不可解な凶悪犯罪に共通する特徴は何を意味するのか
続発する異常性格者によると言われる凶悪犯罪の原因として犯罪心理学、精神科医などの専門家が口をそろえるのは社会的環境、家庭環境に由来する異常性格の形成である。
誤った教育や劣悪な成育環境、社会的な疎外が歪んだ性格や未熟な感情が形成することは現実にあって、歴史に残る凶悪犯罪や「羊たちの沈黙」のような猟奇的事件もそれが原因であることは周知の事実である。ヒトラーやスターリンなどの狂気の指導者もそのような背景を持っていたことが知られている。これらの背景と最近の不可解な凶悪事件が同じ要因で起きているというのだが、よく調べてみればそこに大きな違いがあることがわかる。
大きな特徴は年少者による「猟奇的」「残虐」な犯罪が急増していることである。
従来の中学生、高校生など年少者による凶悪事件は、いわゆる不良による集団的事件や家庭内暴力の延長線上にあるもので、単独犯の場合は他人には理解できなくても明確な動機、殺意が存在していて「猟奇的」「残虐」「不可解な」「心の闇」というようなキーワードが当てはまるものはほとんど無かったのだ。それがここ十数年の間に急増しているのはどういうことなのだろう?
専門家に言わせれば、情報化社会における「犯罪の低年齢化」、社会構造、経済活動の変化によって少年を取り巻く環境が変わったことが子供たちの心に影響を及ぼしている、ということになるのだろう。確かに携帯やインターネットがライフスタイルを大きく変え、いじめが大きな問題となり学級崩壊など学校や家庭での環境が大きく変化していること自体は事実だがそれだけでは説明できない不可解さが事件には存在している。成人も含め従来の事件には見られなかった次のような特徴がほとんどの犯罪に共通して見られる。
① 精神科の通院歴、ドッラグや脱法ハーブなどの服用歴があり、薬を飲む前後で別人のように性格が変わった。言葉使いが悪くなった、攻撃的で乱暴になったという証言がある。
② 子どもじみた抑制の効かない行為、幼い子供のような仕草、行動、言動が見られる。
③ 犯行の一部始終を直後には明確に記憶していて心神耗弱の可能性はない。
④ 善悪の知識は持っているが悪いことをしたという認識はない。猟奇的、残忍な犯行であるにも関わらずそういう自覚を持っていない。
⑤ 動機があやふや、短絡的である。
⑥ 犯行を隠そうとしたり逃げようとする意思が見られない。あるいは子どもじみた嘘で隠そうとする。
⑦ 取り調べに対しては淡々として子どもっぽい受け答えに終始し、冷徹で感情の無いような行動や言動が見られる。
⑧ つじつまの合わない話、理解できない話、空想のような妄想のような話をする。
⑨ 反省の気持ちや自責の念は長い間表れることはない。
⑩ 犯行を反省している様子が無いのに死刑を望む。
⑪ 精神鑑定の結果は「精神疾患が悪化した」あるいは広汎性発達障害かアスペルガーと診断される。
これらの特徴が何を表すのか?社会の変化がこのような特徴を生むのか?賢明な方なら「専門家」の嘘を見抜くことができるはずだ。このような特徴を持つ犯罪は精神科薬の副作用によって前頭葉が萎縮し記憶知識に何の損傷もなく「感情」だけが半永久的に幼児化する「感情記憶の喪失」が起きたことが原因であって本人には何の罪も無い。薬が無ければ事件は起きることなく、どれだけの命が失われずに済んだことだろうか。専門家の嘘と私の理論とどちらがつじつまが合うか、冷静に考えればわかるはずだ。これは製薬会社と精神科医による巨大な犯罪以外の何物でもない。
息子に起きたこの副作用の詳細は下記を参照してほしい
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