中に抗うつ薬を処方しても効果がない例があって、統合失調症の治療薬である抗精神病薬を処方したら症状が改善した。そのことに疑問を感じ精密検査した結果統合失調症と同じ「大脳前頭葉の萎縮」が確認されたというものである。つまりうつ病と診断される患者の中にかなりの割合で存在する「抗うつ薬」が効かない例は「統合失調症」を誤診しているということ。さらなる研究の結果「適応障害」「注意欠陥/多動性障害」「摂食障害」などの中にも大脳前頭葉の萎縮が見られる「統合失調症」が誤診されている例が存在するということが明らかになった。

ほとんどの抗うつ薬、抗不安薬の添付文書には「脳の萎縮」や「統合失調症の患者が服用すると錯乱を起こす」と記載がある。副作用ではないかとされている自殺、性格が変わる、凶悪事件との関連は紛れもない「事実」となった。

しかし、なぜ「統合失調症」がうつ病や適応障害などに誤診されているのだろう?症状が似ていることも事実だがそれだけではなく、これまでの精神科医療の常識ではそのようなことが「あり得ない」とされてきたからだろう。おかしい、と疑問を感じるこのような医師が存在しなければ表面化することはなかったことなのだ。その根本原因は精神科医療の輸入元である欧米ではそのような事例が「ほとんどない」からなのだと思われる。

インフルエンザ治療薬タミフルによる青年の異常行動もタミフル先進国の欧米ではほとんど起きていない。主に青年期に発症すること、男性に多いこと、これらの特徴は統合失調症にも見られるものであるから、この異常行動が統合失調症の症状だとするこの医師の考え方はとても理にかなっている。タミフルがよく効く薬だからこの症状が起きるというのはちょっと無理があると思うが・・・。

統合失調症の障害調整生命年(wikipedia参照)の値、国別の自殺率の高い国の分布を考え合わせるとモンゴロイドの一部、コーカソイドの一部、アボリジニなどに特有の遺伝特性がこれらの副作用の発症に深くかかわっているのではないかと私は考えている。
これらの副作用がアクティベーションシンドロームとも呼ばれ「脳内化学物質の混乱によって生じる」と一部の専門家の間で言われてきたが、それは純粋な白人や黒人社会においては正しいのかもしれないが一部の民族においては大きな間違いだったということになる。ストレスによって生じるストレスホルモン「コルチゾール」がうつ病や統合失調症などの精神疾患を起こすこと自体は間違いないが欧米で起きるうつ病やストレス障害と日本を含むモンゴロイドを中心とした地域で起きるものは似ているようで根本的に違っていて「統合失調症」の割合が極端に高いと考えられる。
統合失調症には抗うつ薬も抗不安薬も効かないし「悪化する」と明記してある。精神科医療の根本的な間違いがこの副作用を生じさせ多くの人の人生を奪ってきたのだ。
この医師は「適応障害」でも前頭葉の萎縮が見られる患者がいることを指摘している。雅子様がなぜこれほど回復に時間がかかったのか、なぜおかしな噂が流れたのか、なぜ皇太子があれほどまでにかたくなになっていたのか、すべての謎は「統合失調症」というキーワードで解けていく。
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